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公開番号2024038386
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-19
出願番号2024004251,2023024907
出願日2024-01-16,2016-05-17
発明の名称機器及びプログラム
出願人株式会社ユピテル
代理人
主分類B60R 16/02 20060101AFI20240312BHJP(車両一般)
要約【課題】電源電圧にノイズが生じたときに車載ネットワーク7に打診信号を送信し、それに対する応答信号を受信したときに外部機器への電源供給を行う電源制御装置における暗電流を防止する。
【解決手段】電源制御機器30は、車載電源のノイズを検出したときに、車載ネットワーク7を流れる信号を検査する信号検査機能と、前記信号検査機能が前記車載ネットワーク7の信号を検出したときに、前記車載ネットワーク7に打診信号を送信する打診機能と、前記打診信号の送信後に前記車載ネットワーク7を流れる応答信号に基づいて、給電条件の成否判断を実行する給電判断機能と、前記給電条件が成立したと前記給電判断機能が判断したときに、前記車載電源から外部機器20への給電を行う給電制御機能を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
所定の給電条件を満たしたときに車両から供給される電源に基づく外部機器への給電を開始する給電制御機能を有する電源制御装置であって、
車載ネットワークに打診信号を反復して送信し、
前記給電制御機能は、いずれかの前記打診信号の送信後に前記車載ネットワークを流れる応答信号に基づいて、遮電条件の成否判断を行い、
前記給電制御機能は、前記遮電条件が成立したと判断したときに、前記車両から供給される電源に基づく前記外部機器への給電を遮断すること
を特徴とする電源制御装置。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
前記打診信号の送信後に車載ネットワークを流れる応答信号を検出したときに、打診信号を送信することを反復して実行する機能を備えること
を特徴とする請求項1に記載の電源制御装置。
【請求項3】
前記打診信号の送信後に一定時間内に車載ネットワークを流れる応答信号を検出したときに、打診信号を送信することを反復して実行する機能を備えること
を特徴とする請求項1に記載の電源制御装置。
【請求項4】
前記打診信号の反復の間隔は、一定時間のものを備えること
を特徴とする請求項1に記載の電源制御装置。
【請求項5】
前記打診信号は、同一構成の信号を備えること
を特徴とする請求項1に記載の電源制御装置。
【請求項6】
請求項1~5のいずれかに記載の電源制御装置の機能をコンピュータに実現させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電源制御装置等に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年の自動車等の車両は、1又は複数のコンピュータ(例えば、エンジンECU)を接続するCANなどのネットワーク(「車載ネットワーク」という。)へ接続可能なOBD
コネクタなどのコネクタ(以下、「車載コネクタ」という場合がある。)を有している。多くの場合、車載コネクタは、車載ネットワークに対する信号の送信及び/又は受信を行うための端子(「信号端子」という場合がある。)だけでなく、カーバッテリーやオルターネータ等の車両の電源(「車載電源」という。)に接続するための端子(「電源端子」という場合がある。)を有する。よって、電源端子から外部機器に対して給電を行うことが可能である。
【0003】
しかし、車両の状態に関わらず車載電源から外部機器に給電を行うと、例えば、長期間の駐車により、バッテリー上がりを起こすことがある。このため、車両の状態によって外部機器への給電を制御する電源制御装置が提案されている(例えば、特許文献1,2)。
【0004】
特許文献1は、オルターネータ等による電源電圧上のノイズを検出したときに外部機器に電源を供給する電源制御装置を開示する。特許文献2は、電源電圧のノイズを検出したときに、車載ネットワークに対して応答要求信号を送信し、それに対する応答出力信号(例えば、エンジンECUからの応答出力信号)を受信したときに、外部機器への電源供給を行う電源制御装置を開示する。特許文献2では、電源電圧のノイズだけでなく、応答出力信号も用いて電源供給を制御することで、車両の状態をより正確に判断することができる。特許文献2は、更に、車載ネットワークから応答出力信号を受信できなくなったときに、電源供給を遮断することを開示する。特許文献2では、電源電圧のノイズの代わりに、CANのウエイクアップをトリガに応答要求信号を送信することも考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平11-222084公報
特開2012-148717号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明者は、キーが挿入されていない状態(例えばガソリン車でエンジンを切って駐車しており、乗員がいない状態)であっても、何らかの原因で電源電圧にノイズが生じる場合があり、これが、車両の電流使用量に影響を与えていることを見出した。例えば、近年の車両やカーアクセサリには、例えばガソリン車でエンジンを切って駐車しており、乗員がいない状態でも動作をするもの(例えば、セキュリティ関係の電装品)があり、そのような外部機器が動作した際に電源電圧のノイズが生じる場合がある。引用文献2の電源制御装置では、これらのノイズを検出すると、車載ネットワークに対して応答要求信号を送信するため、車載ネットワークに接続されたシステムの一部(例えば、ボディー系のECU等)又は全部がウエイクアップし、車載ネットワークに接続された機器に流れる電流が増加する。このようなノイズが頻繁に発生すると、例えば、例えばガソリン車でエンジンを切って駐車しており、乗員がいない状態でも、バッテリーが上がってしまうことも考えられる。
【0007】
また、イグニッションがオフ状態になれば、通常、エンジンECUは、外部からの信号に対して応答信号を送信しない。よって、エンジンECUからの応答信号によって、イグニッションオフの状態であることを検出可能である。しかし、輸入車や最近の車両など、イグニッションオフの状態になった後も暫くの間は、外部からの信号に対して応答信号を送信する車両もあり、応答信号のみでは、イグニッションオフの状態を正確に判断することができない問題があることを本発明者は見出した。
【0008】
外部入力線にて直接イグニッションスイッチを監視することも考えられるが、専門知識の無い一般のユーザがこのような配線を行うのは困難である。
【0009】
本願には、上記の問題の全部又は一部又は他の問題に対処した発明が開示される。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本願には、例えば、下記各構成例に記載の発明が開示される。
(【0011】以降は省略されています)

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