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公開番号2024038837
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-21
出願番号2022143154
出願日2022-09-08
発明の名称画像記録方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B41M 5/00 20060101AFI20240313BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】記録媒体上に形成した画像の発色性と画像端部の滲み抑制を両立する画像記録方法を提供する。
【解決手段】昇華染料を含むインクをインクジェット記録ヘッドで吐出して転写シートの印刷面に中間画像を形成する中間画像形成工程と、前記中間画像を介して前記印刷面を記録媒体に圧接する圧接工程と、前記転写シートと前記記録媒体を加熱して前記中間画像に含まれる前記昇華染料を前記記録媒体に昇華転写する加熱工程と、前記記録媒体を前記転写シートから剥離する剥離工程と、を有する画像記録方法であって、前記転写シートは、厚さが0.4mm以上である弾性層を含み、前記印刷面のマイクロゴム硬さが10以上50以下である、ことを特徴とする画像記録方法である。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
昇華染料を含むインクをインクジェット記録ヘッドで吐出して転写シートの印刷面に中間画像を形成する中間画像形成工程と、
前記中間画像を介して前記印刷面を記録媒体に圧接する圧接工程と、
前記転写シートと前記記録媒体を加熱して前記中間画像に含まれる前記昇華染料を前記記録媒体に昇華転写する加熱工程と、
前記記録媒体を前記転写シートから剥離する剥離工程と、
を有する画像記録方法であって、
前記転写シートは、
厚さが0.4mm以上である弾性層を含み、
前記印刷面のマイクロゴム硬さが10以上50以下である、ことを特徴とする画像記録方法。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記印刷面の水に対する接触角が60度以下であることを特徴とする請求項1に記載の画像記録方法。
【請求項3】
前記転写シートは、厚さが0.4mm以上2.0mm以下である前記弾性層を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像記録方法。
【請求項4】
前記記録媒体が布であることを特徴とする請求項1に記載の画像記録方法。
【請求項5】
前記圧接工程における前記印刷面を前記記録媒体に圧接する圧力が30kPa以上100kPa以下であることを特徴とする請求項1に記載の画像記録方法。
【請求項6】
前記加熱工程における加熱温度が180℃以上230℃以下であることを特徴とする請求項1に記載の画像記録方法。
【請求項7】
前記加熱工程における加熱時間が30秒以上300秒以下であることを特徴とする請求項6に記載の画像記録方法。
【請求項8】
前記弾性層がシリコーンゴム、または、フッ素ゴムであることを特徴とする請求項1に記載の画像記録方法。
【請求項9】
前記印刷面が前記弾性層であることを特徴とする請求項1~8のいずれか1項に記載の画像記録方法。
【請求項10】
前記弾性層が、親水化処理がされたシリコーンゴム、または、フッ素ゴムであることを特徴とする請求項9に記載の画像記録方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像記録方法に関するものである。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
布等の記録媒体に画像を記録する画像記録方法において、昇華染料と転写シートを用いた昇華転写方式が知られている。昇華転写方式とは、転写シートにインクジェット記録方式を用いて中間画像を形成し、転写シートの印刷面を記録媒体に圧接して加熱することで中間画像に含まれる昇華染料を記録媒体に昇華転写する画像記録方法である。
広く用いられている転写シートは、紙からなる基材上にシリカ等の粒子とバインダー樹脂からなる多孔質のインク受容層を印刷面に有する構造である。インク受容層は中間画像形成時にインクを吸収することで、中間画像の画質向上に寄与する。
しかしながら、当該転写シート上に良好な画質の中間画像を形成したにもかかわらず、昇華転写によって最終的に記録媒体上に形成した画像は、画像端部において滲みが発生して画質が低下する場合があった。また、画像端部における滲みは、高発色性の画像において特に顕著に発生した。
【0003】
