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公開番号2024046163
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-03
出願番号2022151389
出願日2022-09-22
発明の名称シリコーンエラストマー及びシリコーンポリマー
出願人豊田合成株式会社,株式会社豊田中央研究所
代理人個人
主分類C08G 77/16 20060101AFI20240327BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】低弾性率と高電気抵抗を損なうことなく比誘電率を高めたシリコーンエラストマーと、その前躯体としての反応性の高いシリコーンポリマーを提供する。
【解決手段】側鎖に、シアノ基又は環状カーボネート基と、ヒドロキシ基を有するシリコーンポリマー。前記ヒドロキシ基を有する側鎖は、複数のヒドロキシ基を有することが好ましい。前記シリコーンポリマーが、架橋剤により架橋されてなるシリコーンエラストマー。架橋剤はイソシアネートが好ましい。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
側鎖に、シアノ基又は環状カーボネート基と、ヒドロキシ基を有するシリコーンポリマー。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
前記ヒドロキシ基を有する側鎖は、複数のヒドロキシ基を有する請求項1記載のシリコーンポリマー。
【請求項3】
前記ヒドロキシ基を有する側鎖には、ヒドロキシ基と主鎖との間にエーテル結合が存在する請求項1記載のシリコーンポリマー。
【請求項4】
0
請求項1~3のいずれか一項に記載のシリコーンポリマーが、架橋剤により架橋されてなるシリコーンエラストマー。
【請求項5】
前記架橋剤は、イソシアネートである請求項4記載のシリコーンエラストマー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シリコーンエラストマーとその前躯体であるシリコーンポリマーに関するものである。
続きを表示(約 970 文字)【背景技術】
【0002】
エラストマーに電極を付けてなる誘電エラストマーアクチュエータや誘電エラストマーセンサに使用されるエラストマーには、低弾性率、高電気抵抗、高比誘電等の特性が求められる。シリコーンエラストマーは、低弾性率、高電気抵抗、高耐湿性という特長があるが、比誘電率が低いという課題がある。
【0003】
この課題に対して、特許文献1では、フィラーを充填することで高誘電化したシリコーンエラストマーを開示している。しかしながら、フィラーを充填することは、低弾性率が損なわれる点で好ましくない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-173691号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、本発明の目的は、低弾性率と高電気抵抗を損なうことなく比誘電率を高めたシリコーンエラストマーと、その前躯体としての反応性の高いシリコーンポリマーを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、特定の側鎖官能基がシリコーンの比誘電率に影響することを見出し、鋭意検討の結果、次の課題解決手段に到った。
【0007】
[1]シリコーンポリマー
側鎖に、シアノ基又は環状カーボネート基と、ヒドロキシ基を有するシリコーンポリマー。
【0008】
(作用)
側鎖に極性の高いシアノ基又は環状カーボネート基を有することにより、比誘電率が高まる。
側鎖にヒドロキシ基を有することにより、架橋剤により架橋してエラストマーとする際の反応性が高まる。
【0009】
[2]シリコーンエラストマー
前記シリコーンポリマーが、架橋剤により架橋されてなるシリコーンエラストマー。
【0010】
(作用)
側鎖に極性の高いシアノ基又は環状カーボネート基を有するシリコーンポリマーが架橋されていることにより、シリコーンエラストマーの低弾性率と高電気抵抗が損なわれることなく、比誘電率が高まる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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