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公開番号2024040259
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-25
出願番号2024016070,2020028378
出願日2024-02-06,2020-02-21
発明の名称遊技機
出願人株式会社三共
代理人
主分類A63F 7/02 20060101AFI20240315BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】有利状態に制御されることを遊技者に印象付けることができる遊技機を提供すること。
【解決手段】演出実行手段は、第1期間において、第1速度で進行する演出態様の演出動画を表示可能であり、第2期間において、第1速度よりも遅い第2速度で進行する演出態様の演出動画を表示可能であり、第1期間と第2期間とのいずれにおいても、発光手段の発光態様を変化させることが可能であるとともに、第2期間において、第1期間よりも短い間隔で発光手段の発光態様を変化させることが可能である。
【選択図】図10-20
特許請求の範囲【請求項1】
遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機であって、
音出力手段と、
表示手段と、
発光手段と、
演出を実行可能な演出実行手段と、
を備え、
前記演出実行手段は、前記有利状態に制御されることを示唆する特定演出を実行可能であり、
前記特定演出は、
前記表示手段が演出動画を表示し、前記音出力手段が演出音を出力し、前記発光手段が発光する演出であり、
第1期間と、該第1期間後の第2期間と、該第2期間後の期間であって、演出結果として有利態様または不利態様のいずれか一方の態様を報知する第3期間と、を含み、
前記演出実行手段は、
前記第1期間において、第1速度で進行する演出態様の前記演出動画を表示可能であり、
前記第2期間において、第1速度よりも遅い第2速度で進行する演出態様の前記演出動画を表示可能であり、
前記第1期間と前記第2期間とのいずれにおいても、前記発光手段の発光態様を変化させることが可能であるとともに、前記第2期間において、前記第1期間よりも短い間隔で前記発光手段の発光態様を変化させることが可能であり、
前記有利状態に制御されることを報知する特別演出を実行可能であり、
前記特別演出が実行される前に特殊演出を実行可能であり、
前記表示手段は、
前記特殊演出において特殊擬似可動体表示の移動表示が可能であり、
前記特別演出において特別擬似可動体表示の移動表示が可能である、
ことを特徴とする遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技が可能な遊技機に関する。
続きを表示(約 7,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来の遊技機は、リーチ演出としてバトル演出とタイマー演出とを同時期に実行可能であり、バトル演出中は、該バトル演出の再生速度を低速にするスローモーション演出を更に実行可能となっているものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-99801号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1にあっては、スローモーション演出において改善の余地があった。
【0005】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、有利状態に制御されることを遊技者に印象付けることができる遊技機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1の遊技機は、
遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機であって、
音出力手段と、
表示手段と、
発光手段と、
演出を実行可能な演出実行手段と、
を備え、
前記演出実行手段は、前記有利状態に制御されることを示唆する特定演出を実行可能であり、
前記特定演出は、
前記表示手段が演出動画を表示し、前記音出力手段が演出音を出力し、前記発光手段が発光する演出であり、
第1期間と、該第1期間後の第2期間と、該第2期間後の期間であって、演出結果として有利態様または不利態様のいずれか一方の態様を報知する第3期間と、を含み、
前記演出実行手段は、
前記第1期間において、第1速度で進行する演出態様の前記演出動画を表示可能であり、
