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公開番号2024039887
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-25
出願番号2022144603
出願日2022-09-12
発明の名称蓄電装置
出願人株式会社GSユアサ
代理人個人
主分類H01M 50/291 20210101AFI20240315BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】蓄電素子及びスペーサを有する蓄電ユニットをケースに容易に挿入できる蓄電装置を提供する。
【解決手段】蓄電装置1は、蓄電素子300及びスペーサ400bを有する蓄電ユニット2と、第一方向の一方側に開口101が形成されたケース本体100を有し蓄電ユニット2を収容するケース10とを備え、スペーサ400bは、第二方向においてケース10に向けて突出するスペーサ突出部430を有し、ケース10は、第二方向においてスペーサ400bに向けて突出し、スペーサ突出部430の第三方向の一方側に配置されるケース突出部122を有し、スペーサ突出部430及びケース突出部122の少なくとも一方は、他方と対向する位置に、第一面(スペーサ第一面431a、ケース第一面123a)と、第一面よりも第一方向の一方側に第二面(スペーサ第二面432a、ケース第二面123b)とを有し、第二面は第一面よりも第三方向の一方側に配置される。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
蓄電素子及びスペーサを有する蓄電ユニットと、
第一方向の一方側に開口が形成されたケース本体を有し、前記蓄電ユニットを収容するケースと、を備え、
前記スペーサは、前記第一方向と直交する第二方向において前記ケースに向けて突出するスペーサ突出部を有し、
前記ケースは、前記第二方向において前記スペーサに向けて突出し、前記スペーサ突出部の、前記第一方向及び前記第二方向と直交する第三方向の一方側に配置されるケース突出部を有し、
前記スペーサ突出部及び前記ケース突出部の少なくとも一方は、他方と対向する位置に、第一面と、前記第一面よりも前記第一方向の一方側に配置される第二面と、を有し、
前記第二面は、前記第一面よりも前記第三方向の一方側に配置される
蓄電装置。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記スペーサは、前記蓄電ユニットの前記第二方向の端部に配置されるエンドスペーサである
請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記スペーサ突出部及び前記ケース突出部の少なくとも一方は、他方と対向する位置に、前記第一方向の一方側に向かうほど前記第三方向の一方側に傾斜する傾斜面を有し、
前記第一面及び前記第二面は、前記傾斜面の一部である
請求項1または2に記載の蓄電装置。
【請求項4】
前記スペーサ突出部及び前記ケース突出部の少なくとも一方は、他方に向けて突出する凸部を有し、
前記第二面は、前記凸部の先端面である
請求項1または2に記載の蓄電装置。
【請求項5】
前記スペーサ及び前記ケースの少なくとも一方は、前記第一面及び前記第二面の前記第三方向の一方側に、他方と対向する第三面及び第四面を有し、
前記第四面は、前記第三面よりも前記第一方向の一方側、かつ、前記第三面よりも前記第三方向の他方側に配置される
請求項1または2に記載の蓄電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、蓄電素子及びスペーサを有する蓄電ユニットとケースとを備える蓄電装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、蓄電素子及びスペーサを有する蓄電ユニットと、蓄電ユニットを収容するケースとを備える蓄電装置が広く知られている。例えば、特許文献1には、蓄電デバイス(蓄電素子)及びホルダ(スペーサ)を有する構成(蓄電ユニット)が外装ケース(ケース)に収容された蓄電デバイスモジュール(蓄電装置)が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-81761号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来のような、蓄電素子及びスペーサを有する蓄電ユニットがケースに収容された構成の蓄電装置では、ケースに蓄電ユニットを挿入する際に、ケースに対して蓄電ユニットが傾いたり位置ずれが生じたりする等により、挿入作業が困難な場合がある。
【0005】
本発明は、本願発明者が上記課題に新たに着目することによってなされたものであり、蓄電素子及びスペーサを有する蓄電ユニットをケースに容易に挿入できる蓄電装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る蓄電装置は、蓄電素子及びスペーサを有する蓄電ユニットと、第一方向の一方側に開口が形成されたケース本体を有し、前記蓄電ユニットを収容するケースと、を備え、前記スペーサは、前記第一方向と直交する第二方向において前記ケースに向けて突出するスペーサ突出部を有し、前記ケースは、前記第二方向において前記スペーサに向けて突出し、前記スペーサ突出部の、前記第一方向及び前記第二方向と直交する第三方向の一方側に配置されるケース突出部を有し、前記スペーサ突出部及び前記ケース突出部の少なくとも一方は、他方と対向する位置に、第一面と、前記第一面よりも前記第一方向の一方側に配置される第二面と、を有し、前記第二面は、前記第一面よりも前記第三方向の一方側に配置される。
【発明の効果】
【0007】
本発明における蓄電装置によれば、蓄電素子及びスペーサを有する蓄電ユニットをケースに容易に挿入できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態に係る蓄電装置の外観を示す斜視図である。
実施の形態に係る蓄電装置を分解した場合の各構成要素を示す分解斜視図である。
実施の形態に係る蓄電素子の構成を示す斜視図である。
実施の形態に係るケース本体の構成を示す斜視図及び正面図である。
実施の形態に係るスペーサの構成を示す斜視図及び正面図である。
実施の形態に係るケース本体のケース突出部とスペーサのスペーサ突出部との構成及び位置関係を示す正面図である。
実施の形態の変形例1に係るケース本体のケース突出部とスペーサのスペーサ突出部との構成及び位置関係を示す正面図である。
実施の形態の変形例2に係るケース本体のケース突出部とスペーサのスペーサ突出部との構成及び位置関係を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(1)本発明の一実施形態に係る蓄電装置は、蓄電素子及びスペーサを有する蓄電ユニットと、第一方向の一方側に開口が形成されたケース本体を有し、前記蓄電ユニットを収容するケースと、を備え、前記スペーサは、前記第一方向と直交する第二方向において前記ケースに向けて突出するスペーサ突出部を有し、前記ケースは、前記第二方向において前記スペーサに向けて突出し、前記スペーサ突出部の、前記第一方向及び前記第二方向と直交する第三方向の一方側に配置されるケース突出部を有し、前記スペーサ突出部及び前記ケース突出部の少なくとも一方は、他方と対向する位置に、第一面と、前記第一面よりも前記第一方向の一方側に配置される第二面と、を有し、前記第二面は、前記第一面よりも前記第三方向の一方側に配置される。
【0010】
本発明の一実施形態に係る蓄電装置によれば、蓄電ユニットのスペーサにスペーサ突出部を設け、ケースにケース突出部を設け、スペーサ突出部及びケース突出部の少なくとも一方が有する、第一面よりも第一方向の一方側の第二面を、第一面よりも第三方向の一方側に配置する。これにより、第一面及び第二面が、ケースに蓄電ユニットを挿入する際のガイドとなるため、ケースに対して蓄電ユニットが傾いたり位置ずれが生じたりするのを抑制できる。したがって、蓄電素子及びスペーサを有する蓄電ユニットをケースに容易に挿入できる。
(【0011】以降は省略されています)

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