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公開番号2024034900
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-13
出願番号2022139461
出願日2022-09-01
発明の名称表示装置
出願人株式会社デンソーテン
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G09F 9/00 20060101AFI20240306BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】表示パネルに力が作用した場合において、かかる力に対する適切な強度を確保する。
【解決手段】表示装置は、表示パネルを収容する収容部を備える。収容部は、第1壁部と、第2壁部と、軸部と、挿通孔とを備える。第1壁部は、表示パネルの背面側に配置される背面部の一辺から表示パネルの前面側へ向けて立設される。第2壁部は、背面部の他辺から表示パネルの前面側へ向けて立設される。軸部は第1壁部の端部に形成され、挿通孔は第2壁部の端部に形成される。挿通孔に軸部が挿通されてかしめられることで第1壁部と第2壁部とが締結されて締結部が形成される。挿通孔に挿通された軸部と挿通孔との間に隙間が形成される。隙間は、第1壁部に対して表示パネルの前面側から背面側へ向かう力が作用した場合に、締結部における第1壁部と第2壁部とのすべり変位が抑制されるように、表示パネルの前面側よりも背面側のほうが小さくなるように配分される。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
表示パネルと、
前記表示パネルの外周の少なくとも一部を背面側から囲むようにして収容する収容部と
を備え、
前記収容部は、
前記表示パネルの背面側に配置される背面部と、
前記背面部の一辺から前記表示パネルの前面側へ向けて前記表示パネルの外周の一部を囲むように立設される第1壁部と、
前記背面部の一辺と連続する他辺から前記表示パネルの前面側へ向けて前記表示パネルの外周の一部を囲むように立設される第2壁部と、
前記第1壁部の端部において前記第2壁部の端部と重なる部位に形成される軸部と、
前記第2壁部の端部に形成され前記軸部が挿通される挿通孔と
を備え、
前記挿通孔に前記軸部が挿通されてかしめられることで前記第1壁部と前記第2壁部とが締結されて締結部が形成され、
前記挿通孔に挿通された前記軸部の外周面と前記挿通孔の内周面との間に隙間が形成されており、
前記隙間は、前記第1壁部に対して前記表示パネルの前面側から背面側へ向かう力が作用した場合に、前記締結部における前記第1壁部と前記第2壁部とのすべり変位が抑制されるように、前記表示パネルの前面側よりも背面側のほうが小さくなるように配分されている、
表示装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
表示パネルと、
前記表示パネルの外周の少なくとも一部を背面側から囲むようにして収容する収容部と
を備え、
前記収容部は、
前記表示パネルの背面側に配置される背面部と、
前記背面部の一辺から前記表示パネルの前面側へ向けて前記表示パネルの外周の一部を囲むように立設される第1壁部と、
前記背面部の一辺と連続する他辺から前記表示パネルの前面側へ向けて前記表示パネルの外周の一部を囲むように立設される第2壁部と、
前記第1壁部の端部において前記第2壁部の端部と重なる部位に形成される軸部と、
前記第2壁部の端部に形成され前記軸部が挿通される挿通孔と
を備え、
前記挿通孔に前記軸部が挿通されてかしめられることで前記第1壁部と前記第2壁部とが締結されて締結部が形成され、
前記挿通孔に挿通された前記軸部の外周面と前記挿通孔の内周面との間に隙間が形成されており、
前記隙間は、前記第2壁部に対して前記表示パネルの前面側から背面側へ向かう力が作用した場合に、前記締結部における前記第1壁部と前記第2壁部とのすべり変位が抑制されるように、前記表示パネルの背面側よりも前面側のほうが小さくなるように配分されている、
表示装置。
【請求項3】
前記表示パネルは、
上部が車両のダッシュボードから突出するように配置される、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項4】
前記表示パネルは、
上部が車両のダッシュボードから突出するように配置され、
前記第1壁部は、
前記表示パネルの上部側の辺と対応する位置に設けられる、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項5】
前記表示パネルは、
上部が車両の天井から垂下するように配置される、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項6】
前記表示パネルは、
上部が車両の天井から垂下するように配置され、
前記第1壁部は、
前記表示パネルの下部側の辺と対応する位置に設けられる、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項7】
