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公開番号2024041440
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-27
出願番号2022146262
出願日2022-09-14
発明の名称作業機械
出願人コベルコ建機株式会社
代理人個人,個人
主分類E02F 9/00 20060101AFI20240319BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】排ガス後処理装置のメンテナンス時の作業性を向上させた作業機械を提供する。
【解決手段】油圧ショベル1は、旋回フレーム121の上面に配置されたエンジン30と、第1側面33Aと水平方向においてその反対側に配置される第2側面33Bとを有し、エンジン30の排気ガスを浄化する排ガス後処理装置33と、前記上面に配置され、排ガス後処理装置33がエンジン30に隣接するように、排ガス後処理装置33の第1側面33Aおよび第2側面33Bのうちの第1側面33Aのみを支持する支持部50と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
下部走行体に支持され、上面を有する旋回フレームと、
前記上面に配置されたエンジンと、
第1側面と水平方向において前記第1側面の反対側の第2側面とを有し、前記エンジンの排気ガスを浄化する排ガス後処理装置と、
前記上面に配置され、前記排ガス後処理装置が前記エンジンに隣接するように、前記排ガス後処理装置の前記第1側面および前記第2側面のうちの前記第1側面のみを支持する支持部と、
を備える作業機械。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記支持部は、前記第1側面に対向して配置される縦板を含み、
前記排ガス後処理装置は、固定部材によって前記縦板に固定される、請求項1に記載の作業機械。
【請求項3】
前記支持部は、
前記縦板を含む支持体と、
前記エンジンよりも前記旋回フレームの左右方向外側において前記上面に配置され、前記支持体を支持する架台と、
を有し、
前記架台は、
前記支持体を支持する天板と、
前記天板から下方に延びるとともに前記旋回フレームの前記上面に固定される複数の脚部と、
を有する、請求項2に記載の作業機械。
【請求項4】
前記支持体は、前記天板に重なるように配置され、前記天板に固定される下板を更に有し、
前記複数の脚部は、第1脚部と第2脚部とを含み、
前記架台は、前記天板の下方において前記第1脚部と前記第2脚部とを相互に接続する補強部材であって、平面視において前記下板と交差するように配置される補強部材を更に有する、請求項3に記載の作業機械。
【請求項5】
平面視において前記補強部材は前記縦板と平行に配設されている、請求項4に記載の作業機械。
【請求項6】
前記エンジンに隣接するように前記旋回フレームの前記上面に配置され、回転するファンを含む熱交換器を更に備え、
前記縦板には、水平方向に沿って前記縦板を貫通する縦板通気口が形成されている、請求項2乃至5の何れか1項に記載の作業機械。
【請求項7】
前記排ガス後処理装置は、
前記排気ガス中の第1の成分を除去する第1処理部と、
上下方向において前記第1処理部に対して間隔をおいて配置され、前記排気ガス中の第2の成分を除去する第2処理部と、
を有し、
前記縦板通気口が前記縦板を貫通する方向に沿って見た場合、前記縦板通気口は前記第1処理部と前記第2処理部との間の空間に重なるように形成されている、請求項6に記載の作業機械。
【請求項8】
前記エンジンおよび前記排ガス後処理装置を覆う外装パネルを更に備え、
前記外装パネルには、前記縦板通気口が前記縦板を貫通する方向に沿って見た場合、前記縦板通気口に重なるように配置されるパネル通気口が形成されている、請求項6に記載の作業機械。
【請求項9】
前記旋回フレームに支持されるカウンタウエイトを更に備え、
前記カウンタウエイトには、前記縦板通気口が前記縦板を貫通する方向に沿って見た場合、前記縦板通気口に重なるように配置されるウエイト通気口が形成されている、請求項6に記載の作業機械。
【請求項10】
前記エンジンおよび前記排ガス後処理装置を覆う外装パネルを更に備え、
前記外装パネルは、開き状態と閉じ状態との間で状態変更が可能な開閉部を有し、前記開き状態は前記開閉部が前記支持部の前記縦板を外部に開放する状態であって、前記閉じ状態は前記開閉部が前記縦板を覆う状態である、請求項2に記載の作業機械。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エンジンの排気ガスを浄化する排ガス後処理装置を有する作業機械に関するものである。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、エンジンの排気ガスを除去する排ガス後処理装置が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1に記載の排ガス後処理装置は、排ガス中の未燃焼ガスを酸化することにより除去するとともに、選択的触媒還元の反応により窒素酸化物を除去する。
【0004】
更に、特許文献1に記載された技術では、排ガス後処理装置の左右両側部分が一対の取付板にそれぞれ支持されており、前記一対の取付板が支持機構および保持機構を介してエンジンに固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6451240号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載された技術では、排ガス後処理装置の左右両側が一対の取付板に覆われているため、当該排ガス後処理装置のメンテナンス時の作業性が悪いという問題がある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の目的は、排ガス後処理装置のメンテナンス時の作業性を向上させた作業機械を提供することにある。
【0008】
本発明によって提供されるのは、作業機械である。当該作業機械は、下部走行体に支持され、上面を有する旋回フレームと、前記上面に配置されたエンジンと、第1側面と水平方向において前記第1側面の反対側の第2側面とを有し、前記エンジンの排気ガスを浄化する排ガス後処理装置と、前記上面に配置され、前記排ガス後処理装置が前記エンジンに隣接するように、前記排ガス後処理装置の前記第1側面および前記第2側面のうちの前記第1側面のみを支持する支持部と、を備える。
【0009】
本構成によれば、排ガス後処理装置を支持する支持部が、前記排ガス後処理装置の第1側面および第2側面のうちの第1側面のみを支持している。このため、前記排ガス後処理装置の両側面を支持する場合と比較して、作業機械の外側から排ガス後処理装置へのアクセスが容易になるとともに、排ガス後処理装置の取り外し作業における手間が低減する。この結果、排ガス後処理装置のメンテナンス作業を容易に行うことができる。
【0010】
上記の構成において、前記支持部は、前記第1側面に対向して配置される縦板を含み、前記排ガス後処理装置は、固定部材によって前記縦板に固定されるものでもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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