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公開番号2024040649
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-26
出願番号2022145123
出願日2022-09-13
発明の名称光走査装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G02B 26/10 20060101AFI20240318BHJP(光学)
要約【課題】十分な小型化を達成することができる光走査装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る光走査装置10は、第1及び第2の光束LA及びLBを偏向して第1及び第2の被走査面108及び208を主走査方向に走査する偏向器1と、偏向器によって偏向された第1及び第2の光束を第1及び第2の被走査面に導光する第1及び第2の結像光学系75a及び75bとを有し、第1の結像光学系は、第1の結像光学素子106と、光路上において第1の結像光学素子106と第1の被走査面との間に配置されている第2の結像光学素子107とを含み、第2の結像光学系は、第3の結像光学素子206を含み、第1、第2及び第3の結像光学素子それぞれの副走査断面におけるパワーをφ1、φ2及びφ3としたとき、
φ1≠φ3
φ21≦1
なる条件を満たすことを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1及び第2の光束を偏向して第1及び第2の被走査面を主走査方向に走査する偏向器と、
前記偏向器によって偏向された前記第1及び第2の光束を前記第1及び第2の被走査面に導光する第1及び第2の結像光学系とを有し、
前記第1の結像光学系は、第1の結像光学素子と、光路上において該第1の結像光学素子と前記第1の被走査面との間に配置されている第2の結像光学素子とを含み、
前記第2の結像光学系は、第3の結像光学素子を含み、
前記第1、第2及び第3の結像光学素子それぞれの副走査断面におけるパワーをφ

、φ

及びφ

としたとき、
φ

≠φ

φ

/φ

≦1
なる条件を満たすことを特徴とする光走査装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
φ

>φ

なる条件を満たすことを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
【請求項3】
前記第2の結像光学系は、光路上において前記第3の結像光学素子と前記第2の被走査面との間に配置されている第4の結像光学素子を含み、
前記第4の結像光学素子の副走査断面におけるパワーをφ

としたとき、
φ

≦φ

なる条件を満たすことを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
【請求項4】
前記第2の結像光学系は、光路上において前記第3の結像光学素子と前記第2の被走査面との間に配置されている第4の結像光学素子を含み、
光路上における前記偏向器の軸上偏向点と前記第1、第2、第3及び第4の結像光学素子それぞれとの間の距離をL

、L

、L

及びL

としたとき、


/L

>L

/L

なる条件を満たすことを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
【請求項5】
前記第2の結像光学系は、光路上において前記第3の結像光学素子と前記第2の被走査面との間に配置されている第4の結像光学素子を含み、
前記第4の結像光学素子の副走査断面におけるパワーをφ

としたとき、φ

、φ

、φ

及びφ

は全て正の値を有することを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
【請求項6】
前記第1及び第3の結像光学素子は、互いに一体に形成されている光学素子であることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
【請求項7】
副走査断面において前記偏向器の第1の偏向面に対して前記第1及び第2の光束を斜入射させる第1及び第2の入射光学系を有することを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
【請求項8】
前記第1及び第2の結像光学系は、前記偏向器の第1の偏向面によって偏向された前記第1及び第2の光束を前記第1及び第2の被走査面に導光することを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
【請求項9】
前記偏向器の第2の偏向面によって偏向された第3及び第4の光束を第3及び第4の被走査面に導光する第3及び第4の結像光学系を有し、
前記偏向器は、前記第3及び第4の光束を偏向して前記第3及び第4の被走査面を主走査方向に走査し、
前記第3の結像光学系は、第5の結像光学素子と、光路上において該第5の結像光学素子と前記第3の被走査面との間に配置されている第6の結像光学素子とを含み、
前記第4の結像光学系は、第7の結像光学素子を含み、
前記第5、第6及び第7の結像光学素子それぞれの副走査断面におけるパワーをφ

、φ

及びφ

としたとき、
φ

≠φ

φ

/φ

≦1
なる条件を満たすことを特徴とする請求項8に記載の光走査装置。
【請求項10】
φ

>φ

なる条件を満たすことを特徴とする請求項9に記載の光走査装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光走査装置に関し、特にレーザービームプリンタ(LBP)、デジタル複写機やマルチファンクションプリンタ(MFP)等の画像形成装置に好適なものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、カラー画像形成装置の小型化を図るために、当該カラー画像形成装置に搭載される、複数の結像光学系を備えた光走査装置の小型化が求められている。
そして、複数の結像光学系を備えた光走査装置の小型化を図ろうとすると当該光走査装置内における当該複数の結像光学系の配置空間が減少するため、当該複数の結像光学系に含まれる各結像光学素子の間の干渉について注意する必要がある。
【0003】
特許文献1は、複数の結像光学系それぞれにおける結像光学素子の配置を互いに異ならせることによって、当該複数の結像光学系に含まれる各結像光学素子の間の干渉を抑制しながら小型化を図った光走査装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-072049号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示されている光走査装置では、複数の結像光学系において、それぞれに設けられている二つの結像光学素子のうち光路上において偏向器により近接して配置されている結像光学素子の形状が、互いに同一である。
そのため、複数の結像光学系それぞれにおける結像光学素子の配置の自由度が低く、光走査装置を十分に小型化させることは困難である。
【0006】
そこで本発明は、十分な小型化を達成することができる光走査装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る光走査装置は、第1及び第2の光束を偏向して第1及び第2の被走査面を主走査方向に走査する偏向器と、偏向器によって偏向された第1及び第2の光束を第1及び第2の被走査面に導光する第1及び第2の結像光学系とを有し、第1の結像光学系は、第1の結像光学素子と、光路上において第1の結像光学素子と第1の被走査面との間に配置されている第2の結像光学素子とを含み、第2の結像光学系は、第3の結像光学素子を含み、第1、第2及び第3の結像光学素子それぞれの副走査断面におけるパワーをφ

、φ

及びφ

としたとき、
φ

≠φ

φ

/φ

≦1
なる条件を満たすことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、十分な小型化を達成することができる光走査装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第一実施形態に係る光走査装置の一部主走査断面内展開図。
第一実施形態に係る光走査装置の一部副走査断面内展開図及び一部副走査断面図。
第二実施形態に係る光走査装置の一部主走査断面内展開図。
第二実施形態に係る光走査装置の一部副走査断面内展開図及び一部副走査断面図。
第二実施形態に係る光走査装置における走査光学系の屈折力配置を示した図。
第三実施形態に係る光走査装置の一部副走査断面内展開図及び一部副走査断面図。
実施形態に係るカラー画像形成装置の要部副走査断面図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本実施形態に係る光走査装置を添付の図面に基づいて詳細に説明する。なお以下に示す図面は、本実施形態を容易に理解できるようにするために、実際とは異なる縮尺で描かれている場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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