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公開番号2024045651
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-02
出願番号2024023840,2022163816
出願日2024-02-20,2018-03-05
発明の名称商品販売データ処理装置及びプログラム
出願人株式会社寺岡精工
代理人個人,個人
主分類G07G 1/12 20060101AFI20240326BHJP(チェック装置)
要約【課題】商品登録処理と精算処理とが行われる商品販売データ処理装置を複数備える商品販売データ処理システムにおいて、客捌きの効率の向上が図られるようにする。
【解決手段】商品登録操作者と客とが操作可能な商品販売データ処理装置を、商品登録者が行う操作を受け付ける第1操作受付手段と、客が精算に関して行う操作を受け付ける第2操作受付手段と、第1操作受付手段に対する商品登録者の操作に応じた商品登録処理と、第2操作受付手段に対する操作に応じた精算処理とを並行して実行可能な会計手段と、所定の条件が成立する前のタイミングで、商品登録処理による商品の登録結果が反映された登録データを他の商品販売データ処理装置に出力可能な出力手段とを備えて構成する。
【選択図】図19
特許請求の範囲【請求項1】
動作モードとして、他の商品販売データ処理装置から送信され商品登録処理による商品の登録結果が反映された登録データに基づき顧客の操作に応じて精算処理を実行する精算専用モードと、顧客の操作に応じて商品登録処理を実行する登録手段と顧客の操作に応じて精算処理を実行する精算手段が動作するフルセルフモードとを有し、
前記フルセルフモードと前記精算専用モードとで切り替えを行う切替手段を備え、
前記切替手段は、前記フルセルフモードにある状態で他の商品販売データ処理装置から送信された登録データを受信したことに応じて前記精算専用モードへ切り替え、前記精算専用モードにある状態で不使用の状態が所定時間継続した場合には、前記フルセルフモードへ切り替える
商品販売データ処理装置。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
商品販売データ処理装置を操作する顧客側に向けられた表示部を備え、
前記表示部は、前記切替手段によりフルセルフモードに切り替えられた旨を表示する
請求項1に記載の商品販売データ処理装置。
【請求項3】
商品販売データ処理装置としてのコンピュータを、
動作モードとして、他の商品販売データ処理装置から送信され商品登録処理による商品の登録結果が反映された登録データに基づき顧客の操作に応じて精算処理を実行する精算専用モードと、顧客の操作に応じて商品登録処理を実行する登録手段と顧客の操作に応じて精算処理を実行する精算手段が動作するフルセルフモードとを有させ、
前記フルセルフモードと前記精算専用モードとで切り替えを行う切替手段として機能させるためのプログラムであって
前記切替手段は、前記フルセルフモードにある状態で他の商品販売データ処理装置から送信された登録データを受信したことに応じて前記精算専用モードへ切り替え、前記精算専用モードにある状態で不使用の状態が所定時間継続した場合には、前記フルセルフモードへ切り替える
プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、商品販売データ処理装置及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
商品の登録操作に応じた商品登録処理が行われる登録装置(チェッカ装置)と、登録された商品に応じた精算処理が行われる精算装置(キャッシャ装置)とを分離して備える商品販売システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。このように登録装置と精算装置とが分離されることで、会計を受けようとする顧客の待ち時間が短縮され、客捌きの効率の向上が図られる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平5-233963号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、コンビニエンスストアなどでは、商品登録処理と精算処理とが1台で行われるPOS(Point Of Sales)レジスタが使用されることが一般的である。コンビニエンスストアでは、店員が、一取引ごとに、顧客と対面して商品の登録、顧客からの現金の受け取りや各種決済用のカードの提示に応じた精算等の操作、及び商品の袋詰め作業等を行っている。このために、客捌きの効率を高めることが難しい。
複数台のPOS端末を設置すれば、設置台数に応じた客捌きの効率の向上は図られるものの、1台ごとのPOS端末において、顧客ごとに順次商品の登録、精算、袋詰め作業等が行われることに変わりはなく、客捌きの効率の向上には限界がある。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、商品登録処理と精算処理とが行われる商品販売データ処理装置を複数備える商品販売データ処理システムにおいて、客捌きの効率の向上が図られるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するための本発明の一態様は、商品登録操作者と客とが操作可能な商品販売データ処理装置であって、商品登録者が行う操作を受け付ける第1操作受付手段と、客が精算に関して行う操作を受け付ける第2操作受付手段と、前記第1操作受付手段に対する商品登録者の操作に応じた商品登録処理と、前記第2操作受付手段に対する操作に応じた精算処理とを並行して実行可能な会計手段と、所定の条件が成立する前のタイミングで、前記商品登録処理による商品の登録結果が反映された登録データを他の商品販売データ処理装置に出力可能な出力手段とを備える商品販売データ処理装置である。
【0007】
また、本発明の一態様は、商品登録操作者と客とが操作可能な商品販売データ処理装置としてのコンピュータを、商品登録者が行う操作を受け付ける第1操作受付手段、客が精算に関して行う操作を受け付ける第2操作受付手段、前記第1操作受付手段に対する商品登録者の操作に応じた商品登録処理と、前記第2操作受付手段に対する操作に応じた精算処理とを並行して実行可能な会計手段、所定の条件が成立する前のタイミングで、前記商品登録処理による商品の登録結果が反映された登録データを他の商品販売データ処理装置に出力可能な出力手段として機能させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0008】
以上説明したように、本発明によれば、商品登録処理と精算処理とが行われる商品販売データ処理装置を複数備える商品販売データ処理システムにおいて、客捌きの効率の向上が図られるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
POSシステムのネットワーク構成図である。
POS端末の設置例を示す図である。
POS端末の外観例を示す図である。
POS端末の構成例を示す図である。
POS端末の動作モードの概略を説明する図である。
POS端末の動作モードの概略を説明する図である。
POS端末の動作モードの概略を説明する図である。
POS端末の動作モードの概略を説明する図である。
動作モードの移行の一例を説明する図である。
動作モードの移行の一例を説明する図である。
商品の登録時における動作の一例を示すフローチャートである。
登録情報の一例である。
店員側及び客側における表示例である。
店員側及び客側における他の表示例である。
店員側及び客側における他の表示例である。
変形例におけるフローチャートの一部である。
店員側及び客側における表示例である。
レシートの一例である。
本実施形態における精算移転元のPOS端末が精算移転の第1例に対応して実行する処理手順例を示すフローチャートである。
本実施形態における精算移転元のPOS端末の店員側表示部にて表示される商品登録画面の一例を示すフローチャートである。
本実施形態における精算移転元のPOS端末の店員側表示部にて表示される、精算移転指示操作に応じた画面の一例を示す図である。
本実施形態における精算移転元のPOS端末の店員側表示部にて表示される、精算移転指示操作に応じた画面の一例を示す図である。
本実施形態における精算移先のPOS端末が実行する処理手順例を示すフローチャートである。
本実施形態における精算移転元のPOS端末が精算移転の第2例に対応して実行する処理手順例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<実施形態>
[POSシステムの構成例]
図1は、本発明の一実施形態に係るPOS(Point Of Sales)システムのネットワーク構成図である。図1に示すPOSシステム1は、3台のPOS端末20-1、POS端末20-2、POS端末20-3と、ストアコントローラ(ストアコンピュータ、管理装置)10を備え、夫々はLAN11を介して通信可能に接続されている。以下、POS端末20-1、20-2、20-3について特に区別しない場合には、POS端末20と総称する。
(【0011】以降は省略されています)

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