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公開番号2024046772
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-05
出願番号2022152047
出願日2022-09-26
発明の名称基地局装置、端末装置、及び通信方法
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類H04W 76/20 20180101AFI20240329BHJP(電気通信技術)
要約【課題】アイドル状態でブロードキャストモードにある端末装置を効率的にユニキャストモードに切り替えることが可能な基地局装置、端末装置、及び通信方法を提供する。
【解決手段】ブロードキャスト及びユニキャストで情報通信可能な基地局装置であって、アイドル状態(RRC_IDLE)の端末装置に対して第1信号をブロードキャストで送信し、第1信号に基づき通信品質の劣化を示す否定応答(NACK)情報を含む第2信号を端末装置から受信する送受信部と、第2信号に含まれる否定応答情報に基づいて、端末装置との間でブロードキャストでの通信の継続が困難か判定する判定部と、判定部においてブロードキャストでの通信が困難と判定された際に、ユニキャストへの切り替え通知情報を含む第3信号を端末装置に送信するよう送受信部に命令する制御部とを備える。
【選択図】図4A
特許請求の範囲【請求項1】
ブロードキャスト及びユニキャストで情報通信可能な基地局装置であって、
アイドル状態(RRC_IDLE)の端末装置に対して第1信号を前記ブロードキャストで送信し、前記第1信号に基づき通信品質の劣化を示す否定応答(NACK)情報を含む第2信号を前記端末装置から受信する送受信部と、
前記第2信号に含まれる前記否定応答情報に基づいて、前記端末装置との間で前記ブロードキャストでの通信の継続が困難か判定する判定部と、
前記判定部において前記ブロードキャストでの通信が困難と判定された際に、前記ユニキャストへの切り替え通知情報を含む第3信号を前記端末装置に送信するよう前記送受信部に命令する制御部と
を具備する基地局装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記第2信号はプリアンブル信号である、請求項1記載の基地局装置。
【請求項3】
前記第3信号は、前記プリアンブル信号に対する応答であるプリアンブル受信応答信号である、請求項2記載の基地局装置。
【請求項4】
前記判定部は、所定期間内に前記第2信号を受信した回数に基づいて、前記端末装置との間で前記ブロードキャストでの通信の継続が困難か判定する、請求項2記載の基地局装置。
【請求項5】
前記第2信号及び前記第3信号は、ランダムアクセス手順(Random Access Procedure)において送受信される信号である、請求項1記載の基地局装置。
【請求項6】
前記第2信号は、前記基地局装置と前記端末装置との間の通信状況に関する情報を更に含むRRC(Radio Resource Control)接続要求信号(RRC Setup Request)である、請求項1記載の基地局装置。
【請求項7】
前記第3信号は、RRC接続設定信号(RRC Setup)である、請求項6記載の基地局装置。
【請求項8】
前記判定部は、前記第2信号に含まれる前記否定応答情報と、前記基地局装置と前記端末装置との間の通信状況に関する情報に基づいて、前記端末装置との間で前記ブロードキャストでの通信の継続が困難か判定する、請求項6記載の基地局装置。
【請求項9】
前記第2信号はプリアンブル信号であり、
前記制御部は、前記第2信号に含まれる前記否定応答情報に基づいて、前記プリアンブル信号に対する応答であり且つ前記基地局装置と前記端末装置との間の通信状況に関する情報の要求を含むプリアンブル受信応答信号を前記端末装置に第4信号として送信するよう前記送受信部に命令し、
前記第4信号に応答して、前記送受信部は、前記基地局装置と前記端末装置との間の通信状況に関する情報を更に含むRRC接続要求信号(RRC Setup Request)を第5信号として前記端末装置から受信し、
前記判定部は、前記第5信号に含まれる前記基地局装置と前記端末装置との間の通信状況に関する情報に基づいて、前記端末装置との間で前記ブロードキャストでの通信の継続が困難か判定する、請求項1記載の基地局装置。
【請求項10】
前記制御部は、第2信号を1回受信すると、前記第4信号を前記送受信部に送信させる、請求項9記載の基地局装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の一態様は、基地局装置、端末装置、及び通信方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
