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公開番号2024043368
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-29
出願番号2022148528
出願日2022-09-16
発明の名称蓄電装置
出願人株式会社GSユアサ
代理人個人
主分類H01M 50/271 20210101AFI20240322BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】ケースにおけるシール性の低下を抑制できる蓄電装置を提供する。
【解決手段】蓄電装置1は、蓄電素子300と、蓄電素子300が収容されるケース10と、を備え、ケース10は、互いに接合される第一壁部(ケース本体100の側壁120)及び第二壁部(蓋体200のフランジ部210)と、第一壁部及び第二壁部の間に配置され、第一壁部及び第二壁部を接着する接着剤700と、を有し、第一壁部は、接着剤700よりもケース10の内側に配置される内側第一面121と、接着剤700よりもケース10の外側に配置される外側第一面122と、を有し、第二壁部は、内側第一面121に対向する内側第二面211と、外側第一面122に対向する外側第二面212と、を有し、内側第一面121と内側第二面211との間の距離である内側距離は、外側第一面122と外側第二面212との間の距離である外側距離よりも小さい。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
蓄電素子と、
前記蓄電素子が収容されるケースと、を備え、
前記ケースは、
互いに接合される第一壁部及び第二壁部と、
前記第一壁部及び前記第二壁部の間に配置され、前記第一壁部及び前記第二壁部を接着する接着剤と、を有し、
前記第一壁部は、
前記接着剤よりも前記ケースの内側に配置される内側第一面と、
前記接着剤よりも前記ケースの外側に配置される外側第一面と、を有し、
前記第二壁部は、
前記内側第一面に対向する内側第二面と、
前記外側第一面に対向する外側第二面と、を有し、
前記内側第一面と前記内側第二面との間の距離である内側距離は、前記外側第一面と前記外側第二面との間の距離である外側距離よりも小さい
蓄電装置。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記第一壁部は、前記内側第一面と前記外側第一面との間に配置され、前記接着剤の少なくとも一部が配置される凹部を有する
請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記第二壁部は、前記凹部に向けて突出し、前記凹部内に配置される突出部を有し、
前記凹部は、前記突出部よりも前記ケースの内側に位置する内側内面と、前記突出部よりも前記ケースの外側に位置する外側内面と、を有し、
前記内側内面と前記突出部との間の距離は、前記外側内面と前記突出部との間の距離よりも小さい
請求項2に記載の蓄電装置。
【請求項4】
前記外側距離は、前記ケースの外側に向かうほど大きい
請求項1~3のいずれか一項に記載の蓄電装置。
【請求項5】
前記ケースは、前記外側第一面と前記外側第二面との間に配置される隙間形成部材をさらに有する
請求項1~3のいずれか一項に記載の蓄電装置。
【請求項6】
前記内側第一面と前記内側第二面とは、接触している
請求項1~3のいずれか一項に記載の蓄電装置。
【請求項7】
前記第一壁部及び前記第二壁部は、前記ケースの開口に沿って前記開口の一端部から他端部までに亘って延び、
前記内側距離は、前記第一壁部及び前記第二壁部の一端部から他端部までに亘って、前記外側距離よりも小さい
請求項1~3のいずれか一項に記載の蓄電装置。
【請求項8】
前記第一壁部及び前記第二壁部の少なくとも一方は、
壁部本体と、
前記壁部本体に一体化され、または、前記壁部本体と別体で構成され、前記内側第一面及び前記内側第二面の少なくとも一方を形成する隙間低減部材と、を有する
