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公開番号2024034569
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-13
出願番号2022138892
出願日2022-09-01
発明の名称液処理方法および液処理設備
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人森本国際特許事務所
主分類C02F 3/06 20230101AFI20240306BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約【課題】散気装置から散気を行っている際、剥離した生物膜が処理槽の外部へ流出する流出量を大幅に削減することが可能な液処理方法を提供する。
【解決手段】処理槽2内の被処理液3に浸漬された膜装置6と、膜装置6に酸素含有気体7を供給する気体供給部8と、上下両方が開口されているとともに膜装置6の周囲を取り囲むように設けられた囲い体11と、膜装置6の下方に設けられた散気装置10とを有し、膜装置6は、気体透過膜と、気体透過膜の外表面に形成され且つ気体供給部8から気体透過膜内に供給される酸素含有気体7を消費する生物膜とを備えている、液処理設備1の液処理方法であって、散気装置10による散気を停止しているときに、被処理液3の液面3aを囲い体11の上端よりも上位に保つ第1工程と、散気装置10による散気を行っているときに、被処理液3の液面3aを囲い体11の上端と下端との間に保つ第2工程とを有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
処理槽内の被処理液に浸漬された膜装置と、
膜装置に酸素含有気体を供給する気体供給部と、
上下両方が開口されているとともに膜装置の周囲を取り囲むように設けられた囲い体と、
膜装置の下方に設けられた散気装置とを有し、
膜装置は、気体透過性を有する気体透過膜と、気体透過膜の外表面に形成され且つ気体供給部から気体透過膜内に供給される酸素含有気体を消費する生物膜とを備えている、液処理設備の液処理方法であって、
散気装置による散気を停止しているときに、処理槽内の被処理液の液面を囲い体の上端よりも上位に保つ第1工程と、
散気装置による散気を行っているときに、処理槽内の被処理液の液面を囲い体の上端と下端との間に保つ第2工程とを有することを特徴とする液処理方法。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
囲い体として、膜装置を収納するケースを用いることを特徴とする請求項1に記載の液処理方法。
【請求項3】
第1工程実施中および第2工程実施中において、被処理液を外部から処理槽内に供給するとともに、処理槽内の被処理液を外部へ排出することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液処理方法。
【請求項4】
処理槽内の被処理液に浸漬された膜装置と、
膜装置に酸素含有気体を供給する気体供給部と、
膜装置の下方に設けられた散気装置とを有する液処理設備であって、
上下両方が開口されているとともに膜装置の周囲を取り囲む囲い体が処理槽内に設けられ、
膜装置は、気体透過性を有する気体透過膜と、気体透過膜の外表面に形成され且つ気体供給部から気体透過膜内に供給される酸素含有気体を消費する生物膜とを有し、
処理槽内の被処理液の液面の高さを第1液面高さと第2液面高さとに切り替える液面高さ切替装置が設けられ、
第1液面高さは被処理液の液面が囲い体の上端よりも上位に設定され、
第2液面高さは被処理液の液面が囲い体の上端と下端との間に設定されていることを特徴とする液処理設備。
【請求項5】
囲い体は膜装置を収納するケースであることを特徴とする請求項4記載の液処理設備。
【請求項6】
処理槽は、被処理液が外部から処理槽内へ流入する流入部と、被処理液が処理槽内から外部へ流出する流出部とを有し、
液面高さ切替装置は流出部に設けられた堰を有していることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の液処理設備。
【請求項7】
液面高さ切替装置は処理槽内の余剰汚泥を外部へ引き抜く引抜装置を有していることを特徴とする請求項6記載の液処理設備。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、生物膜を用いて被処理液を処理する液処理方法および液処理設備に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種の液処理設備としては、例えば図8に示すように、処理槽101内の廃水102に浸漬された中空糸膜エレメント103と、中空糸膜エレメント103に空気104を供給する気体供給部105と、中空糸膜エレメント103の下方に設けられた散気装置106とを有するものがある。
【0003】
中空糸膜エレメント103は中空糸膜107と第1ハウジング108と第2ハウジング109とを有している。中空糸膜107の外表面には、気体供給部105から中空糸膜107内に供給される空気104を消費する生物膜(図示省略)が形成されている。
【0004】
これによると、空気104を気体供給部105から中空糸膜107内に供給することにより、空気104が中空糸膜107の内部から外部へ透過し、生物膜が空気104中の酸素を消費して、廃水102が生物処理される。この際、廃水102は、流入部(図示省略)から処理槽101内に流入し、中空糸膜エレメント103で生物処理された後、流出部(図示省略)から処理槽101の外へ流出する。このようにして処理槽101の外へ流出した廃水102は最終的に河川などに放流される。
【0005】
上記のような生物処理を所定時間行った後、散気装置106から気泡を放出してバブリング処理を行うことにより、生物膜を中空糸膜107から剥離させている。これにより、中空糸膜107の生物膜の厚さを、生物処理に最適な膜厚に調節することができる。
【0006】
尚、上記のような液処理設備は例えば下記特許文献1に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2021-133342
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら上記の従来形式では、バブリング処理を行っている際、散気装置106から放出された気泡が上昇することにより、処理槽101内に上向流が発生し、上向流によって生物膜が中空糸膜107から剥離する。このようにして剥離した生物膜は、上向流と共に廃水102の水面付近まで上昇し、廃水102の水面付近から流出部を通って処理槽101の外部へ流出する。これにより、処理槽101の外部へ流出する生物膜の流出量が増加するといった問題があり、生物膜の流出量が増加すると、処理槽101から河川などに放流される廃水102の水質が悪化する虞がある。
【0009】
本発明は、散気装置から散気を行っている際、剥離した生物膜が処理槽の外部へ流出する流出量を大幅に削減することが可能な液処理方法および液処理設備を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために、本第1発明は、処理槽内の被処理液に浸漬された膜装置と、
膜装置に酸素含有気体を供給する気体供給部と、
上下両方が開口されているとともに膜装置の周囲を取り囲むように設けられた囲い体と、
膜装置の下方に設けられた散気装置とを有し、
膜装置は、気体透過性を有する気体透過膜と、気体透過膜の外表面に形成され且つ気体供給部から気体透過膜内に供給される酸素含有気体を消費する生物膜とを備えている、液処理設備の液処理方法であって、
散気装置による散気を停止しているときに、処理槽内の被処理液の液面を囲い体の上端よりも上位に保つ第1工程と、
散気装置による散気を行っているときに、処理槽内の被処理液の液面を囲い体の上端と下端との間に保つ第2工程とを有するものである。
(【0011】以降は省略されています)

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