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公開番号2024043737
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-02
出願番号2022148895
出願日2022-09-20
発明の名称蓄電池の製造方法
出願人個人
代理人個人
主分類H01M 4/139 20100101AFI20240326BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】単位体積当たりの放電容量を極めて大きくすることができる蓄電池の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の蓄電池の製造方法は、蓄電池の材料(正極層2、電解質層3または負極層4のいずれか、正極層2、電解質層3および負極層4を含むセル1、或いは正極層2、電解質層3および負極層4を含むセル1の積層体5)を超高圧にて圧縮する工程を有している。これにより、単位体積当たりの放電容量が極めて大きい蓄電池を作製することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
蓄電池の材料を超高圧にて圧縮する工程を有することを特徴とする蓄電池の製造方法。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
超高圧にて圧縮される前記蓄電池の材料は、正極層、電解質層または負極層のいずれか、前記正極層、前記電解質層および前記負極層を含むセル、或いは前記正極層、前記電解質層および前記負極層を含むセルの積層体である請求項1に記載の蓄電池の製造方法。
【請求項3】
前記超高圧は2GPa以上である請求項1または2に記載の蓄電池の製造方法。
【請求項4】
前記蓄電池の材料を超高圧にて圧縮する工程は、前記蓄電池の材料を、厚さ方向、幅方向、厚さ方向および幅方向、或いは全方位方向より超高圧にて圧縮するものである請求項1に記載の蓄電池の製造方法。
【請求項5】
前記蓄電池は全固体電池であり、前記電解質層は固体電解質層である請求項1に記載の蓄電池の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、蓄電池の製造方法に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、自動車の動力源、家庭用蓄電池または各種機器のバッテリーなどに様々な蓄電池が多用されている。これら蓄電池は放電容量が大きい程、長時間使用できるため、放電容量を大きくする技術が種々提案されている。特に単位体積当たりの放電容量を大きくすることができれば蓄電池をコンパクト化できるため、そのような蓄電池の製造方法が嘱望されている。
【0003】
例えば、そのような蓄電池の製造方法として、特開2020-64710号公報の全固体電池の製造方法がある。この全固体電池の製造方法は、正極層、固体電解質層および負極層からなる複数のセルとこの複数のセルが直列に積層され積層方向の両端部に置かれる集電板とからなる積層体が型開き状態の金型に投入される段階と、金型を閉じて前記積層体を加圧する段階と、積層体の加圧状態で樹脂注入口から樹脂を圧入し樹脂を固化することにより電池ユニットを作成する段階を有する製造方法である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-64710号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明者は、さらに単位体積当たりの放電容量を大きくすることができる蓄電池の製造方法を想起し本発明をなしたものであり、すなわち、本発明の課題は、単位体積当たりの放電容量を極めて大きくすることができる蓄電池の製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するものは、蓄電池の材料を超高圧にて圧縮する工程を有することを特徴とする蓄電池の製造方法である(請求項1)。
【0007】
超高圧にて圧縮される前記蓄電池の材料は、正極層、電解質層または負極層のいずれか、前記正極層、前記電解質層および前記負極層を含むセル、或いは前記正極層、前記電解質層および前記負極層を含むセルの積層体であることが好ましい(請求項2)。前記超高圧は2GPa以上であることが好ましい(請求項3)。前記蓄電池の材料を超高圧にて圧縮する工程は、前記蓄電池の材料を、厚さ方向、幅方向、厚さ方向および幅方向、或いは全方位方向より超高圧にて圧縮するものであることが好ましい(請求項4)。前記蓄電池は全固体電池であり、前記電解質層は固体電解質層であることが好ましい(請求項5)。
【発明の効果】
【0008】
請求項1に記載した蓄電池の製造方法によれば、単位体積当たりの放電容量が極めて大きい蓄電池を作製することができる。
請求項2に記載した蓄電池の製造方法によれば、蓄電池の種類に応じて、単位体積当たりの放電容量が極めて大きい蓄電池をより作製することができる。
請求項3に記載した蓄電池の製造方法によれば、単位体積当たりの放電容量が極めて大きい蓄電池をより作製することができる。
請求項4に記載した蓄電池の製造方法によれば、蓄電池の種類に応じて、単位体積当たりの放電容量が極めて大きい蓄電池をより作製することができる。
請求項5に記載した蓄電池の製造方法によれば、単位体積当たりの放電容量が極めて大きい全固体電池を作製することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の蓄電池の製造方法の一実施例を説明するための説明図である。
図1に示した蓄電池の製造方法の効果を説明するための説明図である。
本発明の蓄電池の製造方法の他の実施例を説明するための説明図である。
図3に示した蓄電池の製造方法の効果を説明するための説明図である。
本発明の蓄電池の製造方法の他の実施例を説明するための説明図である。
図5に示した蓄電池の製造方法の効果を説明するための説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明は、蓄電池の材料(正極層2、電解質層3または負極層4のいずれか、正極層2、電解質層3および負極層4を含むセル1、或いは正極層2、電解質層3および負極層4を含むセル1の積層体5)を超高圧にて圧縮する工程を有することで、単位体積当たりの放電容量を極めて大きくすることができる蓄電池の製造方法を実現した。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)

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