TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024046352
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-03
出願番号2022151678
出願日2022-09-22
発明の名称包装箱
出願人大王製紙株式会社
代理人個人,個人
主分類B65D 5/465 20060101AFI20240327BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】片手で安定して持ち運ぶことができる包装箱を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の一態様に係る包装箱は、底面部と、前記底面部から立設された2対の側面部と、前記2対の側面部の上端に連接された天面部とを有する箱本体と、前記箱本体に取り付けられた帯状の提げ手とを備え、少なくとも1対の前記側面部は、前記提げ手の長手方向両端の先端部が挿入される提げ手取付け孔を含み、前記提げ手取付け孔の平面視形状は、前記天面部側に向かって凸となる形状であり、前記提げ手の前記先端部は、前記提げ手の短手方向両端において、前記提げ手の短手方向の長さの二等分線に対して対称に形成され、前記短手方向内側に括れた括れ部を含み、前記括れ部は、前記提げ手取付け孔と係合する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
底面部と、前記底面部から立設された2対の側面部と、前記2対の側面部の上端に連接された天面部とを有する箱本体と、前記箱本体に取り付けられた帯状の提げ手とを備え、
少なくとも1対の前記側面部は、前記提げ手の長手方向両端の先端部が挿入される提げ手取付け孔を含み、
前記提げ手取付け孔の平面視形状は、前記天面部側に向かって凸となる形状であり、
前記提げ手の前記先端部は、前記提げ手の短手方向両端において、前記提げ手の短手方向の長さの二等分線に対して対称に形成され、前記短手方向内側に括れた括れ部を含み、
前記括れ部は、前記提げ手取付け孔と係合する包装箱。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記先端部は、前記括れ部よりも前記長手方向の端縁側において、前記短手方向に沿って形成された折り目で前記天面部側に折り返された折曲片を含む請求項1に記載の包装箱。
【請求項3】
前記提げ手取付け孔の短手方向の長さは、前記提げ手の厚さの2倍~3倍である請求項2に記載の包装箱。
【請求項4】
前記折曲片は、前記側面部の内面に固定されている請求項3に記載の包装箱。
【請求項5】
前記提げ手の流れ方向の曲げこわさは、3.0mN・m~8.0mN・mである請求項4に記載の包装箱。
【請求項6】
前記括れ部の頂部と、前記提げ手の長手方向における端縁との距離は、20mm~50mmである請求項5に記載の包装箱。
【請求項7】
前記提げ手取付け孔の長手方向の長さの二等分線は、前記側面部の対角線の交点を含み、前記提げ手取付け孔と前記側面部の前記天面部側の稜線との最短距離と、前記側面部の高さの比は、1:10~1:25である請求項1から6のいずれか一項に記載の包装箱。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、包装箱に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、製品等を梱包するための包装箱として、底面部と、底面部から立設された2対の側面部と、2対の側面部の上端に連接された天面部とを備え、1対の側面部に把手穴を形成するための切目線が設けられた、段ボール等からなる包装箱が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、1対の側壁に、運搬穴を形成するべく互いに横方向に離間した2点を同2点の下方領域を経由しつつ接続する第1切込み線と、第1切込み線の1対の側線の上端どうしを横向きに連結するように延びた折曲げ線とが設けられた包装箱が開示されている。第1切込み線で囲まれた第1領域に押し込み力を加えると、第1領域が折曲げ線を介して包装箱の内部に折り曲げられて、折曲げ線の箇所が下向きに突出したハンドル部が、第1運搬穴と同時に形成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5867826号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の従来の包装箱では、使用者は、一対の側壁に形成された運搬穴に両手を入れて運搬する必要があるため、両手がふさがり、他の物を同時に持つことや他の動作ができず、利便性に欠ける点がある。
【0006】
上記の点に鑑みて、本発明の一形態は、片手で安定して持ち運ぶことができる包装箱を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第一の形態は、底面部と、前記底面部から立設された2対の側面部と、前記2対の側面部の上端に連接された天面部とを有する箱本体と、前記箱本体に取り付けられた帯状の提げ手とを備え、少なくとも1対の前記側面部は、前記提げ手の長手方向両端の先端部が挿入される提げ手取付け孔を含み、前記提げ手取付け孔の平面視形状は、前記天面部側に向かって凸となる形状であり、前記提げ手の前記先端部は、前記提げ手の短手方向両端において、前記提げ手の短手方向の長さの二等分線に対して対称に形成され、前記短手方向内側に括れた括れ部を含み、前記括れ部は、前記提げ手取付け孔と係合する。
【0008】
上記第一の形態によれば、提げ手取付け孔の平面視形状が、天面部側に向かって凸となる形状であるため、提げ手の括れ部は、提げ手取付け孔の天面部側の上縁部と当接して係合する。提げ手の括れ部が提げ手取付け孔と係合することにより、提げ手が箱本体に取り付けられている。この構成により、箱本体に重量の大きい物品が収容された場合においても、提げ手の括れ部と提げ手取付け孔が物品の荷重を受けて強固に係合するため、提げ手が提げ手取付け孔から離脱することを抑制する。よって、使用者は、提げ手を把持することにより、包装箱を片手で安定して持ち運ぶことができる。
【0009】
本発明の第二の形態は、前記先端部は、前記括れ部よりも前記長手方向の端縁側において、前記短手方向に沿って形成された折り目で前記天面部側に折り返された折曲片を含む。
【0010】
上記第二の形態によれば、提げ手の先端部が、天面部側に折り返された折曲片を含むことにより、提げ手の括れ部が提げ手取付け孔の天面部側の上縁部と当接して係合すると共に、折曲片が側面部の内面に係止されるため、提げ手が提げ手取付け孔から離脱することをより抑制する。よって、使用者は、提げ手を把持することにより、包装箱を片手でより安定して持ち運ぶことができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
容器
10か月前
個人
構造体
2か月前
個人
包装体
8か月前
個人
包装体
8か月前
個人
パレット
8か月前
個人
半蓋半箱筒
4か月前
個人
衣類カバー
7か月前
個人
折り畳み製品
6か月前
個人
テープホルダー
5か月前
個人
段ボール用キリ
7か月前
個人
送出具付き容器
9か月前
個人
荷物運搬補助具
8か月前
個人
「即時結束具」
6か月前
個人
開封用カッター
24日前
個人
内容物排出装置
8か月前
個人
粘着テープカッタ
6か月前
個人
折りたたみコップ
1か月前
個人
爪楊枝流通セット
5か月前
個人
折りたたみコップ
10か月前
個人
コード長さ調整器
5か月前
個人
チャック付き袋体
1か月前
個人
収容ケース
8か月前
個人
パウチ容器
1か月前
個人
ビニール袋開口具
8か月前
株式会社KY7
封止装置
5か月前
凸版印刷株式会社
パウチ
9か月前
凸版印刷株式会社
包装袋
9か月前
三甲株式会社
容器
7か月前
個人
プラスチックバッグ
3か月前
三甲株式会社
容器
7か月前
三甲株式会社
容器
5か月前
三甲株式会社
容器
3か月前
日東精工株式会社
包装機
10か月前
個人
開口しやすいレジ袋
2か月前
凸版印刷株式会社
包装袋
9か月前
個人
伸縮するゴミ収納器
2か月前
続きを見る