TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024048134
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-08
出願番号2022154017
出願日2022-09-27
発明の名称充放電システム
出願人河村電器産業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H02J 7/00 20060101AFI20240401BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】配線ロスを低減することができる充放電システムを提供する。
【解決手段】、パワーコンディショナー3と充放電装置4との間では、系統電源1の交流電力よりも高い電圧の直流電力の送電が行われる。配線ロスは、電流値の二乗と、抵抗値の積で決まる(I2×R)。従って、パワーコンディショナー3と充放電装置4との間の配線L1aにおける電圧を高くすることで、当該箇所における配線ロスを低減することができる。更に、パワーコンディショナー3は、充放電装置4と別体の装置として、接続線L1に設けられる。そのため、パワーコンディショナー3の構成要素が充放電装置4の内部に組み込まれる構成(図2参照)に比して、配線ロスが少ない配線L1aの配線長を長くすることができる。以上より、充放電システム100の配線ロスを低減することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
DC/DC変換部を有し、充放電対象物に対して充放電を行う充放電装置と、
系統電源と接続される分電盤と、
前記系統電源に対して系統連系し、AC/DC変換部を有するパワーコンディショナーと、
前記充放電装置と前記分電盤とを接続する接続線と、を備え、
前記パワーコンディショナーと前記充放電装置との間では、前記系統電源の交流電力よりも高い電圧の直流電力の送電が行われ、
前記パワーコンディショナーは、前記充放電装置と別体の装置として、前記接続線に設けられる、充放電システム。
続きを表示(約 170 文字)【請求項2】
前記パワーコンディショナーは、前記接続線において、前記分電盤側に設けられる、請求項1に記載の充放電システム。
【請求項3】
二台以上の前記充放電装置を備え、
二台以上の前記充放電装置は、前記パワーコンディショナーに対し、分岐する前記接続線によって並列に接続される、請求項1に記載の充放電システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、充放電システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、充放電対象物に対して充放電を行う充放電システムとして、特許文献1に記載されたものが知られている。この充放電システムは、複数の充放電装置を有しており、各充放電装置は分電盤に個別に直接接続される。充放電装置は、AC/DC変換部と、DC/DC変換部と、を備えている。分電盤と充放電装置とは、接続線を介して互いに接続される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-202697号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、上述の充放電システムでは、分電盤と充放電装置との間の配線ロスが大きくなるという問題があった。そこで、配線ロスを低減することができる充放電システムが求められていた。
【0005】
本発明は、配線ロスを低減することができる充放電システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る充放電システムは、DC/DC変換部を有し、充放電対象物に対して充放電を行う充放電装置と、系統電源と接続される分電盤と、系統電源に対して系統連系し、AC/DC変換部を有するパワーコンディショナーと、充放電装置と分電盤とを接続する接続線と、を備え、パワーコンディショナーと充放電装置との間では、系統電源の交流電力よりも高い電圧の直流電力の送電が行われ、パワーコンディショナーは、充放電装置と別体の装置として、接続線に設けられる。
【0007】
本発明に係る充放電システムでは、充電時において、パワーコンディショナーは、系統電源から分電盤を介して供給された交流電力を直流電力に変換して、充放電装置へ送電する。充放電装置は、直流電力の電圧を調整して、充放電対象物に充電することができる。また、放電時において、充放電対象物から放電された充放電装置は、直流電力の電圧を調整して、パワーコンディショナーへ送電する。ここで、パワーコンディショナーと充放電装置との間では、系統電源の交流電力よりも高い電圧の直流電力の送電が行われる。配線ロスは、電流値の二乗と、抵抗値の積で決まる。従って、パワーコンディショナーと充放電装置との間の接続線における電圧を高くすることで、当該箇所における配線ロスを低減することができる。更に、パワーコンディショナーは、充放電装置と別体の装置として、接続線に設けられる。そのため、パワーコンディショナーの構成要素が充放電装置の内部に組み込まれる構成に比して、配線ロスが少ない箇所の配線長を長くすることができる。以上より、充放電システムの配線ロスを低減することができる。
【0008】
パワーコンディショナーは、接続線において、分電盤側に設けられてよい。この場合、配線ロスが少ない箇所の配線長を長くすることができる。
【0009】
充放電システムは、二台以上の充放電装置を備え、二台以上の充放電装置は、パワーコンディショナーに対し、分岐する接続線によって並列に接続される。この場合、充放電装置の数を増設するときに、充放電装置だけ増設し、パワーコンディショナーの増設を不要とすることができる。従って、省ペース、及び低コストにて充放電装置の増設を行うことができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、配線ロスを低減することができる充放電システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
超音波振動体の支持方法
10日前
株式会社発明屋
太陽光発電装置
8日前
西芝電機株式会社
回転電機
23日前
株式会社アイシン
回転電機
23日前
株式会社力電
電力システム
10日前
株式会社LIMNO
充電装置
8日前
個人
スイッチドリラクタンスモータ装置
24日前
株式会社ダイヘン
開閉装置
24日前
豊田合成株式会社
送電装置
24日前
株式会社タツノ
供給ステーション
24日前
個人
チョッパ型双方向ACDCコンバータ
17日前
株式会社ダイヘン
電圧調整装置
18日前
トヨタ自動車株式会社
回転電機
17日前
ミネベアミツミ株式会社
モータ
23日前
株式会社豊田自動織機
電動圧縮機
18日前
住友重機械工業株式会社
レーザ電源装置
18日前
株式会社デンソー
制御装置
23日前
株式会社デンソー
バーニアモータ
24日前
矢崎総業株式会社
非接触給電装置
17日前
住友重機械工業株式会社
レーザ電源装置
18日前
株式会社GSユアサ
電源装置およびその組立方法
17日前
トヨタ自動車株式会社
コイル線の製造方法
19日前
株式会社明電舎
回転機
4日前
株式会社デンソー
半導体装置
3日前
学校法人金沢工業大学
高周波整流回路
23日前
株式会社デンソー
電力変換装置
18日前
株式会社デンソー
電子制御装置
24日前
東海電子株式会社
電子機器およびプログラム
19日前
東洋電機製造株式会社
制御装置
24日前
株式会社アイシン
電動アクチュエータ
25日前
マレリ株式会社
車両用電源装置
23日前
トヨタ自動車株式会社
回生回路内蔵デバイス
24日前
ニデック株式会社
モータ
24日前
ダイハツ工業株式会社
車両用制御装置
4日前
株式会社豊田自動織機
モータ制御装置
1日前
株式会社アイシン
車両用駆動装置
18日前
続きを見る