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公開番号2024048711
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-09
出願番号2022154779
出願日2022-09-28
発明の名称耐震性評価装置
出願人大和ハウス工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G01M 99/00 20110101AFI20240402BHJP(測定;試験)
要約【課題】既存建物において、耐震性の評価に必要な情報を効率的に取得することが可能な耐震性評価装置を提供する。
【解決手段】耐震性評価装置は、既存建物の耐震性を評価する耐震性評価装置であって、既存建物の構造、構成要素及び使用状態のうち、少なくとも一つの項目に対して設定された複数の候補のうち、ユーザに選択された選択候補を特定する特定部と、複数の候補のそれぞれと対応付けて記憶された候補毎の情報のうち、選択候補と対応付けられた情報に基づいて、耐震性を評価する評価部と、を備える。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
既存建物の耐震性を評価する耐震性評価装置であって、
前記既存建物の構造、構成要素及び使用状態のうち、少なくとも一つの項目に対して設定された複数の候補のうち、ユーザに選択された選択候補を特定する特定部と、
前記複数の候補のそれぞれと対応付けて記憶された候補毎の情報のうち、前記選択候補と対応付けられた情報に基づいて、前記耐震性を評価する評価部と、
を備える、耐震性評価装置。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記少なくとも一つの項目について、前記複数の候補のいずれにも該当しない内容が存在する場合に、前記内容に関する情報の入力を受け付ける第1受付部を備え、
前記評価部は、前記選択候補と対応付けられた情報と、前記第1受付部で入力された情報とに基づいて、前記耐震性を評価する、請求項1に記載の耐震性評価装置。
【請求項3】
前記第1受付部は、前記既存建物の外形形状に関する数値情報の入力を受け付ける、請求項2に記載の耐震性評価装置。
【請求項4】
前記第1受付部は、前記既存建物の外観が撮影された画像を解析することにより得られる解析結果情報の入力を受け付ける、請求項2に記載の耐震性評価装置。
【請求項5】
前記第1受付部は、前記既存建物を対象として所定の前記構成要素に関する非破壊検査を行うことにより得られる検査情報の入力を受け付ける、請求項2に記載の耐震性評価装置。
【請求項6】
前記特定部は、ユーザに選択された前記既存建物の図面に基づいて、前記少なくとも一つの項目について、前記複数の候補の中から前記選択候補を特定する、請求項1に記載の耐震性評価装置。
【請求項7】
前記評価部による耐震性の評価結果に応じて、前記少なくとも一つの項目について、現時点の既存建物には含まれていない情報であって既存建物の補強に関する追加情報の入力を受け付ける第2受付部を更に備え、
前記評価部は、前記選択候補と対応付けられた情報と、前記第1受付部で入力された情報と、前記第2受付部で受け付けた前記追加情報とに基づいて、前記耐震性を評価する、請求項2に記載の耐震性評価装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、耐震性評価装置に係り、特に、既存建物の耐震性を評価する耐震性評価装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
建物の耐震性を評価する手段として、評価対象となる建物の構造を示す図面データ等の情報に基づいて解析用モデルを作成し、この解析用モデルに基づいて耐震性を評価する装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-276474号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
既存建物の耐震性を評価するには、既存建物の仕様、構造、構成要素、又は使用状態等に関する諸々の情報が必要となるが、従来、既存建物の耐震性を評価する際には、具体的な設計値及び形状等の情報をユーザが入力していた。この場合には、情報入力の手間を要し、必要な情報の入力数が増えるほど、入力作業の負担が大きくなる。また、既存建物については、上記の情報の所在が分からない場合があり、その場合には、入力すべき情報の取得が困難となる。
【0005】
そこで、本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、既存建物において耐震性を評価する際の手間を軽減することが可能な耐震性評価装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題は、本発明の耐震性評価装置によれば、既存建物の耐震性を評価する耐震性評価装置であって、既存建物の構造、構成要素及び使用状態のうち、少なくとも一つの項目に対して設定された複数の候補のうち、ユーザに選択された選択候補を特定する特定部と、複数の候補のそれぞれと対応付けて記憶された候補毎の情報のうち、選択候補と対応付けられた情報に基づいて、耐震性を評価する評価部と、を備えることにより解決される。
【0007】
上記のように構成された本発明の耐震性評価装置では、既存建物の耐震性を評価するのに必要な情報を取得(入力)する際に、あらかじめ設定された複数の候補の中から、既存建物に該当する選択候補を選択すればよく、上記の情報を効率的に取得することができる。これにより、既存建物において耐震性を評価する際の手間を軽減することができる。
【0008】
また、上記の耐震性評価装置において、既存建物の構造、構成要素及び使用状態のうち、少なくとも一つの項目について、複数の候補のいずれにも該当しない内容が存在する場合に、その内容に関する情報の入力を受け付ける第1受付部を備え、評価部は、選択候補と対応付けられた情報と、第1受付部で入力された情報とに基づいて、耐震性を評価してもよい。
上記の構成によれば、耐震性評価装置は、複数の候補のいずれにも該当しない内容が存在する場合に、その内容に関する情報の入力を受け付けることで、耐震性の評価に必要な情報をより効率的に取得することができる。これにより、既存建物において耐震性を評価する際の手間をより軽減することができる。
【0009】
また、上記の耐震性評価装置において、第1受付部は、既存建物の外形形状に関する数値情報の入力を受け付けてもよい。
上記の構成によれば、複数の候補のいずれにも該当しない内容として、既存建物の外形形状に関する数値情報の入力を受け付けるので、耐震性の評価に必要な情報をより効率的に取得することができる。これにより、既存建物において耐震性を評価する際の手間をより軽減することができる。
【0010】
また、上記の耐震性評価装置において、第1受付部は、既存建物の外観が撮影された画像を解析することにより得られる解析結果情報の入力を受け付けてもよい。
上記の構成によれば、耐震性の評価に必要な情報として、既存建物の外形形状及び外形寸法等に関する情報をより効率的に取得することができる。これにより、既存建物において耐震性を評価する際の手間をより軽減することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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