請求項1~3のいずれか一項に記載の蓄電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、蓄電素子とケースとを備える蓄電装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、蓄電素子と、蓄電素子が収容されるケースと、を備える蓄電装置が広く知られている。例えば、特許文献1には、内部に少なくとも電池(蓄電素子)が収納される箱形の第1及び第2の電池パック本体(ケース)において、第2の電池パック本体の縁に形成された凸部に、第1の電池パック本体の縁に形成された凹部が組み合わされる構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-294212号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来のような構成の蓄電装置では、2つのケースが互いに接合(接着)されている。この従来の構成において、2つのケースの間の隙間が大きいと、ケースに収容された蓄電素子からガスが排出された場合に、当該ガスが接着剤を腐食させたり、当該ガスがケースから漏れたりするおそれがあり、ケースにおけるシール性の低下の懸念がある。一方、2つのケースの間の隙間が小さいと、接着剤が硬化するのに時間がかかり接着剤によるシール不良が発生するおそれがあり、これによっても、ケースにおけるシール性の低下の懸念がある。
【0005】
本発明は、本願発明者が上記課題に新たに着目することによってなされたものであり、ケースにおけるシール性の低下を抑制できる蓄電装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る蓄電装置は、蓄電素子と、前記蓄電素子が収容されるケースと、を備え、前記ケースは、互いに接合される第一壁部及び第二壁部と、前記第一壁部及び前記第二壁部の間に配置され、前記第一壁部及び前記第二壁部を接着する接着剤と、を有し、前記第一壁部は、前記接着剤よりも前記ケースの内側に配置される内側第一面と、前記接着剤よりも前記ケースの外側に配置される外側第一面と、を有し、前記第二壁部は、前記内側第一面に対向する内側第二面と、前記外側第一面に対向する外側第二面と、を有し、前記内側第一面と前記内側第二面との間の距離である内側距離は、前記外側第一面と前記外側第二面との間の距離である外側距離よりも小さい。
【発明の効果】
【0007】
本発明における蓄電装置によれば、ケースにおけるシール性の低下を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態に係る蓄電装置の外観を示す斜視図である。
実施の形態に係る蓄電装置を分解した場合の各構成要素を示す分解斜視図である。
実施の形態に係る蓄電素子の構成を示す斜視図である。
実施の形態に係るケースのケース本体の構成を示す斜視図及び断面図である。
実施の形態に係るケースのケース本体及び蓋体の構成を示す断面図である。
実施の形態の変形例1に係るケースが有するケース本体の側壁と蓋体のフランジ部との構成を示す断面図である。
実施の形態の変形例2に係るケースが有するケース本体の側壁と蓋体のフランジ部との構成を示す断面図である。
実施の形態の変形例3に係るケースが有するケース本体の側壁と蓋体のフランジ部との構成を示す断面図である。
実施の形態の変形例4に係るケースが有するケース本体の側壁と蓋体のフランジ部との構成を示す断面図である。
実施の形態の変形例5に係るケースが有するケース本体の側壁と蓋体のフランジ部との構成を示す断面図である。
実施の形態の変形例6に係るケースが有するケース本体の側壁と蓋体のフランジ部との構成を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(1)本発明の一態様に係る蓄電装置は、蓄電素子と、前記蓄電素子が収容されるケースと、を備え、前記ケースは、互いに接合される第一壁部及び第二壁部と、前記第一壁部及び前記第二壁部の間に配置され、前記第一壁部及び前記第二壁部を接着する接着剤と、を有し、前記第一壁部は、前記接着剤よりも前記ケースの内側に配置される内側第一面と、前記接着剤よりも前記ケースの外側に配置される外側第一面と、を有し、前記第二壁部は、前記内側第一面に対向する内側第二面と、前記外側第一面に対向する外側第二面と、を有し、前記内側第一面と前記内側第二面との間の距離である内側距離は、前記外側第一面と前記外側第二面との間の距離である外側距離よりも小さい。
【0010】
これによれば、内側距離が比較的小さいことで、ケースに収容された蓄電素子からガスが排出された場合に、当該ガスが接着剤を腐食させたり、当該ガスがケースから漏れたりするのを抑制できる。外側距離が比較的大きいことで、接着剤の硬化時間を短縮できるため、接着剤によるシール不良の発生を抑制できる。これらにより、ケースにおけるシール性の低下を抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)

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