3GPP(3rd Generation Partnership Project) Release 17において、MBS(Multicast and Broadcast Service)が仕様化に向けて検討されている。マルチキャスト(Multicast)モードでは、シグナリングやACK/NACKのフィードバック送信をサポートするために通信接続状態での通信が必要である。他方で、ブロードキャスト(Broadcast)モードでは、通信接続状態だけでなく、アイドル状態での通信も可能である。また特許文献1には、LTE(Long Term Evolution)_Idle状態において、ACK/NACKのフィードバックをプリアンブル信号で送信することが検討されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-123679号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、アイドル状態でのブロードキャスト受信において通信品質の劣化が生じた場合、その改善手順は明確には規定されていない。そのため、ブロードキャストモードでは良好な通信が困難となる恐れがある。このような場合の対策については、特許文献1にも何ら記載がない。
【0005】
本発明の一形態は、アイドル状態でブロードキャストモードにある端末装置を効率的にユニキャストモードに切り替えることが可能な基地局装置、端末装置、及び通信方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一形態に係る基地局装置は、ブロードキャスト及びユニキャストで情報通信可能な基地局装置であって、アイドル状態(RRC_IDLE)の端末装置に対して第1信号を前記ブロードキャストで送信し、第1信号に基づき通信品質の劣化を示す否定応答(NACK)情報を含む第2信号を端末装置から受信する送受信部と、第2信号に含まれる否定応答情報に基づいて、端末装置との間で前記ブロードキャストでの通信の継続が困難か判定する判定部と、判定部においてブロードキャストでの通信が困難と判定された際に、ユニキャストへの切り替え通知情報を含む第3信号を端末装置に送信するよう送受信部に命令する制御部とを備える。
【0007】
本発明の一形態に係る端末装置は、ブロードキャスト及びユニキャストで情報通信可能な端末装置であって、アイドル状態(RRC_IDLE)において、基地局装置からブロードキャストで送信された第1信号に対する否定応答(NACK)情報を含む第2信号を基地局装置に送信し、ブロードキャストからユニキャストへの切り替え通知情報を含む第3信号を受信する送受信部と、第3信号を受信した際に、基地局装置との通信方法をブロードキャストからユニキャストに切り替える制御部とを備える。
【0008】
本発明の一形態に係る通信方法は、基地局装置が第1信号をアイドル状態(RRC_IDLE)の端末装置に対してブロードキャストで送信することと、端末装置が、第1信号に基づき通信品質の劣化を示す否定応答(NACK)情報を含む第2信号を基地局装置に対して送信することと、基地局装置が、第2信号に含まれる否定応答情報に基づいて、端末装置との間でブロードキャストでの通信の継続が困難か判定することと、ブロードキャストでの通信が困難と判定された際に、基地局装置が、ユニキャストへの切り替え通知情報を含む第3信号を端末装置に対して送信することと、第3信号を受信した際に、端末装置が、基地局装置との通信方法をブロードキャストからユニキャストに切り替えることとを備える。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係る通信システムの概念図。
第1実施形態に係る基地局装置のブロック図。
第1実施形態に係る端末装置のブロック図。
第1実施形態に係る通信方法の概念図。
第1実施形態に係る通信方法におけるシーケンスを示す概念図。
第1実施形態に係る通信方法の概念図。
第1実施形態に係る通信方法におけるシーケンスを示す概念図。
第1実施形態に係るプリアンブル信号の概念図。
第1実施形態に係る基地局装置の動作を示すフローチャート。
第1実施形態に係る端末装置の動作を示すフローチャート。
第2実施形態に係る通信方法におけるシーケンスを示す概念図。
第2実施形態に係る通信方法におけるシーケンスを示す概念図。
第2実施形態に係るRRC接続要求信号の概念図。
第2実施形態に係る基地局装置の動作を示すフローチャート。
第2実施形態に係る端末装置の動作を示すフローチャート。
第3実施形態に係る基地局装置の動作を示すフローチャート。
第3実施形態に係る端末装置の動作を示すフローチャート。
第3実施形態の変形例に係る端末装置の動作を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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