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公開番号2024037612
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-19
出願番号2022142560
出願日2022-09-07
発明の名称発送システム
出願人合同会社エリサ
代理人弁理士法人雄渾
主分類G06Q 10/08 20240101AFI20240312BHJP(計算;計数)
要約【課題】本発明の課題は、輸送業者の設定する輸送対象物の規定の大きさや重さに対しての余裕部分を少なくし、商品を効率よく発送するシステムを提供することを目的とする。
【解決手段】店舗運営者の取り扱う商品が、予め定められた商品の大きさ等に従って商品サイズ情報として管理サーバーに登録されるステップと、管理サーバーに記憶された商品情報が、ユーザーの操作する情報端末を経由してユーザーにより選択されるステップと、管理サーバーが、前記選択された商品情報に紐づけられた商品サイズ情報と、発送サイズ情報とから、輸送業者の設定する輸送対象物の規定の大きさに対する商品の収容可能な余裕部分を算出するステップと、管理サーバーが、前記収容可能な余裕部分があることをユーザーの情報端末に送信するステップと、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
店舗運営者の取り扱う商品が、予め定められた商品の大きさ又は重さに従って商品サイズ情報として管理サーバーに登録される、商品サイズ情報登録ステップと、
管理サーバーに記憶された商品情報が、ユーザーの操作する情報端末を経由して発送依頼者により選択される商品選択ステップと、
管理サーバーが、前記選択された商品情報に紐づけられた商品サイズ情報と、発送サイズ情報とから、輸送業者の設定する輸送対象物の規定の大きさに対する商品の収容可能な余裕部分を算出する、余裕部分算出ステップと、
管理サーバーが、前記収容可能な余裕部分があることをユーザーの情報端末に送信する、余裕部分通知ステップと、を備えることを特徴とする、発送システム。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記管理サーバーは、前記算出された商品の収容可能な余裕部分と、管理サーバーに記憶された商品情報に紐づけられた商品サイズ情報とを比較し、前記商品の収容可能な余裕部分に収容可能な商品情報を決定する、同梱可能商品決定ステップと、
前記収容可能な商品情報をユーザーの情報端末に送信する、同梱商品表示ステップと、を備えることを特徴とする、請求項1に記載の発送システム。
【請求項3】
前記管理サーバーは、前記商品の収容可能な余裕部分に収容可能な商品情報が保有する利益情報をユーザーの情報端末に送信する、利益情報送信ステップと備えることを特徴とする、請求項2に記載の発送システム。
【請求項4】
前記同梱商品表示ステップで送られる商品の収容可能な余裕部分に収容可能な商品情報は、ユーザーに商品を試しに使用してもらうことを希望する者の商品情報であり、
前記利益情報送信ステップで送られるユーザーに与える利益情報は、ユーザーに商品を試しに使用してもらうことを希望する者が負担する利益情報であることを特徴とする、請求項3に記載の発送システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、発送システムに関するものである。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、WEBサイトに掲載された商品をインターネット経由で注文し、WEBサイト管理者(店舗運営者)に発送してもらうオンラインショップサービスが行われている。
オンラインショップでは、ユーザーが購入した商品は、輸送業者により、ユーザーまで届けられる。輸送業者は、商品が梱包された荷物の大きさ(縦、横及び高さの3辺の長さ)又は荷物の重さ及び発送地から届ける場所(ユーザー)までの距離を基準に送料を決定している。
ユーザーは商品と送料を含めた金額を、可能な限り低額にしたいというニーズがあり、例えば、特許文献1では、複数の販売者の送料を含む商品の購入費用と発送地から送付地までの距離とをユーザーが容易に比較することができる情報を端末装置に表示させることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-41577号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
