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公開番号2024042464
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-28
出願番号2022147210
出願日2022-09-15
発明の名称電気機器
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類B41J 29/38 20060101AFI20240321BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】消費電力を削減しつつ、電気機器の状態を認識可能な技術を提供すること。
【解決手段】電気機器であって、前記電気機器の状態を検知する検知手段と、前記検知手段の検知結果を取得し、該検知結果に基づく制御を実行する制御手段と、前記検知手段の検知結果を検知情報として保持する保持手段と、を備え、前記制御手段の電力状態は、第一の状態と、前記第一の状態よりも消費電力が大きい第二の状態と、を含み、前記制御手段は、前記検知結果を前記第二の状態では取得し、前記第一の状態では取得せず、かつ、前記電力状態が前記第一の状態から前記第二の状態に遷移した場合に、前記第一の状態において前記保持手段に保持された前記検知情報を取得する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
電気機器であって、
前記電気機器の状態を検知する検知手段と、
前記検知手段の検知結果を取得し、該検知結果に基づく制御を実行する制御手段と、
前記検知手段の検知結果を検知情報として保持する保持手段と、を備え、
前記制御手段の電力状態は、第一の状態と、前記第一の状態よりも消費電力が大きい第二の状態と、を含み、
前記制御手段は、
前記検知結果を前記第二の状態では取得し、前記第一の状態では取得せず、かつ、前記電力状態が前記第一の状態から前記第二の状態に遷移した場合に、前記第一の状態において前記保持手段に保持された前記検知情報を取得する、
ことを特徴とする電気機器。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載の電気機器であって、
前記電力状態が、前記第二の状態から前記第一の状態に遷移する場合に、前記保持手段の前記検知情報がクリアされる、
ことを特徴とする電気機器。
【請求項3】
請求項1に記載の電気機器であって、
前記制御手段の入力ポートに入力される入力情報を、前記検知手段の前記検知結果と、前記保持手段の前記検知情報とで切り替える切替手段を備え、
前記電力状態が前記第二の状態から前記第一の状態に遷移する場合に、前記切替手段は前記入力情報を前記検知情報に切り替え、
前記電力状態が前記第一の状態から前記第二の状態に遷移した場合であって、前記保持手段に保持された前記検知情報を前記制御手段が取得した後に、前記切替手段は前記入力情報を前記検知結果に切り替える、
ことを特徴とする電気機器。
【請求項4】
請求項1に記載の電気機器であって、
前記検知結果は、前記状態を第一の検知結果と第二の検知結果とのいずれかで示し、
前記保持手段は、前記検知結果が前記第二の検知結果となった場合は、その後に前記第一の検知結果となった場合であっても、前記第二の検知結果を前記検知情報として保持する、
ことを特徴とする電気機器。
【請求項5】
請求項1に記載の電気機器であって、
前記検知手段を複数備え、
前記保持手段を複数備える、
ことを特徴とする電気機器。
【請求項6】
請求項1に記載の電気機器であって、
前記第一の状態とは、前記制御手段に電力が供給されない状態である、
ことを特徴とする電気機器。
【請求項7】
請求項6に記載の電気機器であって、
前記制御手段に対して電力を供給する電力供給手段と、
前記電力供給手段から電力が供給され、前記電力供給手段による前記制御手段に対する電力の供給と遮断とを制御する電力制御手段と、を備える、
ことを特徴とする電気機器。
【請求項8】
請求項7に記載の電気機器であって、
前記電力制御手段は、
ユーザによる電源オン指示に基づいて、前記電力供給手段によって前記制御手段に対して電力を供給させ、
ユーザによる電源オフ指示に基づいて、前記電力供給手段によって前記制御手段に対する電力の供給を遮断する、
ことを特徴とする電気機器。
【請求項9】
請求項1に記載の電気機器であって、
前記検知手段は、ユーザが操作可能な可動部の状態を検知する、
ことを特徴とする電気機器。
【請求項10】
請求項1に記載の電気機器であって、
前記電気機器は、記録媒体に液体を吐出して記録を行う記録装置である、
ことを特徴とする電気機器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は電気機器の省電力化技術に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
電気機器の消費電力を削減するため、その電力状態として通常状態と通常状態よりも消費電力が低い省電力状態とに遷移可能な技術が知られている。省電力状態では、電気機器の少なくとも一部の構成に電力を供給しないか、或いは、少なくとも一部の機能を制限することで、消費電力が削減される。特許文献1には、電気機器の状態を検知するセンサの検知結果を受信する受信部を備えた第一制御部が開示されており、この第一制御部が省電力状態においては第二制御部から検知結果を取得する技術が開示されている。この技術によれば、省電力状態では受信部の機能を制限することで第一制御部の消費電力を削減する一方、省電力状態においてもセンサの検知結果を第一制御部が認識することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-10638号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1の技術では、省電力状態においても第一制御部が第二制御部と通信を行ってセンサの検知結果を取得しており、第一制御部の消費電力削減の点で改善の余地がある。
【0005】
本発明は、消費電力を削減しつつ、電気機器の状態を認識可能な技術を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によれば、
電気機器であって、
前記電気機器の状態を検知する検知手段と、
前記検知手段の検知結果を取得し、該検知結果に基づく制御を実行する制御手段と、
前記検知手段の検知結果を検知情報として保持する保持手段と、を備え、
前記制御手段の電力状態は、第一の状態と、前記第一の状態よりも消費電力が大きい第二の状態と、を含み、
前記制御手段は、
前記検知結果を前記第二の状態では取得し、前記第一の状態では取得せず、かつ、前記電力状態が前記第一の状態から前記第二の状態に遷移した場合に、前記第一の状態において前記保持手段に保持された前記検知情報を取得する、
ことを特徴とする電気機器が提供される。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、消費電力を削減しつつ、電気機器の状態を認識可能な技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る電気機器の外観図。
図1の電気機器の内部機構を示す説明図。
図1の電気機器の制御ユニットのブロック図。
電源投入時の動作の説明図。
電源キーが操作された場合の動作の説明図。
電源キーが操作された場合の動作の説明図。
処理回路のブロック図。
(A)及び(B)は処理回路に関連する制御例を示すフローチャート。
検知結果、検知情報及び入力情報等の変化の例を示すタイミングチャート。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
<電気機器の概要>
図1は本発明の一実施形態に係る電気機器1を前側から見た外観図である。本実施形態の電気機器1は、液体としてインクを吐出して記録媒体に記録を行うインクジェット記録装置であるが、本発明はインクジェット記録装置以外の各種の電気機器にも適用可能である。図中、矢印X及びYは互いに直交する水平方向を示し、矢印Zは上下方向(重力方向)を示している。X方向は電気機器1の幅方向(左右方向)である。Y方向は電気機器1の奥行方向である。
(【0011】以降は省略されています)

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