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公開番号2024040664
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-26
出願番号2022145148
出願日2022-09-13
発明の名称プロジェクタ
出願人日本精機株式会社
代理人弁理士法人坂本国際特許商標事務所
主分類G03B 21/00 20060101AFI20240318BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】 表示像の焦点深度を調整可能とし、曲面や傾斜面を含むスクリーンであっても、ボケの少ない表示像を投影できるプロジェクタを提供する。
【解決手段】 表示像Vを投影するプロジェクタ1であって、レーザ光を出射するレーザ光源11と、レーザ光を回折して表示像Vを形成する空間位相変調器13と、空間位相変調器13を制御する制御部15と、を備え、制御部15は、空間位相変調器13の表示像形成領域13aを変更することで、表示像Vの焦点深度を調整する焦点深度調整手段を備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
表示像を投影するプロジェクタであって、
レーザ光を出射するレーザ光源と、
前記レーザ光を回折して前記表示像を形成する空間位相変調器と、
前記空間位相変調器を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記空間位相変調器の表示像形成領域を変更することで、前記表示像の焦点深度を調整する焦点深度調整手段を備える、プロジェクタ。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記空間位相変調器は、反射型であり、
前記制御部は、前記表示像形成領域を狭くする際、前記表示像形成領域の外周側のマスク領域に、0次光を前記表示像形成領域外に分散可能な分散パターンを表示させる0次光分散手段を備える、請求項1に記載のプロジェクタ。
【請求項3】
前記分散パターンは、格子パターン、縦縞パターン、横縞パターンのいずれかである、請求項2に記載のプロジェクタ。
【請求項4】
前記表示像は、計算機生成ホログラムによるものであり、
前記制御部は、表示する物体データに、物体の表示位置を決めるレンズデータを加算して前記空間位相変調器の表示像形成パターンを算出する表示像形成パターン算出手段を備え、
前記表示像形成パターン算出手段は、前記マスク領域に前記レンズデータを加算しない、請求項2又は3に記載のプロジェクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、プロジェクタに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
空間位相変調器(SLM:Spatial Light Modulator)を用いて表示像を投影するプロジェクタが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2009-536747号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、この種のプロジェクタでは、曲面や傾斜面を含むスクリーンに表示像を投影すると、焦点が合わない投影領域が発生し、表示像がボケやすいという課題があった。
【0005】
そこで、本開示は、表示像の焦点深度を調整可能とし、曲面や傾斜面を含むスクリーンであっても、ボケの少ない表示像を投影できるプロジェクタの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
1つの側面では、表示像を投影するプロジェクタであって、
レーザ光を出射するレーザ光源と、
前記レーザ光を回折して前記表示像を形成する空間位相変調器と、
前記空間位相変調器を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記空間位相変調器の表示像形成領域を変更することで、前記表示像の焦点深度を調整する焦点深度調整手段を備えるプロジェクタが提供される。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、表示像の焦点深度を調整可能とし、曲面や傾斜面を含むスクリーンであっても、ボケの少ない表示像を投影できるプロジェクタの提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施例のプロジェクタの構成を側方からの断面視で示す概略図である。
(a)は空間位相変調器の表示像形成領域が広い状態を示す模式図、(b)は空間位相変調器の表示像形成領域が広いことにより、焦点深度が狭く(浅く)なっていることを示す図である。
(a)は空間位相変調器の表示像形成領域を狭くした状態を示す模式図、(b)は空間位相変調器の表示像形成領域を狭くしたことにより、焦点深度が広く(深く)なっていることを示す図である。
表示像に生じうる0次光の影響を示す図である。
空間位相変調器のマスク領域に表示させる分散パターン(一例)を示す図である。
図5の分散パターンの効果を示す図である。
空間位相変調器のマスク領域に表示させる分散パターン(他例)を示す図である。
図7の分散パターンの効果を示す図である。
(a)は表示像形成パターンから求めた輝度レベルの例を示す図、(b)は図5の分散パターンを輝度レベルで示した図、(c)は図7の分散パターンを輝度レベルで示した図である。
表示像形成パターンの算出例を示す図である。
マスク領域にレンズデータを加算した場合の表示像を示す図である。
マスク領域にレンズデータを加算しない場合の説明図である。
マスク領域にレンズデータを加算しない場合の効果を示す図である。
(a)はマスク領域の実施例を示す図、(b)はマスク領域の第1変形例を示す図、(c)はマスク領域の第2変形例を示す図、(d)はマスク領域の第3変形例を示す図、(e)はマスク領域の第4変形例を示す図である。
本実施例によるプロジェクタの適用例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら各実施例について詳細に説明する。なお、図面では、見やすさのために、複数存在する同一属性の部位には、一部のみしか参照符号が付されていない場合がある。
【0010】
図1は、本実施例のプロジェクタ1の構成を側方からの断面視で示す概略図である。
図1に示すように、本実施例のプロジェクタ1は、表示光PLを出射することで、不図示のスクリーンに表示像Vを投影させる。例えば、プロジェクタ1は、計算機生成ホログラム(CGH:Computer-Generated Hologram)を構成する干渉縞を含む表示光PLを出射する。
(【0011】以降は省略されています)

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