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公開番号2024048885
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-09
出願番号2022155024
出願日2022-09-28
発明の名称画像形成装置及び表示制御方法
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B41J 29/42 20060101AFI20240402BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】装置構成図の表示を制御することで、装置の状態に応じた適切な装置情報の提供が可能な画像形成装置等を提供する。
【解決手段】装置の稼働状況を集約した情報画面を表示する表示部と、前記表示部における表示制御が可能な制御部とを備え、前記制御部は、画像形成に関するジョブの実行の検知結果に基づき、前記装置の外観を模した装置構成図の前記情報画面上における表示を制御する画像形成装置。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
装置の稼働状況を集約した情報画面を表示する表示部と、
前記表示部における表示制御が可能な制御部とを備え、
前記制御部は、
画像形成に関するジョブの実行の検知結果に基づき、前記装置の外観を模した装置構成図の前記情報画面上における表示を制御することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記装置構成図の表示に関し、前記ジョブの実行に伴う動作箇所に対応する箇所を強調表示することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記ジョブの実行モードの選択を受付ける基本画面において、装置設定の入力を受付ける装置設定項目の表示が有効である場合、
前記制御部は、
前記画像形成に関するジョブの実行を検知しない場合、前記装置構成図の表示を制限して前記装置設定項目に対応する装置設定アイコンを表示し、
前記画像形成に関するジョブの実行を検知した場合、前記装置設定アイコンの表示位置に前記装置構成図を表示することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記画像形成に関するジョブの実行を検知した場合、前記装置設定アイコンに重畳して前記装置構成図を表示することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記画像形成に関するジョブの実行を検知した場合、前記装置構成図の表示可否を問合わせる画面を表示することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記装置構成図の表示に関する設定を受付ける受付部を備え、
前記制御部は、
前記装置構成図の常時表示が不可に設定された場合、前記画像形成に関するジョブの実行を検知したとしても前記装置構成図の表示を制限し、前記画像形成に関するジョブの実行の継続が阻害される事象が発生した場合、前記装置構成図を前記情報画面に表示することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記画像形成に関するジョブの実行の継続が阻害される事象は、前記画像形成に係る消耗品の残量低下又はエラーの発生であることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記制御部は、
前記装置構成図の常時表示が可に設定された場合、前記画像形成に関するジョブの実行の検知の有無に関わらず前記装置構成図を前記情報画面に表示し、
前記装置構成図の表示に関し、ユーザにより指定された前記装置の稼働状況を表す情報を反映する箇所を強調表示することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項9】
装置の稼働状況を集約した情報画面を表示装置に表示し、
前記表示装置における表示を制御する表示制御方法であって、
画像形成に関するジョブの実行の検知結果に基づき、前記装置の外観を模した装置構成図の前記情報画面上における表示を制御することを特徴とする表示制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置等に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
複合機等の画像形成装置には、消耗品の残量に関する消耗品情報や、装置の状態に関する状態情報といった装置の稼働状況に関する装置情報を集約し、情報画面として表示するものが知られている。情報画面は、装置起動時の初期画面として設定が可能であり、また、ジョブの実行モードの切替え等を受付ける基本画面や、コピー等の各実行モードに基づく設定画面といった各種表示画面を介して呼出可能に構成され、任意のタイミングでの装置情報の取得が容易であることから、ユーザによる参照頻度が高い表示画面の一つである。
【0003】
ところで、画像形成装置の中には、装置内における用紙搬送状況や、ジャム等の異常が発生した箇所を装置の外観を模した装置構成図に表示するものがある。ユーザは、表示装置に表示された装置構成図を参照することにより、用紙搬送状況や、異常が発生した箇所を視覚的にイメージし、装置状態を把握することができる。
【0004】
例えば、特許文献1には、装置構成図と、それに重ねて各給紙カセットから搬送される用紙の搬送状態を操作パネルに表示し、ジャムの発生が検知された場合には、当該ジャムの発生位置を表示する画像形成装置の表示装置について開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2005-178241号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
視覚的な報知効果に優れた装置構成図を情報画面に併せて表示することで、ユーザは装置の状態に応じた適切な装置情報の取得が可能になると期待される。しかしながら、情報画面に対して装置構成図を表示可能に構成する試みは、これまでになされてこなかった。例えば、情報画面が表示されている最中に、プリントやコピーに係るジョブが実行された場合において、用紙の給紙元の給紙トレイをユーザが確認したい場合、一旦、プリントやコピー等に係る各実行モードに係る設定画面に表示画面を切替える等して給紙元を確認する必要があった。
【0007】
特許文献1に係る表示装置は、用紙搬送状況や、ジャムの発生等を装置構成図として表示するものであるが、ユーザは、操作パネルに表示される表示モード切替キーを操作し、通常の装置表示である通常表示モードから装置構成図の表示に係る用紙搬送表示モードに切り替える必要があり、操作性に優れるものではなかった。
【0008】
本開示は、装置構成図の表示を制御することで、装置の状態に応じた適切な装置情報の供給が可能な画像形成装置等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、本開示に係る画像形成装置は、装置の稼働状況を集約した情報画面を表示する表示部と、前記表示部における表示制御が可能な制御部とを備え、前記制御部は、画像形成に関するジョブの実行の検知結果に基づき、前記装置の外観を模した装置構成図の前記情報画面上における表示を制御することを特徴としている。
【0010】
また、本開示に係る表示制御方法は、装置の稼働状況を集約した情報画面を表示装置に表示し、前記表示装置における表示を制御する表示制御方法であって、画像形成に関するジョブの実行の検知結果に基づき、前記装置の外観を模した装置構成図の前記情報画面上における表示を制御することを特徴としている。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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