前記第2期間において、第1速度よりも遅い第2速度で進行する演出態様の前記演出動画を表示可能であり、
前記第1期間と前記第2期間とのいずれにおいても、前記発光手段の発光態様を変化させることが可能であるとともに、前記第2期間において、前記第1期間よりも短い間隔で前記発光手段の発光態様を変化させることが可能であり、
前記有利状態に制御されることを報知する特別演出を実行可能であり、
前記特別演出が実行される前に特殊演出を実行可能であり、
前記表示手段は、
前記特殊演出において特殊擬似可動体表示の移動表示が可能であり、
前記特別演出において特別擬似可動体表示の移動表示が可能である、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、有利状態に制御されることを遊技者に印象付けることができる。
他の遊技機は、
遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機(例えば、パチンコ遊技機1)であって、
演出音を出力可能な音出力手段(例えば、スピーカ8L、8R及び音声制御基板13に搭載されている音声合成用IC079SG132、音声データROM079SG133、増幅回路079SG134)と、
演出動画を表示可能な表示手段(例えば、画像表示装置5)と、
前記表示手段にキャラクタの演出動画を表示するともに該キャラクタの演出動画の表示に伴って前記音出力手段により演出音を出力する所定演出(例えば、リーチ演出)を実行可能な演出実行手段(例えば、演出制御用CPU120)と、
擬似可動体表示を第1表示位置から該第1表示位置とは異なる第2表示位置に移動表示可能な擬似可動体表示手段と、
第1位置から該第1位置とは異なる第2位置に移動可能な可動体と、
前記擬似可動体表示および前記可動体に係る演出を実行可能な可動体演出実行手段と、
を備え、
前記演出実行手段は、
前記所定演出の第1期間において、演出の進行速度が第1速度である演出動画を前記表示手段に表示可能であり(例えば、図10-19~図10-25に示すように、第1リーチ演出、第2リーチ演出、第3リーチ演出、第4リーチ演出のそれぞれの前半部分実行期間中に各リーチ演出の動画が進行速度V1にて画像表示装置5に表示されている部分)、
前記第1期間よりも後の前記所定演出の第2期間において、演出の進行速度が前記第1速度よりも遅い第2速度である演出動画を前記表示手段に表示可能であり(例えば、図10-19~図10-25に示すように、第1リーチ演出、第2リーチ演出、第3リーチ演出、第4リーチ演出のそれぞれの後半部分実行期間中に各リーチ演出の動画が進行速度V2にて画像表示装置5に表示されている部分)、
前記所定演出に対応する演出音については、前記第1期間と前記第2期間とのいずれにおいても、演出音に関する速度を同一速度にて前記音出力手段により出力可能であり(例えば、図10-19~図10-25に示すように、第1リーチ演出、第2リーチ演出、第3リーチ演出、第4リーチ演出のそれぞれの前半部分実行期間中と後半部分実行期間中において、スピーカ8L、8RからBGMや演出音等が通常の再生速度であるV4にて出力されている部分)、
前記可動体演出実行手段は、
前記擬似可動体表示を前記第1表示位置から前記第2表示位置に移動表示させる擬似可動体表示演出と、
前記可動体を前記第1位置から前記第2位置に移動させる可動体演出と、
を実行可能であり、
前記可動体演出実行手段により所定期間において前記可動体演出と前記擬似可動体表示演出とが実行されるときの方が、前記可動体演出実行手段により前記所定期間において前記可動体演出が実行されずに前記擬似可動体表示演出が実行されるときよりも前記有利状態に制御される割合が高い、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、所定演出の演出動画の進行速度は第1期間と第2期間とで変化するが、所定演出に対応する演出音に関する速度は第1期間と第2期間とで変化しないので、遊技者に対して違和感を与えてしまうことを防止できる。また、可動体演出と擬似可動体表示演出とが実行されることに遊技者を注目させることができる。
【0007】
また、後述する発明を実施するための形態には、以下の手段2の遊技機に係る発明が含まれる。従来より、遊技機において、特開2019-92949号公報に示されているような、動作可能な可動体を用いた演出を実行可能であり、擬似可動体表示を移動表示させることで、構造物としての可動体を移動させる演出と同じような演出を実行可能としたもの等があった。しかしながら、このような遊技機にあっては、擬似可動体を可動体と同じように移動表示させるだけであり、演出の興趣を高めることができないという問題があり、この点に鑑み、擬似可動体表示の興趣を高めることができる遊技機の提供が求められている。