輸送業者の送料は、一定の大きさ又は一定の重さ(発送サイズ)を超えると送料が段階的に増加するように設定されている。よって、商品の大きさが輸送業者の設定する輸送対象物の規定の大きさ(発送サイズ)よりも荷物が少し大きい場合、一段階大きい輸送対象物として扱われて料金が確定し、輸送対象物の規定の大きさに対して大きな空間(余裕部分)が存在する状態で発送されたり、商品が小さい物の場合、輸送対象物の規定の大きさに対して大きな空間(余裕部分)ができた状態で発送されたりする場合がある。また、重さを基準にした場合も、同様であり、荷物の重さや空間に余裕部分があってもその余裕部分を含めた料金をユーザーが負担しているという状況である。
【0005】
そこで、本発明の課題は、商品の荷物の大きさを輸送業者の設定する輸送対象物の規定の大きさ又は重さ(発送サイズ)にできる限り近づけ、輸送対象物の規定の大きさや重さに対しての余裕部分を少なくし、商品を効率よく発送するシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者は、上記課題について鋭意検討した結果、店舗運営者が取り扱う商品を予め定められた商品の大きさ又は重さに従って商品サイズ情報として管理サーバーに登録し、ユーザーが商品を選択した際に、輸送業者の設定する輸送対象物の規定の大きさ又は重さ(発送サイズ)に対してどの程度の空間(余裕部分)があるかを算出する発送システムを見出し、本発明を完成させた。
【0007】
上記課題を解決するための本発明の発送システムは、店舗運営者の取り扱う商品が、予め定められた商品の大きさ又は重さに従って商品サイズ情報として管理サーバーに登録される、商品サイズ情報登録ステップと、管理サーバーに記憶された商品情報が、ユーザーの操作する情報端末を経由して発送依頼者により選択される商品選択ステップと、管理サーバーが、選択された商品情報に紐づけられた商品サイズ情報と、発送サイズ情報とから、輸送業者の設定する輸送対象物の規定の大きさに対する商品の収容可能な余裕部分を算出する、余裕部分算出ステップと、管理サーバーが、収容可能な余裕部分があることをユーザーの情報端末に送信する、余裕部分通知ステップと、を備えることを特徴とする。
本発明の発送システムによれば、これらのステップを有することにより、ユーザーが発送サイズにどの程度の余裕部分があるかを把握することができ、輸送業者の設定する輸送対象物の規定の大きさ又は重さ(発送サイズ)にできる限り近づけ、輸送対象物の規定の大きさや重さに対しての余裕部分を少なくし効率よく発送しやすくなる効果がある。
また、ユーザーが追加の商品を選択しやすくなり、商品の購入意欲を増加させる効果がある。
【0008】
さらに、本発明の発送システムの一実施態様としては、管理サーバーは、算出された商品の収容可能な余裕部分と、管理サーバーに記憶された商品情報に紐づけられた商品サイズ情報とを比較し、商品の収容可能な余裕部分に収容可能な商品情報を決定する、同梱可能商品決定ステップと、収容可能な商品情報をユーザーの情報端末に送信する、同梱商品表示ステップと、を備えることを特徴とする。
この発送システムによれば、同梱可能な商品が表示されることから、輸送対象物の規定の大きさや重さから一段階大きい料金が適用されるか否かの判断がしやすくなり、追加の商品を選択しやすくなることから、ユーザーの購入意欲を増加させることができる効果がある。
【0009】
さらに、本発明の発送システムの一実施態様としては、管理サーバーは、商品の収容可能な余裕部分に収容可能な商品情報(同梱候補商品)が保有する利益情報をユーザーの情報端末に送信する、利益情報送信ステップと備えることを特徴とする。
この発送システムによれば、ユーザーに対する利益を表示させることから、ユーザーの商品購入意欲を増加させることができる効果がある。
【0010】
さらに、本発明の発送システムの一実施態様としては、同梱商品表示ステップで送られる商品の収容可能な余裕部分に収容可能な商品情報は、ユーザーに商品を試しに使用してもらうことを希望する者の商品情報であり、利益情報送信ステップで送られるユーザーに与える利益情報は、ユーザーに商品を試しに使用してもらうことを希望する者が負担する利益情報であることを特徴とする。
この発送システムによれば、同梱商品としてユーザーの情報端末に商品を表示させることから、ユーザーが商品を選択しやすく、商品を試しに使用してもらうことを希望する者(サンプル事業者)が、試してもらいたい商品(商品サンプル)をユーザーに容易に届けることができる効果がある。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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