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公開番号2024040464
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-25
出願番号2024021176,2019229943
出願日2024-02-15,2019-12-20
発明の名称圃場水管理システム及び給水栓制御装置
出願人株式会社クボタ
代理人個人,個人
主分類A01G 25/00 20060101AFI20240315BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】圃場に設置された給水栓制御装置が前年と入れ替わっても継続的にその圃場の過去のデータが引き継がれる圃場水管理システムを提供する。
【解決手段】圃場に設置された給水栓と、前記給水栓に着脱自在に構成され、固有のID情報が設定された給水栓制御装置と、給水栓制御装置を遠隔制御する圃場水管理サーバと、を備えている圃場水管理システムであって、給水栓制御装置は、給水栓の近傍の位置情報を保持する情報保持体から位置情報を電子的に捕捉する位置情報取得機構を備え、通信部は位置情報取得機構で捕捉した位置情報とID情報を圃場水管理サーバに送信するように構成され、情報保持体は携帯端末で構成され、携帯端末に備えた位置情報取得アプリで取得した給水栓の近傍の位置情報をコード化したコード情報が表示画面に表示されるように構成され、位置情報取得機構は給水栓制御装置に接続されコード情報を読み取るスキャナで構成されている
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
圃場に設置された給水栓と、
前記給水栓に着脱自在に構成され、前記給水栓を作動させるアクチュエータと、前記アクチュエータを制御する給水制御部と、圃場水管理サーバと交信する通信部と、を有し、固有のID情報が設定された給水栓制御装置と、
前記給水栓制御装置を遠隔制御する圃場水管理サーバと、
を備えている圃場水管理システムであって、
前記給水栓制御装置は、前記給水栓
の近傍の位置情報を保持する
情報保持体から前記位置情報を電子的に捕捉する位置情報取得機構を備え、前記通信部は前記位置情報取得機構で捕捉した位置情報と前記ID情報を前記圃場水管理サーバに送信するように構成さ
れ、
前記情報保持体は携帯端末で構成され、前記携帯端末に備えた位置情報取得アプリで取得した前記給水栓の近傍の位置情報をコード化したコード情報が表示画面に表示されるように構成され、前記位置情報取得機構は前記給水栓制御装置に接続され前記コード情報を読み取るスキャナで構成されている
圃場水管理システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記圃場水管理サーバは、複数の圃場の位置を示す地図情報と、各圃場に設置された給水栓の位置情報と、各給水栓の特性情報を含む属性情報を圃場マップ情報として管理する圃場マップ管理部を備え、
前記圃場マップ管理部は、前記給水栓制御装置から送信された位置情報に基づいて前記給水栓制御装置及び前記給水栓制御装置が装着された給水栓を関連付けて前記圃場マップ情報を更新処理するように構成されている請求項1記載の圃場水管理システム。
【請求項3】
前記圃場水管理サーバは、前記給水栓制御装置から送信された位置情報に基づいて前記給水栓制御装置が装着された給水栓の特性情報を含む属性情報を前記圃場マップ情報から読み出して前記給水栓制御装置に送信する請求項

記載の圃場水管理システム。
【請求項4】
前記属性情報に帰属情報が含まれ、前記圃場水管理サーバは、前記給水栓制御装置から送信された位置情報と前記ID情報に基づいて前記給水栓制御装置が適正な圃場の給水栓に装着されているか否かを判別するように構成されている請求項
2または3
記載の圃場水管理システム。
【請求項5】
前記属性情報に、前記給水栓の圧力特性、前記圃場の減水深特性、前記給水栓の開度情報、前記給水栓の締切トルク情報、前記アクチュエータの過負荷電流情報の何れかが含まれる請求項
2から4
の何れかに記載の圃場水管理システム。
【請求項6】
請求項1から

