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公開番号2024048973
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-09
出願番号2022155177
出願日2022-09-28
発明の名称拭き取りシート収納容器
出願人大王製紙株式会社
代理人弁理士法人永井国際特許事務所
主分類B65D 83/08 20060101AFI20240402BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】簡素な構造で自由収納空間を設けつつ、自由収納空間を利用しない場合であってもスペース効率の低下を防止できる、拭き取りシート収納容器を提供する。
【解決手段】上記課題は、収納空間Sを覆うように配置された正面部2、背面部3、及び周面部4~7を有する本体10と、収納空間Sを、正面部2側のシート収納空間S1と、背面部3側の自由収納空間S2とに仕切る間仕切り体20と、正面部2におけるシート収納空間S1にのみ面する位置に設けられた、シート収納空間S1に通じる第1取出口13と、自由収納空間S2にのみ面する位置に設けられた、自由収納空間S2に通じる第2取出口14とを備え、間仕切り体20が着脱可能であり、間仕切り体20を取り外した状態で、シート収納空間S1及び自由収納空間S2が一体的なシート収納空間S1となる、拭き取りシート収納容器1により解決される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
収納空間、前記収納空間の一方側を覆うように配置された正面部、前記収納空間の正面部側と反対側を覆うように配置された背面部、及び前記収納空間の正面部側及び背面部側以外を覆うように配置された周面部を有する本体と、
前記収納空間を、前記正面部側のシート収納空間と、前記背面部側の自由収納空間とに仕切る間仕切り体と、
前記正面部における前記シート収納空間にのみ面する位置に設けられた、前記シート収納空間に通じる第1取出口と、
前記自由収納空間にのみ面する位置に設けられた、前記自由収納空間に通じる第2取出口とを備え、
前記間仕切り体が着脱可能であり、前記間仕切り体を取り外した状態で、前記シート収納空間及び前記自由収納空間が一体的なシート収納空間となる、
ことを特徴とする、拭き取りシート収納容器。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記周面部のうち少なくとも対向する一方の内面と他方の内面とに嵌合部が形成されており、
前記間仕切り体の周縁部が前記嵌合部に取り外し可能に嵌合されることにより、前記収納空間が、前記正面部側のシート収納空間と、前記背面部側の自由収納空間とに仕切られるように構成された、
請求項1記載の拭き取りシート収納容器。
【請求項3】
前記周面部は、上面部、下面部、及び両側面部を有し、
前記上面部が上となる姿勢で吊り下げるための吊り下げ部、及び前記上面部が上となる姿勢で被服若しくはベルトに掛け止める取付部のいずれか一方又は両方を備えた、
請求項1又は2記載の拭き取りシート収納容器。
【請求項4】
前記間仕切り体が前記上面部側から前記下面部側に向かうにつれて前記正面部側に近づく傾斜姿勢で取り付けられることにより、前記収納空間が、前記正面部側のシート収納空間と、前記背面部側の自由収納空間とに仕切られるように構成された、
請求項3記載の拭き取りシート収納容器。
【請求項5】
前記シート収納空間における前記下面部側に、前記シート収納空間に収納された前記拭き取りシートを前記下面部に対して弾性部材を介して支持する支持体を備えており、
前記上面部が上となる姿勢で、前記拭き取りシートが前記支持体により支持された状態では、前記拭き取りシートが前記下面部の内面により前記支持体及び前記弾性部材を介さずに支持された状態と比べて、前記拭き取りシートにおける前記正面部と対向する面の中心が前記第1取出口に近くなるように構成された、
請求項3記載の拭き取りシート収納容器。
【請求項6】
前記第2取出口は、前記周面部における前記自由収納空間にのみ面する位置に設けられた、
請求項1又は2記載の拭き取りシート収納容器。
【請求項7】
前記本体は、前記正面部側の第1部分と前記背面部側の第2部分とを有し、
前記第1部分は、前記周面部の一部に設けられた接続部において前記第2部分に対して接続されるとともに、前記第2部分に一体化する位置と前記第2部分から離れた位置との間で、前記接続部を中心部として回動自在となっており、
