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公開番号2024047818
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-08
出願番号2022153517
出願日2022-09-27
発明の名称食品用包装容器
出願人個人
代理人個人,個人,個人
主分類B65D 85/00 20060101AFI20240401BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】食品を華やかに装飾することが可能な食品用包装容器を提供する。
【解決手段】食品用包装容器10は、蓋を有する箱状に形成された容器本体12と、容器本体の底部に設けられ、天面13tにカットケーキCが配置される台部13と、台部13の周囲に設けられ、花Fから延びる茎Sが装着される装飾部14とを備えている。台部13と装飾部と14の高さH11,H21は、台部13の天面13tにカットケーキCが配置されると、カットケーキCの高さ位置(高さH1)が装飾部14に装着された花Fの高さ位置(高さH2)より高くなるように形成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
蓋を有する箱状に形成された容器本体と、
前記容器本体の底部に設けられ、天面に食品が配置される台部と、
前記台部の周囲に設けられ、植物の軸部が装着される装飾部とを備え、
前記台部と前記装飾部との高さは、前記台部の天面に前記食品が配置されると、前記食品の高さ位置が前記装飾部に装着された植物の高さ位置より高い食品用包装容器。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記台部は、保冷材が収納される空間が形成された請求項1記載の食品用包装容器。
【請求項3】
前記台部の周壁面に、通気口が形成された請求項2記載の食品用包装容器。
【請求項4】
前記台部は、複数の小台部に分割され、
前記装飾部は、前記複数の小台部同士の間にも設けられた請求項1から3のいずれかの項に記載の食品用包装容器。
【請求項5】
前記装飾部は、前記台部を囲う各辺が長さ方向の一方の端部が高く、他方の端部が低く形成された請求項1から3のいずれかの項に記載の食品用包装容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ケーキ、クッキーやチョコレートなどの食品を収納可能な食品用包装容器に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
食品用包装容器は、食品を収納するだけでなく、例えば、蓋を開けた際に、華やかさがあると、食品が豪華に見える。特に、自家用だけでなく贈答用であれば、見栄えのよい方が喜ばれる。このような華やかさを醸し出す食品用包装容器として、特許文献1に記載されたものが知られている。
【0003】
特許文献1に記載の菓子類包装箱は、上端開口を有する箱本体と菓子用ケーシングとを備え、箱本体内の底部に床部材を設置すると共に、この床部材の略中心部に支持穴を形成し、この支持孔に菓子用ケーシングを内嵌め固定し、ケーシングの周囲に生け花等用環状養生部材を外嵌めした状態で床部材の表面に固着し、この環状養生部材が略隠れる状態に生けたものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実願平2-403412号(実開平4-89785号)のマイクロフィルム
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1に記載の菓子類包装箱では、菓子ケーシングに洋菓子等が収容されるため、洋菓子等を取り出すときには、生け花等用環状養生部材に刺した状態で立設された生花等を避けながら取り出さなければならない。また、蓋を開けたときに洋菓子等が見えず、生花等が菓子ケーシングの環状に見えるだけである。
そのため、特許文献1には、菓子販売店において、洋菓子等を生花等によって華やかさを倍増させるということが記載されているが、これでは、生花等が役目を果たしていない。
【0006】
そこで本発明は、食品を華やかに装飾することが可能な食品用包装容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の食品用包装容器は、蓋を有する箱状に形成された容器本体と、前記容器本体の底部に設けられ、天面に食品が配置される台部と、前記台部の周囲に設けられ、植物の軸部が装着される装飾部とを備え、前記台部と前記装飾部との高さは、前記台部の天面に前記食品が配置されると、前記食品の高さ位置が前記装飾部に装着された植物の高さ位置より高いことを特徴としたものである。
【0008】
本発明の食品用包装容器によれば、台部の天面に配置された食品の高さ位置が、装飾部に装着された植物の高さ位置より高くなるように形成されていることで、食品を華やかに見せながら、食品を目立たせることができる。
【0009】
前記台部は、保冷材が収納される空間が形成されたものとすることができる。台部に保冷材が収納されていることで、容器本体内を低温に保つことができるので、食品を長持ちさせることができ、台部の周囲の植物の状態を維持することができる。
【0010】
前記台部の周壁面に、通気口が形成されたものとすることができる。そうすることで、容器本体内の空気を効率よく冷却することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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