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公開番号
2024043562
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-04-01
出願番号
2022148671
出願日
2022-09-19
発明の名称
コースター
出願人
個人
代理人
個人
主分類
A47G
23/03 20060101AFI20240325BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】飲料容器の外側に生ずる水滴が垂れ落ちてコースター上に水たまりができ、場合によってはテーブル上に流れ落ちることを防ぐことができ、マドラーやスプーン、ストローなどを見栄え良く安定に置くことができるコースターを提供する。
【解決手段】コースターの上面にマドラーやスプーン、ストローなどを置くことができる幅と深さを有する1以上の溝を設け、さらに該溝の深さを該溝の両端部を浅くし、両端部に挟まれた部分を深くする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
コースターであって、
上面に1以上の溝を有し、
該溝は両端が該上面の外縁に達しており、
該溝の深さは該溝の両端部が浅く両端部に挟まれた部分が深くなっている
ことを特徴とするコースター。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はタンブラーやコップなどの下に敷くコースターに関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
タンブラーやコップなどの下に敷くコースターは通常板状あるいはシート上であり、材質としては木、布、レザー、珪藻土、スポンジ、紙、アタ、シリコンなど様々なものが使用されている。コースターを利用する時の第1の問題は、氷を入れた飲料が入ったコップやアイスクリームやパフェが入ったグラスなどの容器の外側に水滴が生じ、それが容器の外側を伝ってコースター上に落ち、コースター上で水たまりになったり、コースターが置かれているテーブルに流れ落ちテーブルが濡れたり、布製など吸水性のコースターではコースターが湿ってしまうことである。
【0003】
第2の問題は、コップの中の飲料をかき混ぜるためにマドラーやスプーンが使用されるが、かきまぜた後その飲料を飲むときにマドラーやスプーンが邪魔になることである。ティーカップとソーサーを使って紅茶を飲む場合は、砂糖やミルク、レモンなどをかき混ぜるのに使用したスプーンはソーサーに置くが、コップの中の飲料をかき混ぜるのに使用したマドラーやスプーンは通常のコースターには置きにくい。通常のコースターはマドラーやスプーンを置くことが想定されていないからである。また飲料を飲むために用いられるストローも邪魔になる場合がある。
【0004】
第1の問題を解決することを目的とするコースターがいくつか提案されている。特許文献1のコースターは陶磁器製のコースターの上面に両端が閉じた溝を設けており、飲料容器から垂れてくる水がこの溝に溜まるのでコースター全体が濡れることはない。しかしこのコースターはマドラーやスプーン、ストローなどを置くことは想定されておらず上記の第2の問題は解決していない。
【0005】
特許文献2のコースターは弾性体の板に板を横断する溝を数本形成したもので飲料容器から垂れてきた水がこの溝に溜まるというものである。しかし、このコースターでは溝に溜まった水は溝の両端からテーブル面に流れ落ちることになる。またこのコースターもマドラーやスプーン、ストローなどを置くことは想定されていない。
【0006】
特許文献3のコースターは円形のコースターの上面に同心円状に輪状の溝を数本形成したものである。飲料容器から垂れてきた水がこの溝に溜まる。しかしこのコースターもマドラーやスプーン、ストローなどを置くことは想定されていない。
【0007】
特許文献4のコースターは紙製であり、飲料容器の底と接する面に複数の平行に並んだ横断面がV字状の溝を有するものである。このコースターは飲料容器の底面とコースターの間に水が薄膜状に存在することにより吸引力が生じ飲料容器を持ち上げた時に軽い紙製コースターが容器の底に貼りついて持ち上げられることを防ごうとするものである。このコースターでも溝に溜まった水はテーブル面に流れ落ちることになり、またマドラーやスプーン、ストローなどをおくことは想定されていない。
【0008】
特許文献5のコースター(水切りコップ受け皿)は円形の皿状で、コップの底面に接する面にノコギリ状の凹凸をつけ周囲に水溜溝を設けたものである。これはマドラーやスプーン、ストローなどを置くことは想定されていない。
【0009】
以上のように上記の2つの問題の両方を解決するコースターは見当たらない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
実用新案登録第3107291号
実全昭61-105079
実全昭57-017570
特開昭56-080217
実全昭57-085291
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)
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