の何れかに記載の圃場水管理システムに用いられ、
前記
圃場に設置された
前記
給水栓に着脱自在に構成され、前記給水栓を作動させる
前記
アクチュエータと、前記アクチュエータを制御する
前記
給水制御部と、
前記
圃場水管理サーバと交信する
前記
通信部と、
前記位置情報取得機構と、
を有し固有のID情報が設定された給水栓制御装置であって、
前記給水栓への初期装着時に、
前記通信部は前記
位置情報取得機構

取得
した位置情報と前記ID情報を前記圃場水管理サーバに送信するように構成されている給水栓制御装置。
【請求項7】
前記給水制御部は、前記通信部による前記位置情報と前記ID情報の送信に応答して前記圃場水管理サーバから送信された前記給水栓の特性情報を含む属性情報に基づいて前記アクチュエータを制御するように構成されている請求項

記載の給水栓制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、圃場水管理システム及び給水栓制御装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、圃場に設置され圃場への給水を制御するための変位機構を備えた給水栓と、前記給水栓に備えた変位機構を作動させるアクチュエータを備えた給水栓制御装置が開示されている。このような給水栓を用いることにより、圃場水管理サーバを介して圃場への給水を遠隔制御することが可能になる。
【0003】
当該給水栓制御装置は、給水栓に着脱自在に構成され、給水栓を作動させるアクチュエータと、アクチュエータを制御する給水制御部と、圃場水管理サーバと交信する通信部とを備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-193914号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述した給水栓制御装置は、各圃場に設置された給水栓に対して着脱自在に構成されているため、例えば豪雪地域などでは給水栓制御装置の故障を回避するために、農閑期になると各給水栓から給水栓制御装置を取り外して屋内に収納しておき、農繁期の直前に各給水栓にそれぞれ給水栓制御装置を再装着する作業が行なわれる。
【0006】
しかし、各圃場に設置された給水栓に、前回と同じ給水栓制御装置が装着されるとは限らないため、各給水栓の特性に応じて給水栓制御装置の制御特性を調整する煩雑な作業が給水栓ごとに必要とされていた。
【0007】
具体的には、給水栓に組み込まれた給水バルブの開弁制御を行なう場合に、装着された給水栓に適した弁開度に制御され、閉弁制御を行なう場合に、装着された給水栓に適した止水状態に制御される必要があり、そのための調整作業が必要であった。
【0008】
本発明の目的は、上述した問題に鑑み、圃場に設置された給水栓制御装置が前年と入れ替わっても継続的にその圃場の過去のデータが引き継がれる圃場水管理システム及び給水栓制御装置を提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述の目的を達成するため、本発明による圃場水管理システムの第一の特徴構成は、圃場に設置された給水栓と、前記給水栓に着脱自在に構成され、前記給水栓を作動させるアクチュエータと、前記アクチュエータを制御する給水制御部と、圃場水管理サーバと交信する通信部と、を有し、固有のID情報が設定された給水栓制御装置と、前記給水栓制御装置を遠隔制御する圃場水管理サーバと、を備えている圃場水管理システムであって、前記給水栓制御装置は、前記給水栓
の近傍の位置情報を保持する
情報保持体から前記位置情報を電子的に捕捉する位置情報取得機構を備え、前記通信部は前記位置情報取得機構で捕捉した位置情報と前記ID情報を前記圃場水管理サーバに送信するように構成さ
れ、前記情報保持体は携帯端末で構成され、前記携帯端末に備えた位置情報取得アプリで取得した前記給水栓の近傍の位置情報をコード化したコード情報が表示画面に表示されるように構成され、前記位置情報取得機構は前記給水栓制御装置に接続され前記コード情報を読み取るスキャナで構成されている
点にある。
【0010】
給水栓の近傍において携帯端末に備えた位置情報取得アプリで取得され、コード化されて表示画面に表示された位置情報が、給水栓制御装置に接続されたスキャナで読み取られることで、給水栓制御装置が給水栓の位置情報として取得され、給水栓制御装置に固有のID情報と当該位置情報が
圃場水管理サーバに送信されるので、圃場水管理サーバ側で各給水栓制御装置が個別に識別され、設置位置が認識されるようになる。
(【0011】以降は省略されています)

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