TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024043278
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-29
出願番号2022148376
出願日2022-09-16
発明の名称制汗剤組成物
出願人株式会社トクヤマ
代理人
主分類A61K 8/34 20060101AFI20240322BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】 制汗効果が良く、質感が良い制汗剤組成物を提供する。
【解決手段】 本発明の制汗剤組成物は、疎水性シリカエアロゲルと、グリセリルアルキルエーテルと、制汗成分とを含有する制汗剤組成物であって、前記疎水性シリカエアロゲルの含有量が0.1~1.0質量%未満であり、前記グリセリルアルキルエーテルの含有量が0.1~10.0質量%であり、前記制汗成分の含有量が1.0~25.0質量%である。これらを組み合わせて配合することにより、各成分の相乗効果によって、制汗作用が良く、質感の良い制汗剤組成物を得ることができる。
【選択図】 なし
特許請求の範囲【請求項1】
疎水性シリカエアロゲルと、グリセリルアルキルエーテルと、制汗成分とを含有する制汗剤組成物であって、
前記疎水性シリカエアロゲルの含有量が0.1~1.0質量%未満であり、
前記グリセリルアルキルエーテルの含有量が0.1~10.0質量%であり、
前記制汗成分の含有量が1.0~25.0質量%であることを特徴とする制汗剤組成物。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記疎水性シリカエアロゲルは、コールターカウンター法で測定した体積基準のメジアン径が1~200μm、比表面積が350~1000m

/g、細孔容積が1~6ml/g、細孔半径のピーク値が3~40nmである請求項1に記載の制汗剤組成物。
【請求項3】
前記疎水性シリカエアロゲルが球状である請求項1又は2に記載の制汗剤組成物。
【請求項4】
前記疎水性シリカエアロゲルは、吸油量が400~800mL/100g、M値が20~60である請求項1又は2に記載の制汗剤組成物。
【請求項5】
前記グリセリルアルキルエーテルが、エチルヘキシルグリセリンである請求項1又は2に記載の制汗剤組成物。
【請求項6】
前記制汗成分が、クロロヒドロキシアルミニウム、又は、クロロヒドロキシアルミニウム・ジルコニウムとグリシンとの錯体から選択される少なくとも1種である請求項1又は2に記載の制汗剤組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は制汗剤組成物に関する。更に詳しくは、制汗作用が良く、質感に優れた制汗剤組成物に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
汗腺は、発汗により体温調節を行う重要な器官であるが、発汗によって生じる臭いは不快感を生じる。汗によるべたつきや臭いによって生じる不快感を防止する化粧料として、制汗成分や抗菌成分を配合し、汗や臭いの発生を抑える制汗剤組成物が使用されている。
制汗剤組成物には、塗布時にさらさらとした感触を得るためにシリカが使用されている。ここで、配合するシリカとして、吸油量の高い疎水性シリカエアロゲルを1質量%~30質量%の配合することで、疎水性シリカエアロゲルが肌の皮脂や油分を効果的に吸収し、肌への密着性を高め、汗腺の閉塞効果を高めることを見出し、制汗作用を向上させた制汗剤組成物が開発されている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、「制汗作用」とは、汗の分泌を抑制する効果のことである。制汗作用が、「向上」、「良い」、「優れる」状態とは汗の分泌が抑制された状態にあることである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-062424号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、制汗剤組成物において、1質量%以上の疎水性シリカエアロゲルを配合すると、制汗剤組成物が増粘し、べたつきや塗りにくさが生じ、質感が悪くなる傾向があった。一方、疎水性シリカエアロゲルの配合量を少なくすると、制汗作用が落ちる傾向があった。従って、本発明は、制汗作用が良く、しかも、質感が良い制汗剤組成物を提供することを目的とする。
ここで、「質感」とは、制汗剤組成物の塗布時に使用者が感じる感触のことである。質感が「良い」とは使用時に感じる感触がべたつかず、滑らかで肌への密着性が良い快適な感触であり、「悪い」とは使用時にべたつきを感じ塗布しにくく、肌への密着性が悪い不快な状態である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者らは、上記課題を解決するため鋭意検討を行った。そして制汗剤組成物として、疎水性シリカエアロゲルと、グリセリルアルキルエーテルと、制汗成分とを所定の含有量で組み合わせて配合することにより、各成分の相乗効果によって、制汗作用が良く、質感の良い制汗剤組成物を得ることができることを見出した。
