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公開番号2024049318
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-09
出願番号2023105527
出願日2023-06-27
発明の名称光伝送システム、光伝送装置および光伝送方法
出願人富士通株式会社
代理人個人
主分類H04B 10/296 20130101AFI20240402BHJP(電気通信技術)
要約【課題】伝送経路上で信号断が生じても挿入された信号光のレベルを安定して伝送できること。
【解決手段】光伝送装置100には、伝送経路101上の信号光の信号断を検出した上流側の他の光伝送装置100からの信号断の情報、および信号断後のASE光が入力される。光伝送装置100は、信号光を分岐挿入する波長選択光スイッチ121を有する。光伝送装置100の制御部130は、上流の他の光伝送装置100から信号断の情報の入力に基づき、波長選択光スイッチ121の出力を、信号光を所定のターゲットレベルにする出力一定制御から、信号光の減衰量を一定に保持する減衰量一定制御に切り替える。制御部130は、ASE光の入力後には、減衰量一定制御を出力一定制御に戻す制御を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
伝送経路上の信号光の信号断を検出した他の光伝送装置からの信号断の情報、および信号断後のASE光が入力され、信号光を分岐挿入する波長選択光スイッチを有する光伝送装置において、
前記他の光伝送装置から前記信号断の情報の入力に基づき、前記波長選択光スイッチの出力を、前記信号光を所定のターゲットレベルにする出力一定制御から、前記信号光の減衰量を一定に保持する減衰量一定制御に切り替え、
前記ASE光の入力後には、前記減衰量一定制御を前記出力一定制御に戻す、
制御を行う制御部を有する、
ことを特徴とする光伝送装置。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記他の光伝送装置から前記信号断の情報の入力に基づき、自装置から挿入する信号光に対し、前記減衰量一定制御を実施し、
前記ASE光の入力後には、挿入した前記信号光、および前記ASE光に対し、前記出力一定制御を実施する、
ことを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記信号断時の前記信号光の波長数の変化を所定の閾値と比較し、前記信号断時の前記信号光の波長数の変化が前記閾値を超える場合、
自装置から挿入する信号光に対し、前記減衰量一定制御を実施し、
前記ASE光の入力後には、挿入した前記信号光、および前記ASE光に対し、前記出力一定制御を実施する、
ことを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
【請求項4】
前記他の光伝送装置は、前記信号光の信号断復旧時に、前記ASE光の接続断の情報の後、前記信号光の信号復旧の情報を出力し、
前記制御部は、
前記他の光伝送装置から信号断復旧時、はじめに入力される前記ASE光の接続断の情報に基づき、自装置から挿入した前記信号光および前記ASE光に対し、前記減衰量一定制御を実施し、
前記他の光伝送装置から信号断復旧時、次に入力される前記信号光の信号断復旧の情報に基づき、前記伝送経路上の前記信号光、および自装置から挿入した前記信号光に対し、前記出力一定制御を実施する、
ことを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
【請求項5】
伝送経路上に複数の光伝送装置が配置され、前記伝送経路の上流側で信号光の信号断を検出する第1の光伝送装置と、
前記伝送経路の下流側に配置された一つまたは複数の第2の光伝送装置と、を含む光伝送システムにおいて、
前記第1の光伝送装置は、
ASE光源と、
第1の制御部と、を含み、
前記第1の制御部は、
前記伝送経路から入力される信号光の信号断の検出時、
前記信号光の信号断の情報を下流に出力後、前記ASE光源から前記信号光と同じ波長数のASE光を下流に出力し、
前記第2の光伝送装置は、
信号光を分岐挿入する波長選択光スイッチと、
第2の制御部と、を含み、
前記第2の制御部は、
前記第1の光伝送装置が出力する前記信号断の情報の入力に基づき、前記波長選択光スイッチの出力を、前記信号光を所定のターゲットレベルにする出力一定制御から、挿入された信号光の減衰量を一定に保持する減衰量一定制御に切り替え、
前記ASE光の入力後には、前記減衰量一定制御を前記出力一定制御に戻す、
制御を行う、
ことを特徴とする光伝送システム。
【請求項6】
前記第2の制御部は、
前記信号断時の前記信号光の波長数の変化を所定の閾値と比較し、前記信号断時の前記信号光の波長数の変化が前記閾値を超える場合、
自装置から挿入する信号光に対し、前記減衰量一定制御を実施し、
前記ASE光の入力後には、挿入した前記信号光、および前記ASE光に対し、前記出力一定制御を実施する、
ことを特徴とする請求項5に記載の光伝送システム。
【請求項7】
伝送経路上の信号光の信号断を検出した他の光伝送装置からの信号断の情報、および信号断後のASE光が入力され、信号光を分岐挿入する波長選択光スイッチを有する光伝送装置の光伝送方法において、
前記光伝送装置は、
前記他の光伝送装置から前記信号断の情報の入力に基づき、前記波長選択光スイッチの出力を、前記信号光を所定のターゲットレベルにする出力一定制御から、前記信号光の減衰量を一定に保持する減衰量一定制御に切り替え、
前記ASE光の入力後には、前記減衰量一定制御を前記出力一定制御に戻す、
制御を行うことを特徴とする光伝送方法。
【請求項8】