前記締結部において、前記第1壁部の前記表示パネルの前面側の端部が、前記第2壁部の前記表示パネルの前面側の端部よりも突出している、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項8】
前記表示パネルは、
上部が車両のダッシュボードから突出するように配置される、
請求項2に記載の表示装置。
【請求項9】
前記表示パネルは、
上部が車両のダッシュボードから突出するように配置され、
前記第2壁部は、
前記表示パネルの上部側の辺と対応する位置に設けられる、
請求項2に記載の表示装置。
【請求項10】
前記表示パネルは、
上部が車両の天井から垂下するように配置される、
請求項2に記載の表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、表示パネルを備えた表示装置に関する技術が種々提案されている。また、例えば表示パネルなどの部品を収容する収容部(ケース)に関する技術も種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-096325号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術には、例えば表示パネルに力が作用した場合において、かかる力に対する適切な強度を確保するという点で、改善の余地があった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、表示パネルに力が作用した場合において、かかる力に対する適切な強度を確保することができる表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、表示装置において、表示パネルと、前記表示パネルの外周の少なくとも一部を背面側から囲むようにして収容する収容部とを備える。前記収容部は、背面部と、第1壁部と、第2壁部と、軸部と、挿通孔とを備える。背面部は、前記表示パネルの背面側に配置される。第1壁部は、前記背面部の一辺から前記表示パネルの前面側へ向けて前記表示パネルの外周の一部を囲むように立設される。第2壁部は、前記背面部の一辺と連続する他辺から前記表示パネルの前面側へ向けて前記表示パネルの外周の一部を囲むように立設される。軸部は、前記第1壁部の端部において前記第2壁部の端部と重なる部位に形成される。挿通孔は、前記第2壁部の端部に形成され前記軸部が挿通される。また、前記挿通孔に前記軸部が挿通されてかしめられることで前記第1壁部と前記第2壁部とが締結されて締結部が形成される。また、前記挿通孔に挿通された前記軸部の外周面と前記挿通孔の内周面との間に隙間が形成されている。また、前記隙間は、前記第1壁部に対して前記表示パネルの前面側から背面側へ向かう力が作用した場合に、前記締結部における前記第1壁部と前記第2壁部とのすべり変位が抑制されるように、前記表示パネルの前面側よりも背面側のほうが小さくなるように配分されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、表示パネルに力が作用した場合において、かかる力に対する適切な強度を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る表示装置の設置場所の例を示す図である。
図2は、実施形態に係る表示装置の斜視図である。
図3は、表示装置の分解斜視図である。
図4は、表示装置の背面斜視図である。
図5は、図4のV-V線端面図である。
図6Aは、収容部の斜視図(その1)である。
図6Bは、収容部の斜視図(その2)である。
図6Cは、第1壁部の軸部が挿通孔に挿通される様子を示す図である。
図7は、表示装置が車両の天井に吊り下げられて配置される例を示す模式側面図である。
図8は、変形例に係る表示装置を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して、本願の開示する表示装置の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0010】
(実施形態)
図1は、実施形態に係る表示装置1の設置場所の例を示す図である。なお、図1および後述する図2以降は、いずれも模式図である。また、図1等においては、説明の便宜のために、互いに直交するX軸方向、Y軸方向およびZ軸方向で規定される3次元の直交座標系を図示している。かかる直交座標系は、後述の説明に用いる他の図面でも示す場合がある。また、直交座標系において、X軸は表示装置1あるいは車両の左右方向(幅方向)、Y軸は表示装置1あるいは車両の前後方向、Z軸は鉛直方向である。また、直交座標系は、表示装置1が図示された状態にあるときのX軸方向、Y軸方向およびZ軸方向であり、表示装置1の取り付け方向等を限定するものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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