前記間仕切り体は前記第1部分内に着脱可能に取り付けられた、
前記第1部分が前記第2部分と一体化する位置では前記第1部分の内空及び前記第2部分の内空が合体して前記収納空間が構成され、
前記第1部分が前記第2部分から離れた位置まで回動することにより、前記自由収納空間が前記本体の外部に開口する、
請求項1又は2記載の拭き取りシート収納容器。
【請求項8】
前記第1取出口は、前記シート収納空間の上下方向の寸法をy1とし、前記拭き取りシートの上下方向の寸法をy2としたとき、前記シート収納空間の上下方向の中央から下方に(y1-y2)/2以上離れた位置まで延びている、
請求項3記載の拭き取りシート収納容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、拭き取りシート収納容器に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
ウエットティシュー等の拭き取りシートは、ポップアップ式で取り出し可能に積層されたシート束をフィルム包装した包装体の形態で、収納容器に収納されて使用される。収納容器は内部に通じる取り出し口を備えており、包装体には収納容器の取り出し口と対向する位置に開封口が設けられており、包装体内の拭き取りシートは開封口及び取出し口を通り、収納容器外に取り出することが可能である(例えば特許文献1、2参照)。
【0003】
近年では、犬の散歩の際、排泄後にお尻を拭くためのウエットティシューと、糞を回収するためのビニル袋を携行することがある。また、他の用途では、ビニル袋ではなく、ビニル手袋や、ドライティシュー等、他のシート状物品を携行する場合もある。
【0004】
しかし、従来の収納容器は拭き取りシートの収納しか想定していないため、拭き取りシート以外の物品は別途携帯する必要があり、そのために小型のバッグを用いる等、煩雑となっていた。
【0005】
一方、拭き取りシート以外に、小物等を自由に収納できる自由収納空間を備えた拭き取りシート収納容器(特許文献3参照)も提案されているが、この収納容器は自由収納空間が独立的に確保されているため、自由収納空間を利用しない場合にはスペース効率が低い等の問題点を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2009-007016号公報
特開2019-172331号公報
特開2019-172331号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そこで、本発明の主たる課題は、簡素な構造で自由収納空間を設けつつ、自由収納空間を利用しない場合であってもスペース効率の低下を防止できる、拭き取りシート収納容器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決した本発明の拭き取りシート収納容器は、以下のとおりである。
<第1の態様>
収納空間、前記収納空間の一方側を覆うように配置された正面部、前記収納空間の正面部側と反対側を覆うように配置された背面部、及び前記収納空間の正面部側及び背面部側以外を覆うように配置された周面部を有する本体と、
前記収納空間を、前記正面部側のシート収納空間と、前記背面部側の自由収納空間とに仕切る間仕切り体と、
前記正面部における前記シート収納空間にのみ面する位置に設けられた、前記シート収納空間に通じる第1取出口と、
前記自由収納空間にのみ面する位置に設けられた、前記自由収納空間に通じる第2取出口とを備え、
前記間仕切り体が着脱可能であり、前記間仕切り体を取り外した状態で、前記シート収納空間及び前記自由収納空間が一体的なシート収納空間となる、
ことを特徴とする、拭き取りシート収納容器。
【0009】
(作用効果)
本拭き取りシート収納容器によれば、間仕切り体を着脱することによりシート収納空間及び自由収納空間を有する状態と、シート収納空間のみの状態とを選択できるため、簡素な構造で自由収納空間を設けつつ、自由収納空間を利用しない場合であってもスペース効率の低下を防止できる。
【0010】
<第2の態様>
前記周面部のうち少なくとも対向する一方の内面と他方の内面とに嵌合部が形成されており、
前記間仕切り体の周縁部が前記嵌合部に取り外し可能に嵌合されることにより、前記収納空間が、前記正面部側のシート収納空間と、前記背面部側の自由収納空間とに仕切られるように構成された、
第1の態様の拭き取りシート収納容器。
(【0011】以降は省略されています)

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