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公開番号2024046654
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-03
出願番号2024003067,2022089773
出願日2024-01-12,2022-06-01
発明の名称情報処理端末およびプログラム
出願人株式会社teamS
代理人弁理士法人朝日特許事務所
主分類G09G 5/00 20060101AFI20240327BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】ソース端末の画面にて表示されている画面を遠隔端末にて再現するとともに、遠隔端末にて入力された操作内容をソース端末の画面で再現すること。
【解決手段】情報処理端末は、表示部と、複数の他の端末の画面に表示されている画像の画像データを受信する受信部と、各端末から受信した画像データに基づく画像を、前記表示部の表示画面の、前記複数の他の端末の各々と対応付けられた複数の区分画面領域にそれぞれ表示する表示制御部と、前記表示画面上の位置の指定を受付ける受付部と、該受付けた位置が属する区分画面領域に対応付けられた他の端末を特定し、当該区分画面領域に表示されている画像上の位置に対応する、該特定された他の端末の画面上の位置を示す位置情報を算出する算出部と、前記位置情報を該特定された他の端末に送信する送信部と、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
表示部と、
複数の他の端末の画面に表示されている画像を示す画像データを受信する受信部と、
前記複数の他の端末から受信した画像データに基づく画像を、前記表示部の表示画面の、前記複数の他の端末の各々と対応付けられた複数の区分画面領域にそれぞれ表示する表示制御部と、
前記表示画面上の位置の指定を受付ける受付部と、
該受付けた位置が属する区分画面領域に対応付けられた他の端末を特定し、当該区分画面領域に表示されている画像上の位置に対応する、該特定された他の端末の画面上の位置を示す位置情報を算出する算出部と、
前記位置情報を、該特定された他の端末に送信する送信部と
を有する情報処理端末。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記表示制御部は、前記受付部にて受付けた位置に基づいてユーザの操作内容を特定し、該特定された操作内容に基づいて、該受付けた位置が属する区分画面領域に表示されている画像について、拡大、縮小、回転、又はスクロールを実行し、
ユーザからの指示に応じて、他の端末から受信した画像データに基づく画像に該特定された操作内容が直接反映された画像を前記表示部に表示するとともに、該受付けた位置に基づく位置情報を当該他の端末に送信しない非同期モードと、当該操作内容が直接反映されない画像を前記表示部に表示するとともに、該受付けた位置に基づく位置情報を当該他の端末に送信する同期モードとを切り替える切り替え部を更に有する
請求項1に記載の情報処理端末。
【請求項3】
前記複数の区分画面領域のうち、位置が指定された場合に前記位置情報の算出を実行するアクティブ領域と、当該算出を実行しない非アクティブ領域とを設定する設定部を更に有する
請求項1に記載の情報処理端末。
【請求項4】
前記設定部は、前記非アクティブ領域内の位置が指定された場合、当該非アクティブ領域を前記アクティブ領域に変更する
請求項3に記載の情報処理端末。
【請求項5】
前記表示制御部は、各区分画面領域のサイズおよび形状に基づいて、前記画像データに基づく画像の縦横比を保ったまま、表示サイズおよび表示方向を決定する
請求項1に記載の情報処理端末。
【請求項6】
前記複数の他の端末の各々ついて、当該他の端末の画面において表示されている画像上の位置と当該画面上の位置との対応関係を示す表示機能情報を記憶する記憶部を更に備え、
前記表示制御部は、通信接続時に特定された各他の端末に対応付けて記憶されている前記表示機能情報に基づいて、前記位置情報の算出を行う
請求項1に記載の情報処理端末。
【請求項7】
前記表示制御部は、前記複数の他の端末から受信した画像データのデータ量に基づいて、前記表示部に表示される画像のサイズ、又は解像度を決定する
請求項1に記載の情報処理端末。
【請求項8】
表示部を有するコンピュータに、
複数の他の端末の画面に表示されている画像を示す画像データを受信するステップと、
前記複数の他の端末から受信した画像データに基づく画像を、前記表示部の表示画面の、前記複数の他の端末の各々と対応付けられた複数の区分画面領域にそれぞれ表示するステップと、
