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公開番号2024047849
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-08
出願番号2022153576
出願日2022-09-27
発明の名称育毛用組成物
出願人サンスター株式会社
代理人
主分類A61K 8/86 20060101AFI20240401BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】本発明の課題は、亜鉛を安定に配合し、かつ毛髪内に効果的に亜鉛元素を導入するような製剤を提供する。
【解決手段】育毛用組成物は、グルコン酸亜鉛、キレート剤、エタノール、及びポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を含有し、さらにタウリンを含有する。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項１】
グルコン酸亜鉛、キレート剤、エタノール、及びポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を含むことを特徴とする育毛用組成物。
続きを表示（約 160 文字）【請求項２】
前記グルコン酸亜鉛を０．８質量％以上含有することを特徴とする請求項１に記載の育毛用組成物。
【請求項３】
前記エタノールを３５質量％以下含有することを特徴とする請求項１に記載の育毛用組成物。
【請求項４】
さらに、タウリンを含むことを特徴とする請求項３に記載の育毛用組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、亜鉛化合物を含有する育毛用組成物に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
加齢とともに毛髪のハリ・コシは減少するが、特許文献１に示すように、亜鉛化合物を育毛用組成物に配合すると毛髪のハリ・コシが向上する。オウゴンエキス、及び亜鉛化合物を配合した育毛剤組成物において白濁が発生するが、シクロヘキサンジカルボン酸とポリオキシエチレンモノアルキルエーテルとのジエステルを配合することによりこれを抑制できることが知られている。しかし、このジエステルは配合量によってはべたついた使用感にもなりうるため、特許文献１の解決手段を用いずに白濁や沈殿が抑制された育毛用組成物を提供する必要があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１８－１０４３１９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本発明の課題は、亜鉛を安定に配合し、かつ毛髪内に効果的に亜鉛元素を導入するような製剤を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
上記課題を解決するための育毛用組成物は、亜鉛化合物としてグルコン酸亜鉛を含有し、さらに、界面活性剤とキレート剤を含有することを特徴とする。
【発明の効果】
【０００６】
本発明の育毛用組成物によれば、亜鉛化合物を安定に製剤中に配合することができる。さらに、使用前後で毛髪内に効果的に亜鉛を導入することが可能となる。
【発明を実施するための形態】
【０００７】
以下、本発明に係る実施形態を説明する。
【０００８】
本発明は、育毛用組成物を包含する。本発明の育毛用組成物は、グルコン酸亜鉛、キレート剤、及びポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を含む。
【０００９】
育毛用組成物中のグルコン酸亜鉛の含有量は毛髪にハリ・コシを付与する作用が発揮される範囲内であれば特に制限されないが、グルコン酸亜鉛は育毛用組成物中に０．５～１０質量％含有されていることが好ましい。グルコン酸亜鉛は、０．８～５．０質量％含有されていることがより好ましい。５．０質量％以上の場合、本技術においてエタノールを含有していることから、低温における安定性が悪くなる可能性があるため好ましくない。
【００１０】
キレート剤は、育毛用組成物中に０．０５～０．５質量％含有されていることが好ましい。キレート剤は、育毛用組成物中に０．１～０．４質量％含有されていることがより好ましい。
（【００１１】以降は省略されています）

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