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公開番号2024039993
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-25
出願番号2022144780
出願日2022-09-12
発明の名称電線の移送装置
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類H01R 43/052 20060101AFI20240315BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】アウタースリーブの圧着位置の位置決め容易化を図ることができる電線の移送装置を提供する。
【解決手段】アウタースリーブSを有する電線の移送装置100であって、電線Wを把持する前チャック10および後チャック20と、アウタースリーブSを把持するスリーブチャック30と、を備え、前チャック10は後チャック20が電線Wを把持している状態で開状態となり、スリーブチャック30によりアウタースリーブSを把持し電線先端側の所定位置にスライドさせた後、前チャック10が再度電線を把持し、電線を次の工程に移送する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
アウタースリーブを有する電線の移送装置であって、
前の工程から送られてきた電線を把持する前チャックおよび後チャックと、
前記アウタースリーブを把持するスリーブチャックと、を備え、
前記前チャックは前記後チャックとともに前記電線を把持した状態から開状態となり、前記スリーブチャックにより前記アウタースリーブを把持し電線先端側の所定位置にスライドさせた後、前記前チャックが再度電線を把持し、当該電線を次の工程に移送する、
電線の移送装置。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
前記アウタースリーブを前記電線に圧着するアプリケータを更に備え、
前記アプリケータは、前記電線の先端部を誘導する誘導空間と、アウタースリーブを位置決めする位置決め部と、アウタースリーブを圧着する圧着部とを有し、
前記誘導空間は、先端側が開口側よりも低くなっており、前記電線の先端部を前記誘導空間に挿入すると、前記アウタースリーブが前記位置決め部に位置決めされ、その位置で前記圧着部により電線に圧着される、
請求項1に記載の電線の移送装置。
【請求項3】
前記位置決め部は、前記電線の先端部の外径よりも幅広で、且つ、前記アウタースリーブの外径よりも幅狭な溝が形成された板状部材により構成されている、
請求項2に記載の電線の移送装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電線の外周に通されたアウタースリーブを圧着する装置に含まれる電線の移送装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
シールド電線の端末に端子を取り付ける場合、インナー端子とアウター端子を組み合わせたシールド端子が用いられる。そのようなシールド端子の中に、端子のバレルをアプリケータ(端子圧着ユニットとも呼ばれる)により電線に圧着して取り付けるタイプのものがある。特許文献1には、その種のシールド端子を電線に圧着する装置に関する技術が記載されている。
【0003】
ところで、この種のシールド端子を自動機で電線の端末に取り付ける場合に、電線の外周にアウタースリーブを圧着して取り付けることがある。このアウタースリーブは、自動機によって前工程から電線の外周に緩く通された状態で次の圧着工程に搬送されるようになっている。したがって、圧着工程では、電線の外周に緩く通された状態のアウタースリーブを所定位置に位置決めした上で圧着する必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第3456422号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、アウタースリーブは電線の外周に緩く通されているため、電線を前方に搬送する際の加速度でアウタースリーブが相対的に電線の後ろ側に滑って移動してしまうことがあり、圧着工程で所望の位置にアウタースリーブを圧着することができず、アウタースリーブの容易な位置決めの必要性が出てきた。
【0006】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、アウタースリーブを容易に位置決めすることができる電線の移送装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前述した目的を達成するために、本発明に係る電線の移送装置は、下記を特徴としている。
【0008】
アウタースリーブを有する電線の移送装置であって、
前の工程から送られてきた電線を把持する前チャックおよび後チャックと、
前記アウタースリーブを把持するスリーブチャックと、を備え、
前記前チャックは前記後チャックとともに前記電線を把持した状態から開状態となり、前記スリーブチャックにより前記アウタースリーブを把持し電線先端側の所定位置にスライドさせた後、前記前チャックが再度電線を把持し、当該電線を次の工程に移送する、
電線の移送装置。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、アウタースリーブが圧着されていない状態においても、電線を前方に移送した際にアウタースリーブが圧着する規定位置よりも後端側に移動してしまうことなく移送することが可能となる。
【0010】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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