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公開番号2024039128
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-22
出願番号2022143446
出願日2022-09-09
発明の名称二酸化炭素利用システム、炭酸カルシウムの製造装置及び製造方法
出願人住友大阪セメント株式会社
代理人弁理士法人大谷特許事務所
主分類C01F 11/18 20060101AFI20240314BHJP(無機化学)
要約【課題】排気ガスに含まれる二酸化炭素を利用しつつ、通常廃棄物として廃棄される生コンクリートスラッジの廃棄量を低減し、かつ炭酸カルシウムの効率的な再利用を可能とすることである。
【解決手段】二酸化炭素を含む排気ガスが通過する煙道、前記煙道に生コンクリートスラッジ水を供給する噴霧ノズル、及び前記排気ガスに含まれる、前記二酸化炭素と、前記生コンクリートスラッジ水との反応により生成する炭酸カルシウムを含む反応物を回収する集塵装置、を備える二酸化炭素利用システムである。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
二酸化炭素を含む排気ガスが通過する煙道、
前記煙道に生コンクリートスラッジ水を供給する噴霧ノズル、及び
前記排気ガスに含まれる、前記二酸化炭素と、前記生コンクリートスラッジ水との反応により生成する炭酸カルシウムを含む反応物を回収する集塵装置、
を備える二酸化炭素利用システム。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記排気ガスの温度が、50℃以上250℃以下である請求項1に記載の二酸化炭素利用システム。
【請求項3】
前記集塵装置が、バグフィルターである請求項1又は2に記載の二酸化炭素利用システム。
【請求項4】
前記生コンクリートスラッジ水の、排気ガス1m

/hに対する供給量が、5kg/h以上600kg/h以下である請求項1又は2に記載の二酸化炭素利用システム。
【請求項5】
前記生コンクリートスラッジ水が、生コンクリートスラッジから固形分を除去したものである請求項1又は2に記載の二酸化炭素利用システム。
【請求項6】
前記固形分と、水とを混合した混合物から固形分を除去したものを、生コンクリートスラッジ水として用いる請求項5に記載の二酸化炭素利用システム。
【請求項7】
二酸化炭素を含む排気ガスが通過する煙道、
前記煙道に生コンクリートスラッジ水を供給する噴霧ノズル、及び
前記排気ガスに含まれる、前記二酸化炭素と、前記生コンクリートスラッジ水との反応により生成する炭酸カルシウムを含む反応物を回収する集塵装置、
を備える炭酸カルシウムの製造装置。
【請求項8】
煙道を通過する二酸化炭素を含む排気ガスと、
前記煙道に噴霧ノズルにより供給される生コンクリートスラッジ水と、を接触させて、
前記排気ガスに含まれる、前記二酸化炭素と、前記生コンクリートスラッジ水との反応により生成する炭酸カルシウムを含む反応物を集塵装置で回収する、
炭酸カルシウムの製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、二酸化炭素利用システム、炭酸カルシウムの製造装置及び製造方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年、地球温暖化への関心が高まり、大気中への二酸化炭素の放出量の削減が求められている。発電所、焼却炉、セメント工場、製鉄所、工場設備等の各種設備において、操業により発生する二酸化炭素を含む排ガスを大気の放出量を低減し、回収することが検討されている。とりわけ、セメント工場における二酸化炭素の放出量の削減は、喫緊の課題として捉えられている。
【0003】
例えば特許文献1には、スラッジ水を処理する方法として、スラッジ水に二酸化炭素を吹き込んで、スラッジ水中の水和生成物と反応処理して炭酸カルシウムを生成させて、スラッジ水を回収する方法が提案されている。そして、二酸化炭素として、工業品としての二酸化炭素、空気、セメントクリンカの焼成時に生成する二酸化炭素等を含む排ガスを用い得ること、二酸化炭素等の大気中への放出抑制と有効活用の点で好ましいことが開示されている。
【0004】
また、特許文献2には、排気ガスに含まれる炭酸ガスを原料として炭酸塩を製造する方法として、苛性ソーダ水溶液等のアルカリ水溶液をミストとし、排気ガスの炭酸ガスをミストに吸収して、苛性ソーダと炭酸ガスとの反応により生成する炭酸塩(炭酸ナトリウム)を含むミストとし、これを排気ガスから分離する方法が開示されている。さらに、炭酸ナトリウムと水酸化カルシウムとを反応させて、炭酸カルシウムとする方法も開示されている。このように、例えば排気ガスに含まれる二酸化炭素(炭酸ガス)を回収し得る方法に関する種々の研究が進められている状況にある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-163821号公報
国際公開公報2022-014554号パンフレット
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、排気ガスに含まれる二酸化炭素を利用しつつ、通常廃棄物として廃棄される生コンクリートスラッジの廃棄量を低減し、かつ炭酸カルシウムの効率的な再利用を可能とする、二酸化炭素利用システム、また炭酸カルシウムの製造装置及び製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明は、以下の二酸化炭素利用システムを提供する。
1.二酸化炭素を含む排気ガスが通過する煙道、
前記煙道に生コンクリートスラッジ水を供給する噴霧ノズル、及び
前記排気ガスに含まれる、前記二酸化炭素と、前記生コンクリートスラッジ水との反応により生成する炭酸カルシウムを含む反応物を回収する集塵装置、
を備える二酸化炭素利用システム。
【0008】
さらに本発明は、以下の二酸化炭素利用システムを、好ましい実施態様として提供する。
2.前記排気ガスの温度が、50℃以上250℃以下である上記1に記載の二酸化炭素利用システム。
3.前記集塵装置が、バグフィルターである上記1又は2に記載の二酸化炭素利用システム。
4.前記生コンクリートスラッジ水の、排気ガス1m

/hに対する供給量が、5kg/h以上600kg/h以下である上記1~3のいずれか1に記載の二酸化炭素利用システム。
5.前記生コンクリートスラッジ水が、生コンクリートスラッジから固形分を除去したものである上記1~4のいずれか1に記載の二酸化炭素利用システム。
6.前記固形分と、水とを混合した混合物から固形分を除去したものを、生コンクリートスラッジ水として用いる上記5に記載の二酸化炭素利用システム。
【0009】
本発明は、以下の炭酸カルシウムの製造装置を提供する。
7.二酸化炭素を含む排気ガスが通過する煙道、
前記煙道に生コンクリートスラッジ水を供給する噴霧ノズル、及び
前記排気ガスに含まれる、前記二酸化炭素と、前記生コンクリートスラッジ水との反応により生成する炭酸カルシウムを含む反応物を回収する集塵装置、
を備える炭酸カルシウムの製造装置。
【0010】
また、本発明は、以下の炭酸カルシウムの製造方法を提供する。
8.煙道を通過する二酸化炭素を含む排気ガスと、
前記煙道に噴霧ノズルにより供給される生コンクリートスラッジ水と、を接触させて、
前記排気ガスに含まれる、前記二酸化炭素と、前記生コンクリートスラッジ水との反応により生成する炭酸カルシウムを含む反応物を集塵装置で回収する、
炭酸カルシウムの製造方法。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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