前記光伝送装置は、
前記信号断時の前記信号光の波長数の変化を所定の閾値と比較し、前記信号断時の前記信号光の波長数の変化が前記閾値を超える場合、
自装置から挿入する信号光に対し、前記減衰量一定制御を実施し、
前記ASE光の入力後には、挿入した前記信号光、および前記ASE光に対し、前記出力一定制御を実施する、
ことを特徴とする請求項7に記載の光伝送方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光伝送システム、光伝送装置および光伝送方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
波長分割多重Wavelength Division Multiplexing(WDM)の光伝送システムでは、ネットワーク上の各ノード(局)にReconfigurable Optical Add/Drop Multiplexer(ROADM)あるいはOptical Cross Connect(OXC)を配置することで、各局のROADM間で複数の波長の信号光を挿入および分岐することができる。ROADMおよびOXCは、光アンプ、Wavelength Selective Switch波長選択光スイッチ(WSS)等を含む。
【0003】
各局は、装置内部にAmplified Spontaneous Emission(ASE)光源を有し、伝送路の信号光の信号断時には、ASE光を挿入する。信号断は、例えば、自然あるいは故意のファイバ切断やファイバ抜き作業等により生じる。信号断が生じた障害箇所より下流局では、信号光の波長数減少が生じ、Stimulated Raman Scattering(SRS)やSpectral Hole Burning(SHB)等の変化により、下流局間で伝送状態の信号光に対するチルトやレベル変動が生じる。これら信号光に対するチルトやレベル変動を抑えるため、例えば、障害検出した局は、信号断のチャネル(CH)に変えてASE光を挿入する。障害検出した局は、信号光のCH断を検出すると、内蔵されたASE光源に切り替えを行い、下流局は、そのASE光に対して信号光と同じレベルで制御を行う。
【0004】
先行技術として、例えば、一部の波長のみの断または変動を検出すると、自動レベル一定制御を停止させ、光アンプの利得を固定し、断になった波長が復旧するまで、固定利得制御にしておき、他の波長の信号エラーを起こすことを防ぐ技術がある。また、ある波長の信号光の光入力断による波長数が変化した場合、光アンプをAutomatic Level Control(ALC)からAutomatic Gain Control(AGC)に切り替え、光入力断となった波長に対応する光減衰量を最大値に設定し、復旧の待機状態にし、安定した光伝送を行う技術がある。
【0005】
また、信号光の入力断以前では光減衰量を出力一定制御し、信号光が入力断すると減衰量を一定制御に変更し、信号光が復旧した場合に出力一定制御に戻すことで、信号光の復旧直後でも光出力を目標値に一致させる技術がある。また、伝送路や局内ファイバ抜きでの波長数減少により、SRSやSHBなどが変化することによるチルトやレベル変動を抑えるために、信号が抜けたCHにASE光を挿入する技術がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2000-244411号公報
特開2000-236301号公報
国際公開第2004/057778号(特許3954072号)
米国特許出願公開第2020/0076499号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従来技術において、ファイバ抜きによるあるCHの信号断後、ASE光が挿入されるまでには、Photo Diode(PD)やOptical Channel Monitor(OCM)等の検出部による信号断の検出時間と、WSSによるASE挿入への切り替え時間とが必要となり、例えば、信号断後、合計10秒程度の挿入遅延が発生する。加えて、障害箇所より下流局では、10秒程度の挿入遅延の期間中に、全CHに対する出力一定制御を行うと、波長数が減少した残CHを目標レベルに収束させるWSS制御に時間を要した。この後、ASE光が入力されると、再度SRSの変化により、WSSの制御が収束するまでにさらに時間を要した。このため、障害箇所より下流局で挿入された信号光は、信号断時、信号レベルの収束に時間を要し、安定した伝送が行えなかった。
【0008】
一つの側面では、本発明は、伝送経路上で信号断が生じても挿入された信号光のレベルを安定して伝送できることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一側面によれば、伝送経路上の信号光の信号断を検出した他の光伝送装置からの信号断の情報、および信号断後のASE光が入力され、信号光を分岐挿入する波長選択光スイッチを有する光伝送装置において、前記他の光伝送装置から前記信号断の情報の入力に基づき、前記波長選択光スイッチの出力を、前記信号光を所定のターゲットレベルにする出力一定制御から、前記信号光の減衰量を一定に保持する減衰量一定制御に切り替え、前記ASE光の入力後には、前記減衰量一定制御を前記出力一定制御に戻す、制御を行う制御部を有する、ことを要件とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明の一態様によれば、伝送経路上で信号断が生じても挿入された信号光のレベルを安定して伝送できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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