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公開番号2024041126
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-27
出願番号2022145772
出願日2022-09-14
発明の名称除塵装置
出願人UBEマシナリー株式会社
代理人
主分類E02B 5/08 20060101AFI20240319BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】スクリーンの正転及び逆転を自動的に行い、作業工数を低減するとともにスクリーンの塵芥除去を効率的に行う。
【解決手段】キャリングチェーンと、前記キャリングチェーンを駆動する上下一対のスプロケットホイールと、前記キャリングチェーンに設けられ、このキャリングチェーンとともに回転駆動されて水路の塵芥を除去するスクリーンと、前記スクリーンを挟んで前記水路の上流側と下流側の水位差を計測する水位差計とを備える除塵装置において、前記スプロケットホイール及び前記キャリングチェーンを介して、前記スクリーンの正回転及び逆回転を制御する制御手段を備え、前記制御手段は、前記水路の上流側と下流側の水位差を算出するとともに、この水位差が第1所定値以上となった場合、前記スクリーンの正回転と逆回転を交互に行う正逆交互運転を行うこととした。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
キャリングチェーンと、
前記キャリングチェーンを駆動する上下一対のスプロケットホイールと、
前記キャリングチェーンに設けられ、このキャリングチェーンとともに回転駆動されて水路の塵芥を除去するスクリーンと、
前記スクリーンを挟んで前記水路の上流側と下流側の水位差を計測する水位差計と
を備える除塵装置において、
前記スプロケットホイール及び前記キャリングチェーンを介して、前記スクリーンの正回転及び逆回転を制御する制御手段を備え、
前記制御手段は、計測された前記水位差が第1所定値以上となった場合、前記スクリーンの正回転と逆回転を交互に行う正逆交互運転を行うこと
を特徴とする除塵装置。
続きを表示(約 170 文字)【請求項2】
請求項1に記載の除塵装置において、
前記制御手段は、
計測された前記水位差が第2所定値以上となった場合、前記スクリーンを一定時間正回転させる正方向運転を行うとともに、
前記正方向運転を行った後、前記水位差が前記第1所定値以上となった場合、前記正逆交互運転を行うこと
を特徴とする除塵装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、水路の塵芥を除去する除塵装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1の除塵装置にあっては、塵芥を除去するスクリーンを備え、このスクリーンを逆転させて付着した塵芥を落とす技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭59-26110
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら特許文献1にあっては、スクリーンの逆転が自動で行われるか否かが記載されておらず、仮に手動で逆転を行う場合は作業工数の増加が問題となる。
【0005】
本発明は上記問題点に着目してなされたもので、その目的とするところは、スクリーンの逆転を自動的に行い、作業工数を低減するとともにスクリーンの塵芥除去を効率的に行うことにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、キャリングチェーンと、前記キャリングチェーンを駆動する上下一対のスプロケットホイールと、前記キャリングチェーンに設けられ、このキャリングチェーンとともに回転駆動されて水路の塵芥を除去するスクリーンと、前記スクリーンを挟んで前記水路の上流側と下流側の水位差を計測する水位差計とを備える除塵装置において、
前記スプロケットホイール及び前記キャリングチェーンを介して、前記スクリーンの正回転及び逆回転を制御する制御手段を備え、前記制御手段は、前記水路の上流側と下流側の水位差を算出するとともに、この水位差が第1所定値以上となった場合、前記スクリーンの正回転と逆回転を交互に行う正逆交互運転を行うこととした。
【発明の効果】
【0007】
よって、スクリーンの逆転を自動的に行い、作業工数を低減するとともにスクリーンの塵芥除去を効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本願における除塵装置の全体構成図である。
スクリーンの運転フローである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について説明する。
[実施形態1]
(全体構成)
図1は本願における除塵装置の全体構成図である。除塵装置1は、上下一対の上部スプロケットホイール10及び下部スプロケットホイール20、スクリーン30、及びキャリングチェーン40を備えている。
【0010】
上部スプロケットホイール10は大気中に設けられ、動力源2の動力により回転されてキャリングチェーン40を駆動する。下部スプロケットホイール20は水路50の水中に設けられ、キャリングチェーン40により駆動される。各スプロケットホイール10,20はそれぞれ軸110,210により支持される。
(【0011】以降は省略されています)

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