画像端部において滲みが発生する原因は、次のように考えられる。
昇華転写方式の画像記録方法では、昇華染料が気体になって拡散し記録媒体に転写される。この際、気体化した昇華染料は、記録媒体の方向に選択的に拡散するのではなく全方向に拡散する。この全方向に拡散した昇華染料が、転写シートと記録媒体の間にある隙間を通って中間画像がない領域まで達して布(記録媒体)に転写された部分が滲みになる。したがって、転写シートと記録媒体の間に生じる隙間を低減することで、画像端部の滲みは抑制できると考えられる。
昇華転写方式の画像記録方法に用いることを想定した転写シートではないが、転写シートと記録媒体の間に生じる隙間を低減するために、ゴム弾性を持つ弾性層を印刷面にして記録媒体の表面凹凸への追従性を高める転写シートが特許文献1に開示されている。
【0004】
前述の通りに特許文献1の画像記録方法は昇華転写方式ではなく、色材と樹脂を含む中間画像を記録媒体に接触させ、中間画像と記録媒体の接着性によって色材と樹脂を含む画像を転写する方式である。この方式の場合、中間画像が記録媒体に接触していない部分であっても、接触した部分の接着性と中間画像の膜強度によって転写することが可能である。
これに対して、本発明のような昇華転写方式では、中間画像と記録媒体に接触していない部分があると、気体になった染料が隙間を通って滲みを生じさせることがあった。したがって、昇華転写方式の画像記録方法において画像端部の滲みを抑制するためには、転写シートと記録媒体の密着性は特許文献1の画像記録方法より高い必要がある。
そのため、特許文献1に開示されている転写シートを昇華転写方式の画像記録方法に適用した場合、記録媒体上に形成した画像端部の滲みを抑制できない場合があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-98312号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前述のように、特許文献1に開示されている転写シートを昇華転写方式の画像記録方法に適用した場合、記録媒体上に形成した発色性の高い画像端部の滲みを抑制できない場合があった。
本発明は、上記を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、記録媒体上に形成した画像の発色性と画像端部の滲み抑制を両立する画像記録方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的は以下の本発明によって達成される。すなわち、本発明の一態様に係る画像記録方法は、
昇華染料を含むインクをインクジェット記録ヘッドで吐出して転写シートの印刷面に中間画像を形成する中間画像形成工程と、
前記中間画像を介して前記印刷面を記録媒体に圧接する圧接工程と、
前記転写シートと前記記録媒体を加熱して前記中間画像に含まれる前記昇華染料を前記記録媒体に昇華転写する加熱工程と、
前記記録媒体を前記転写シートから剥離する剥離工程と、
を有する画像記録方法であって、
前記転写シートは、
厚さが0.4mm以上である弾性層を含み、
前記印刷面のマイクロゴム硬さが10以上50以下である、ことを特徴とする画像記録方法である。
【発明の効果】
【0008】
本発明の効果は、昇華転写方式の画像記録方法において、記録媒体上に形成した画像の発色性と画像端部の滲み抑制を両立することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の画像記録方法の一例を示す模式図である。
本発明の画像記録方法の一例を示す別の模式図である。
本発明の画像記録方法の一例を示す別の模式図である。
本発明の画像記録方法の一例を示す別の模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、好適な実施の形態を挙げて、本発明を詳細に説明する。物性値は、特に断りのない限り、常温(25℃)における値である。
図1A~図1Dは本発明の画像記録方法の一例を示す模式図である。図1Aに示されるように、転写シート1は中間画像を形成する印刷面2に弾性層3を有し、弾性層3は基材4上に形成した。次いで、図1Bに示されるように、昇華染料を含むインクをインクジェット記録ヘッドで吐出して転写シート1の印刷面2に中間画像5を形成した。次いで、図1Cに示されるように、中間画像5を介して転写シート1の印刷面2を記録媒体6に圧接し加熱した。最後に、図1Dに示されるように、記録媒体6を転写シート1から剥離して、昇華転写方式の画像記録方法による画像7を記録媒体6に形成した。
(【0011】以降は省略されています)

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