【0008】
手段2の遊技機は、
遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機であって、
擬似可動体表示を第1表示位置から該第1表示位置とは異なる第2表示位置に移動表示可能な擬似可動体表示手段と、
第1位置から該第1位置とは異なる第2位置に移動可能な可動体と、
前記擬似可動体表示および前記可動体に係る演出を実行可能な可動体演出実行手段と、
を備え、
前記可動体演出実行手段は、
前記擬似可動体表示を前記第1表示位置から前記第2表示位置に移動表示させる擬似可動体表示演出と、
前記可動体を前記第1位置から前記第2位置に移動させる可動体演出と、
を実行可能であり、
前記可動体演出実行手段により所定期間において前記可動体演出と前記擬似可動体表示演出とが実行されるときの方が、前記可動体演出実行手段により前記所定期間において前記可動体演出が実行されずに前記擬似可動体表示演出が実行されるときよりも前記有利状態に制御される割合が高い
ことを特徴としている。
この特徴によれば、可動体演出と擬似可動体表示演出とが実行されることに遊技者を注目させることができる。
【0009】
尚、本発明は、本発明の請求項に記載された発明特定事項のみを有するものであって良いし、本発明の請求項に記載された発明特定事項とともに該発明特定事項以外の構成を有するものであっても良い。
【図面の簡単な説明】
【0010】
この実施の形態におけるパチンコ遊技機の正面図である。
この実施の形態におけるパチンコ遊技機の背面斜視図である。
パチンコ遊技機に搭載された各種の制御基板などを示す構成図である。
遊技制御メイン処理の一例を示すフローチャートである。
遊技制御用タイマ割込み処理の一例を示すフローチャートである。
特別図柄プロセス処理の一例を示すフローチャートである。
表示結果判定テーブルを示す説明図である。
演出制御メイン処理の一例を示すフローチャートである。
演出制御プロセス処理の一例を示すフローチャートである。
パチンコ遊技機に搭載された各種の制御基板などを示す構成図である。
(A)は画像表示装置を示す図であり、(B)は各保留表示エリアにおける保留表示の回転表示を示す図であり、(C)はテロップ表示エリアにおけるテロップの移動表示を示す図であり、(D)は第4図柄の点滅態様を示す図である。
画像表示装置における表示を構成する画像データの説明図である。
(A),(B)は、演出制御コマンドを例示する図である。
各乱数を示す説明図である。
(A)は、表示結果判定テーブル1を示す説明図であり、(B)は、表示結果判定テーブル2を示す説明図である。
(A)は、大当り種別判定テーブルの構成例を示す図であり、(B)は、各種大当りの内容を示す図である。
変動パターンを例示する図である。
可変表示結果と変動パターンと関係について示す説明図である。
遊技制御用データ保持エリアの構成例を示すブロック図である。
(A)は、演出制御用データ保持エリアの構成例を示すブロック図であり、(B)は、始動入賞時受信コマンドバッファの構成例を示す図である。
始動入賞判定処理の一例を示すフローチャートである。
演出制御プロセス処理の一例を示すフローチャートの一部である。
可変表示開始設定処理の一例を示すフローチャートである。
チャンスアップ演出の実行決定割合を示す図である。
(A)は静止画表示演出の演出パターンの決定割合を示す図であり、(B)は各演出パターンの演出内容を示す図である。
(A)は操作促進演出の演出パターンの決定割合を示す図であり、(B)は各演出パターンの演出内容を示す図である。
スーパーリーチα1の可変表示を示すタイミングチャートである。
スーパーリーチα2の可変表示を示すタイミングチャートである。
スーパーリーチα3の可変表示を示すタイミングチャートである。
スーパーリーチα3の可変表示を示すタイミングチャートである。
スーパーリーチβ1の可変表示を示すタイミングチャートである。
スーパーリーチβ2の可変表示を示すタイミングチャートである。
スーパーリーチβ3の可変表示を示すタイミングチャートである。
スーパーリーチβ3の可変表示を示すタイミングチャートである。
第1リーチ演出の演出態様を示す図である。
第1リーチ演出の演出態様を示す図である。
第2リーチ演出の演出態様を示す図である。
第2リーチ演出の演出態様を示す図である。
第2リーチ演出の演出態様を示す図である。
