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公開番号2024043439
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-29
出願番号2022148639
出願日2022-09-16
発明の名称樹脂組成物、成形体およびフィルム
出願人株式会社カネカ
代理人
主分類C08L 79/08 20060101AFI20240322BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】優れた機械強度と透明性を両立可能な樹脂組成物、それを含む成形体およびフィルムの提供を目的とする。
【解決手段】樹脂組成物は、ポリイミドとポリエステル系樹脂を含み、前記ポリイミドは、ジアミン由来構造およびテトラカルボン酸二無水物由来構造を有し、前記ジアミン由来構造がフルオロアルキル基を有し、前記テトラカルボン酸二無水物由来構造がエステル構造を有し、前記ポリエステル系樹脂がアリール化フルオレンを側鎖に有し、前記ポリイミドと前記ポリエステル系樹脂は、ジメチルホルムアミド中で相溶可能である。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
ポリイミドとポリエステル系樹脂を含み、
前記ポリイミドは、一般式(IIa)で表されるジアミン由来構造、および一般式(IIIa)で表されるテトラカルボン酸二無水物由来構造を有し、
Yは2価の有機基であるジアミン残基であり、Xは4価の有機基であるテトラカルボン酸二無水物残基であり、
前記ジアミン由来構造がフルオロアルキル基を有し、前記テトラカルボン酸二無水物由来構造がエステル構造を有し、
前記ポリエステル系樹脂が、アリール化フルオレンを側鎖に有するポリエステル樹脂であることを特徴とし、
前記ポリイミドと前記ポリエステル系樹脂が、溶媒中で相溶可能である、樹脂組成物。
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続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
フルオロアルキル基を有するジアミンが、フルオロアルキル置換ベンジジンを含む、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項3】
前記フルオロアルキル置換ベンジジンが、2,2’-ビス(トリフルオロメチル)ベンジジンである、請求項2に記載の樹脂組成物。
【請求項4】
前記ポリイミドは、前記ジアミン由来構造の全量に対する、フルオロアルキル基を有するジアミンに由来する構造の比率が20モル%以上である、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項5】
前記エステル基を有する酸二無水物が、ビス(無水トリメリット酸)エステルである請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項6】
前記ビス(無水トリメリット酸)エステルとして、式(1)で表される化合物からなる群から選択される1種以上を含む、請求項5に記載の樹脂組成物。(ただし、一般式(1)におけるQは、任意の2価の有機基であり、Qの両端において、カルボキシ基とQの炭素原子が結合している。カルボキシ基に結合する炭素原子は、環構造を形成していてもよい。)
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43
131
【請求項7】
前記ポリイミドは、前記テトラカルボン酸二無水物由来構造の全量に対する、ビス(無水トリメリット酸)エステルに由来する構造の比率が50モル%以上である、請求項5に記載の樹脂組成物。
【請求項8】
ポリエステル系樹脂の重量平均分子量が、10000を超えて、200000以下であることを特徴とする請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項9】
前記ポリイミドと前記ポリエステル系樹脂を、98:2~2:98の範囲の重量比で含む、請求項1のいずれか1項に記載の樹脂組成物。
【請求項10】
請求項1~9のいずれか1項に記載の樹脂組成物を含む成形体。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、樹脂組成物、成形体およびフィルムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
液晶、有機EL、電子ペーパー等の表示装置や、太陽電池、タッチパネル等のエレクトロニクスデバイスにおいて、薄型化や軽量化、さらにはフレキシブル化が要求されている。これらのデバイスに使用されるガラス材料をフィルム材料に代えることにより、フレキシブル化、薄型化、軽量化が図られる。ガラス代替材料として、透明ポリイミドフィルムが開発され、ディスプレイ用基板やカバーフィルム等に用いられている。
【0003】
通常のポリイミドフィルムは、ポリイミド前駆体であるポリアミド酸溶液を支持体上に膜状に塗布し、高温処理することにより、溶媒除去と同時に熱イミド化を行うことにより得られる。しかしながら、熱イミド化のための加熱温度は高く(例えば300℃以上)、加熱による着色(黄色度の上昇)が生じやすく、ディスプレイ用カバーフィルム等の高い透明性が要求される用途への適用が困難である。
【0004】
高い透明性を有するポリイミドフィルムの製造方法として、有機溶媒に可溶であり、フィルム化後の高温でのイミド化を必要としないポリイミド樹脂を用いる方法が提案されている。例えば、特許文献1には、テトラカルボン酸二無水物成分としてビス無水トリメリット酸エステル類を含むポリイミドが、有機溶媒への溶解性に優れ、かつ透明性および機械強度に優れることが記載されている。しかし、透明性という観点でさらなる改善の余地が残されていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
WO2020/004236
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ポリイミドは、剛直な構造を導入すると、機械強度が向上するものの、有機溶媒への溶解性の低下や着色の要因となり、ポリイミド単独で、透明性と高機械強度を両立することは容易ではない。かかる課題に鑑み、本発明は、優れた機械強度と透明性を両立可能な樹脂組成物、樹脂組成物を含む成形体およびフィルムの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは鋭意検討の結果、下記構成とすることで上記課題を解決することを見出した。
【0008】
1).ポリイミドとポリエステル系樹脂を含み、
前記ポリイミドは、一般式(IIa)で表されるジアミン由来構造、および一般式(IIIa)で表されるテトラカルボン酸二無水物由来構造を有し、
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74
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Yは2価の有機基であるジアミン残基であり、Xは4価の有機基であるテトラカルボン酸二無水物残基であり、
前記ジアミン由来構造がフルオロアルキル基を有し、前記テトラカルボン酸二無水物由来構造がエステル構造を有し、
前記ポリエステル系樹脂が、アリール化フルオレンを側鎖に有するポリエステル樹 脂であることを特徴とし、
前記ポリイミドと前記ポリエステル系樹脂が、溶媒中で相溶可能である、樹脂組成物。
【0009】
2).フルオロアルキル基を有するジアミンが、フルオロアルキル置換ベンジジンを含む、1)に記載の樹脂組成物。
【0010】
3).前記フルオロアルキル置換ベンジジンが、2,2’-ビス(トリフルオロメチル)ベンジジンである、2)に記載の樹脂組成物。
(【0011】以降は省略されています)

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