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公開番号2024036149
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-15
出願番号2022140898
出願日2022-09-05
発明の名称無線受信機
出願人株式会社アドバンストアールエフデザイン
代理人
主分類H04L 27/00 20060101AFI20240308BHJP(電気通信技術)
要約【課題】無線タグからのデータを読み取るには、無線タグに向けて電波を送信し、タグからの応答を受信する専用のリーダを用いる必要があった。タグが応答を送信するときには、リーダからの無変調信号に変調を行う。現代では様々な電波が空間を飛び交っているため、これらにタグが変調を行えば、特別な送信機を設けなくとも済む可能性があるが、任意波形で変調された信号にデータを変調した信号波形から、データを復調するのは極めて困難であり、如何に当該任意波形を除去するかが課題となっている。
【解決手段】送信波を受信し直交復調して出力される複素成分であるI信号成分30とQ信号成分31及び、再送信波を受信し直交復調して出力される複素成分であるI信号成分37とQ信号成分38を、複素相関検出回路39に入力し、相関検出出力40から復調データ43を出力する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
第一の無線通信信号を通過させる第一のバンドパスフィルタを通した後に直交復調を行い出力される第一の複素信号と、前記第一の無線通信信号に特定データを変調して送信される第二の無線通信信号を通過させる第二のバンドパスフィルタを通した後に直交復調を行い出力される第二の複素信号を入力し、両者の複素相関を求める複素相関検出手段を設け、当該相関検出出力から前期特定データを復調出力することを特徴とする無線受信機。
続きを表示(約 82 文字)【請求項2】
第一の複素信号と第二の複素信号の相関値を検出するに際して、特定の位相回転を行う時間関数を乗じることを特徴とする請求項1の無線受信機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、一般的な無線通信信号に対して特定の周波数の搬送波と特定のデータで再変調した信号を受信し、当該特定データを復調するための受信機に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
無線を用いて個体の識別を行う無線タグは様々なところで用いられており、その識別はリーダーと呼ばれる識別装置から送信される電波から発電した電力を用い、リーダー~送信される搬送波に識別データを変調して再送信したものを、リーダーで受信して識別データを読み取るものである。
【0003】
リーダーの送信波が変調されている場合、これにタグで識別データの変調を行ったときには、瞬時瞬時に振幅と位相が変化する搬送波に対して識別データの変調を行うこととなり、その変調出力は非常に複雑なものになり、これを受信して識別データを復調するには困難を伴う。
【0004】
そのため、リーダーから無線タグへのデータ送信時には、図1に示すように、プリアンブル1に続き、コマンド2およびパラメータ3と変調された信号の送信を行うが、無線タグからのデータ送信時には、無変調4の搬送波のみ送信する。無線タグは、この搬送波に個別の識別データから成る応答5を変調して送信することとなる。
【0005】
特許文献1の図2で示される無線タグリーダライタと無線タグの通信におけるコマンド のやりとりのタイミングならびに、非特許文献1のFigure17に示されるhandoverタイミングでのInterrogator(即ち無線タグリーダライタ)の変調データ波形でも示されるように、無線タグがデータを送信するときには無線タグリーダライタは無変調の電波を無線タグに向けて送信する。無線タグはその搬送波に識別データを変調して再送信することとなる。搬送波に識別データを変調しているため、受信側では一般的な復調方法で識別データを容易に復調することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2008-293538号公報
【非特許文献】
【0007】
国際標準化規格ISO/IEC 18000-6:2004(E)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
変調された無線信号に、個別の識別データを更に変調した場合、識別データを変調する時点の搬送波波形及び元の変調波形が明らかになっていれば、逆演算することで復調を行うことも可能であるが、単に変調波形による振幅と位相の変動だけでなく、電波伝搬による振幅と位相の変動が加わるため、不明な変動項目が多くなり識別データを復調することは極めて困難となる。
【0009】
任意波形で変調された無線信号に、個別の識別データを更に変調した信号から、不明な変動項目を除去するが可能となり、識別データを復調することができれば、特にリーダから電波を送信せずとも、空間に飛び交っている電波に無線タグが識別データを変調すればよいこととなる。そのため、任意波形変調成分を如何に除去するかが課題となる。
【0010】
本発明は上記課題を解決し、専用のリーダを必要とせず識別データを読み取れる受信機の実現を目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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