【0006】
すなわち、本発明の制汗剤組成物は、疎水性シリカエアロゲルと、グリセリルアルキルエーテルと、制汗成分とを含有する制汗剤組成物であって、前記疎水性シリカエアロゲルの含有量が0.1~1.0質量%未満であり、前記グリセリルアルキルエーテルの含有量が0.1~10.0質量%であり、前記制汗成分の含有量が1.0~25.0質量%である。
また、本発明の制汗剤組成物において、前記疎水性シリカエアロゲルは、コールターカウンター法で測定した体積基準のメジアン径が1~200μm、比表面積が350~1000m

/g、細孔容積が1~6ml/g、細孔半径のピーク値が3~40nmであることが好ましい。
本発明の制汗剤組成物において、前記疎水性シリカエアロゲルが球状であることが好ましい。
本発明の制汗剤組成物において、前記疎水性シリカエアロゲルは、吸油量が400~800mL/100g、M値が20~60であることが好ましい。
本発明の制汗剤組成物において、前記グリセリルアルキルエーテルが、エチルヘキシルグリセリンであることが好ましい。
本発明の制汗剤組成物において、前記制汗成分が、クロロヒドロキシアルミニウム、又は、クロロヒドロキシアルミニウム・ジルコニウムとグリシンとの錯体から選択される少なくとも1種であることが好ましい。
【発明の効果】
【0007】
本発明の制汗剤組成物は、吸油量の高い疎水性シリカエアロゲルが、皮脂吸収と有効成分であるグリセリルアルキルエーテルの担持・徐放を行い、制汗成分が、皮脂の吸収された肌の汗腺に蓋をし、制汗作用を発揮し、更に、徐放されたグリセリルアルキルエーテルが、抗菌効果、保湿効果を発揮することで、各成分の相乗効果が発揮され、制汗作用、質感を向上させることができる。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に示す形態は本発明の例示であり、本発明がこれらの形態に限定されるものではない。
以下、本発明について詳細に説明する。
[制汗剤組成物]
本発明の制汗剤組成物は、疎水性シリカエアロゲルと、グリセリルアルキルエーテルと、制汗成分とを含有する制汗剤組成物であって、前記疎水性シリカエアロゲルの含有量が0.1~1.0質量%未満であり、前記グリセリルアルキルエーテルの含有量が0.1~10.0質量%であり、前記制汗成分の含有量が1.0~25.0質量%である。
【0009】
<疎水性シリカエアロゲル>
本発明の制汗剤組成物に含まれる疎水性シリカエアロゲル(以下、単に「シリカエアロゲル」ともいう)は公知のものでよく、例えば、特開2018-177620号公報記載の方法により製造したものを使用することができる。
以下、本発明に使用されるシリカエアロゲルの好ましい性状について示す。
【0010】
(メジアン径)
本発明で用いるシリカエアロゲルは、コールターカウンター法による体積頻度の粒度分布におけるメジアン径(以下、単に「メジアン径」と記す場合がある)が1~30μmの範囲である。当該疎水性シリカエアロゲルのメジアン径がこの範囲にあることで、白浮きし難く、滑らかな触感の制汗剤組成物を得ることができる。また、肌との密着性の観点からもシリカエアロゲルの粒径は30μm以下であることが好ましい。当該メジアン径は1~20μmの範囲にあることが好ましく、5~20μmが特に好ましい。
シリカエアロゲルとしてメジアン径が1μm未満であると制汗剤組成物が増粘し、質感が悪化する傾向にある。メジアン径が30μmを超えるとエアゾール型の制汗剤組成物にした場合に目詰まりすることがある。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社トクヤマ
抗ウイルス性シート
12日前
株式会社トクヤマ
C-アリールグリコシド誘導体の製造方法
13日前
株式会社トクヤマ
樹脂組成物、半導体封止剤、及び予測装置
13日前
株式会社トクヤマ
樹脂組成物、半導体封止剤、及び予測装置
13日前
株式会社トクヤマ
樹脂組成物、半導体封止剤、及び予測装置
13日前
株式会社トクヤマデンタル
ポリウレタン系複合材料の製造方法、該製造方法によって得られるポリウレタン系複合材料、および歯科切削加工用材料の製造方法
12日前
個人
帽子
5か月前
個人
段差昇降装置
3か月前
個人
ケース
6か月前
個人
エアリフター
3か月前
個人
蓋付きしびん
10日前
個人
逆流防止用具
3か月前
個人
X線用貼付剤
4か月前
個人
入れ歯
6日前
個人
聴診器
10日前
個人
注射器用カバー
7か月前
個人
シミ皮膚改善剤
3か月前
個人
肩甲骨下制器具
5か月前
個人
介護浴槽
17日前
個人
足指活性パッド
5か月前
個人
入浴介護補助装置
10日前
個人
鼻腔拡張具
2か月前
個人
除菌・消臭液
6か月前
個人
透析装置の洗浄方法
2か月前
個人
歯科用ハンドピース
6か月前
個人
アーシング青竹踏台
4か月前
個人
スプレー式目薬容器
20日前
個人
透析装置の洗浄方法
4か月前
個人
湯たんぽ保温カバー
7か月前
株式会社コーセー
組成物
2か月前
個人
歯科補綴装置
6か月前
個人
座椅子脱着式車椅子
12日前
個人
透析装置の洗浄方法
5か月前
個人
電動式孫の手
2か月前
株式会社東亜産業
温熱具
2か月前
個人
全身麻酔用枕
6か月前
続きを見る