第3リーチ演出の演出態様を示す図である。
第3リーチ演出の演出態様を示す図である。
第4リーチ演出の演出態様を示す図である。
第4リーチ演出の演出態様を示す図である。
第4リーチ演出の演出態様を示す図である。
変形例における第2リーチ演出の演出態様を示す図である。
変形例における第4リーチ演出の演出態様を示す図である。
変形例における第4リーチ演出の演出態様を示す図である。
表示結果判定テーブルを示す説明図である。
通常状態または時短状態での第1特図の可変表示における大当りの数値範囲と時短付きはずれの数値範囲を示す図である。
演出制御プロセス処理の一例を示すフローチャートである。
特徴部241SGとしてのパチンコ遊技機を示す正面図である。
特徴部241SGとしてのパチンコ遊技機に搭載された各種の制御基板などを示す構成図である。
(A),(B)は、演出制御コマンドを例示する図である。
各乱数を示す説明図である。
(A)は表示結果判定テーブル1を示す説明図であり、(B)は表示結果判定テーブル2を示す説明図である。
(A)は大当り種別判定テーブルの構成例を示す図であり、(B)は各種大当りの内容を示す図である。
変動パターンを例示する図である。
(A)(B)は可変表示結果と変動パターンと関係について示す説明図である。
ノーマルリーチ及びスーパーリーチにおける各種演出の実行期間を示す図である。
スーパーリーチにおける各種演出の内容や構成を説明するための図である。
発展演出Aと発展演出Bの実行状況別の大当り期待度を示す図である。
パチンコ遊技機の開発の流れの概略を示す説明図である。
(A)は搭載可動体の移動態様を示す図、(B)は搭載可動体を持ち上げる状況を説明する図である。
(A)は第1擬似可動体表示の移動表示態様を示す図、(B)は第1非搭載可動体の移動態様を示す図である。
(A)は第2擬似可動体表示の移動表示態様を示す図、(B)は第2非搭載可動体の移動態様を示す図である。
(A)は搭載可動体の移動可能範囲、(B)は第1擬似可動体表示の移動表示領域、(C)は第2擬似可動体表示の移動表示領域を示す図である。
(A)は第1擬似可動体表示の特定移動表示領域、(B)は第2擬似可動体表示の特定移動表示領域を示す図である。
可変表示開始設定処理を示すフローチャートである。
予告演出種別決定処理を示すフローチャートである。
(A)は予告演出A種別決定用テーブル、(B)は予告演出B種別決定用テーブルを示す図である。
(A)は発展演出A種別決定処理を示すフローチャート、(B)は発展演出A種別決定用テーブルを示す図である。
(A)は発展示唆演出種別決定処理を示すフローチャート、(B)は発展示唆演出種別決定用テーブルを示す図である。
(A)は発展演出B種別決定処理を示すフローチャート、(B)は発展演出B種別決定用テーブルを示す図である。
(A)は決め演出種別決定処理を示すフローチャート、(B)は決め演出種別決定用テーブルを示す図である。
(A)~(H)はスーパーリーチβの主にノーマルリーチでの演出動作例を示す図である。
(A)~(J)は主に弱スーパーリーチでの演出動作例を示す図である。
(A)~(F)は同じく弱スーパーリーチでの演出動作例を示す図である。
(A)~(D)は主に強スーパーリーチでの演出動作例を示す図である。
(E)~(J)は強スーパーリーチ演出の演出動作例を示す図である。
(A)~(F)は大当り確定報知後の演出動作例を示す図である。
(A)~(D)は第1擬似可動体表示の移動表示の詳細を示す図である。
発光表示部と搭載可動体LEDとの関係を示す図である。
(A)~(F)はスーパーリーチγにおける予告演出Bの演出動作例を示す図である。
(A)~(F)はスーパーリーチγにおける予告演出Bの演出動作例を示す図である。
擬似可動体表示と搭載可動体とを比較するための説明図である。
同じく擬似可動体表示と搭載可動体とを比較するための説明図である。
同じく擬似可動体表示と搭載可動体とを比較するための説明図である。
同じく擬似可動体表示と搭載可動体とを比較するための説明図である。
同じく擬似可動体表示と搭載可動体とを比較するための説明図である。
第1擬似可動体表示と第2擬似可動体表示とを比較するための説明図である。
(A)~(D)は特徴部241SGの変形例1を示す図である。
(A)~(H)は特徴部241SGの変形例2を示す図である。
(A)~(C)は特徴部241SGの変形例3を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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