前記表示画面上の位置の指定を受付けるステップと、
該受付けた位置が属する区分画面領域に対応付けられた他の端末を特定し、当該区分画面領域に表示されている画像上の位置に対応する、該特定された他の端末の画面上の位置を示す位置情報を算出するステップと、
前記位置情報を、該特定された他の端末に送信するステップと、
を実行させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遠隔表示および遠隔操作を行うための情報処理端末に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
情報処理端末(ソース端末という)の処理内容を物理的に離れた場所で確認しつつ当該端末を遠隔操作することを目的として、ソース端末接続して、ソース端末に表示されている画面と同じ画面を表示する(いわゆるミラーリング)とともに、ユーザの操作を受け付けてソース端末に供給する(遠隔操作)を実現するための遠隔端末が提案されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2018/159579号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1には、タッチパネルを有する遠隔端末と複数のソース端末とを接続し、当該タッチパネル上のタッチ位置に応じて、どのソース端末に対する入力操作なのかを判定し、判定の結果に応じて位置情報の送信先を決定することが記載されている。
【0005】
ここで、近年、情報処理端末の種類多岐にわたっており、ソース端末の画面と遠隔端末とでは画面サイズや縦横比といった表示デバイスのハードウェア性能が異なることが想定される。
【0006】
また、仮に、ソース端末と遠隔端末の表示に関するハードウェア性能が同一であったとしても、特許文献1に記載のように、複数のソース端末と同時に接続する場合は、遠隔端末の表示装置において画面領域を分割して各ソース端末から送信された画像を表示することになる。この場合、ソース端末に表示される画像と、遠隔隔末に表示される画像とは、表示態様(画像サイズ等)が異なることになる。このような状況において、遠隔端末においてタッチ操作等によって画面上の位置を指定した場合、遠隔端末の画面上の位置と整合することが保証されない。つまり、遠隔端末にて行ったタッチ操作の内容がソース端末にて正しく再現されない虞がある。
【0007】
本発明は、表示デバイスのハードウェア性能や接続しているソース端末の数に依存することなく、ソース端末の画面にて表示されている画面を遠隔端末にて再現するとともに、遠隔端末にて入力された操作内容をソース端末の画面で再現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、一の態様において、表示部と、複数の他の端末の画面に表示されている画像を示す画像データを受信する受信部と、前記複数の他の端末から受信した画像データに基づく画像を、前記表示部の表示画面の、前記複数の他の端末の各々と対応付けられた複数の区分画面領域にそれぞれ表示する表示制御部と、前記表示画面上の位置の指定を受付ける受付部と、該受付けた位置が属する区分画面領域に対応付けられた他の端末を特定し、当該区分画面領域に表示されている画像上の位置に対応する、該特定された他の端末の画面上の位置を示す位置情報を算出する算出部と、前記位置情報を、該特定された他の端末に送信する送信部とを有する情報処理端末を提供する。
【0009】
好ましい態様において、前記表示制御部は、前記受付部にて受付けた位置に基づいてユーザの操作内容を特定し、該特定された操作内容に基づいて、該受付けた位置が属する区分画面領域に表示されている画像について、拡大、縮小、回転、又はスクロールを実行し、ユーザからの指示に応じて、他の端末から受信した画像データに基づく画像に該特定された操作内容が直接反映された画像を前記表示部に表示するとともに、該受付けた位置に基づく位置情報を当該他の端末に送信しない非同期モードと、当該操作内容が直接反映されない画像を前記表示部に表示するとともに、該受付けた位置に基づく位置情報を当該他の端末に送信する同期モードとを切り替える切り替え部を更に有する。
【0010】
好ましい態様において、前記複数の区分画面領域のうち、位置が指定された場合に前記位置情報の算出を実行するアクティブ領域と、当該算出を実行しない非アクティブ領域とを設定する設定部を更に有する。
(【0011】以降は省略されています)

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