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公開番号2024034145
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-13
出願番号2022138199
出願日2022-08-31
発明の名称システム及びプログラム等
出願人株式会社ユピテル
代理人個人
主分類H04N 23/60 20230101AFI20240306BHJP(電気通信技術)
要約【課題】従来よりも機能を向上させること、例えば、撮影対象物の点灯の状態を把握可能な画像を得ること。
【解決手段】撮影装置100は、車両における所定の周期で点灯と消灯とを繰り返す所定の対象物を撮影可能な位置に配置される撮影部と、前記撮影部により前記対象物が撮影されるタイミングを前記点灯のタイミングとする制御を行う制御部とを有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両に配置される撮影部と、
所定の周期で点灯と消灯とを繰り返す撮影対象物が前記撮影部により撮影されるタイミングを、前記撮影対象物が点灯するタイミングとする制御を行う制御部と
を有するシステム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記撮影部は、
所定の露光時間で撮影し、
前記制御部は、
前記撮影対象物が消灯している時間よりも長い露光時間を保つように、前記所定の露光時間を設定する
請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記撮影部は、
画素ごとに、第1受光部と、前記第1受光部よりも小さい第2受光部とを有し、前記第1受光部による受光と前記第2受光部による受光とに応じた値を有する画像データを生成し、
前記制御部は、前記第2受光部について、前記撮影対象物が消灯している時間よりも長い露光時間を保つように、前記所定の露光時間を設定する
請求項2に記載のシステム。
【請求項4】
前記制御部は、
前記第1受光部と前記第2受光部とで同じ周期で撮影させ、かつ前記第1受光部の露光時間よりも前記第2受光部の露光時間を長くする
請求項3に記載のシステム。
【請求項5】
前記制御部は、
前記所定の露光時間を、前記撮影対象物の点灯及び消灯が明暗として撮影される長さの時間とする
請求項4に記載のシステム。
【請求項6】
前記制御部は、前記所定の露光時間を略6msとする
請求項3に記載のシステム。
【請求項7】
前記制御部は、前記所定の露光時間を6ms以上8.33ms以下とする
請求項5に記載のシステム。
【請求項8】
前記制御部は、
前記同じ周期で撮影された複数フレームの画像を示す画像データを、所定の送信先に送信する送信処理を行う
請求項7に記載のシステム。
【請求項9】
前記制御部は、
前記撮影部により所定の間隔で撮影して、フレームごとに、前記撮影部が撮影した画像に消灯している前記撮影対象物が含まれているか否かを認識し、
連続する2つのフレームの画像において、前記消灯している前記撮影対象物が含まれていると判定した場合、前記撮影部の撮影の間隔を所定時間だけずらす
請求項1から8のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項10】
前記撮影対象物は、信号機であり、
前記所定時間は、信号機で一般的な点灯周期中の点灯時間内の時間である
請求項9に記載のシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、システム及びプログラム等に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
車両に搭載され、車両周辺の映像を撮像し、急ブレーキ、急ハンドルや衝突などのイベントにより車両に衝撃が加わった際に周辺映像や車速などを記録する車載用録画装置がある(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6696558号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的の一つは、従来よりも機能を向上させること、例えば、撮影対象物の点灯の状態を把握可能な画像を得ることである。
【0005】
本発明の目的はこれに限定されず、本明細書及び図面等に開示される構成の部分から奏する効果を得ることを目的とする構成についても分割出願・補正等により権利取得する意思を有する。例えば本明細書において「~できる」「~可能である」などと記載した箇所を「~が課題である」と読み替えた課題が本明細書には開示されている。課題はそれぞれ独立したものとして記載しているものであり、各々の課題を解決するための構成についても単独で分割出願・補正等により権利取得する意思を有する。課題が明細書の記載から黙示的に把握されるものであっても、本出願人は本明細書に記載の構成の一部を補正又は分割出願にて特許請求の範囲とする意思を有する。またこれら独立の課題を組み合わせた課題を解決する構成についても開示しているものであり、権利取得する意思を有する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)車両に配置される撮影部と、所定の周期で点灯と消灯とを繰り返す対象物が前記撮影部により撮影されるタイミングを、前記対象物が点灯するタイミングとする制御を行う制御部とを有するシステムが提供されるとよい。
【0007】
このようにすると、所定の周期で点灯と消灯とを繰り返す撮影対象物を、消灯したタイミングで撮像し続けることを抑えられ、ユーザは、撮影対象物の点灯の状態を把握可能な画像を得ることができる。
【0008】
所定の周期で点灯と消灯とを繰り返す(言い換えると、点滅する)所定の撮影対象物における当該所定の周期は、人間の眼には点灯した状態が継続しているように見える一方、撮影部によって撮影すると、その周期と露光のタイミングとの関係で、消灯している状態のように見えてしまうことがある程度の周期であるとよい。所定の周期で点灯と消灯とを繰り返す所定の撮影対象物としては、交流電源に基づいて発光する撮影対象物とするとよく、特に、商用電源を用いて動作し、当該商用電源の周波数に応じた周期で点灯と消灯とを繰り返す撮影対象物とするとよい。撮影対象物としては、地面やその他の場所に固定的に設置された物体があるが、特に、LED(Light Emitting Diode)を発光体として有する撮影対象物とするとよい。このような撮影対象物としては、信号機(交通信号機ともいう。)とするとよく、特に、LEDを発光体として有する信号機(LED信号機)とするとよい。ただし、LEDを発光体として有するLED標識や、所定の周期で点灯と消灯とを繰り返す所定の対象物としてもよい。撮影対象物の点灯の状態としては、少なくとも、撮影対象物の点灯の有無の状態とするとよく、撮影対象物の点灯の色の状態とすると特に良く、信号機の赤、青、黄の点灯の状態を示すとよい。撮影装置としては、車両に配置される撮影機能を有するシステムとするとよく、撮影部を用いて撮影する機能と、撮影した画像を記録する記録機能とを有するドライブレコーダとすると、特に良い。撮影対象物が撮影されるタイミングを点灯のタイミングとする制御としては、例えば、撮影対象物の点灯のタイミングに露光すること、又は撮影する(露光する)タイミングをずらすこと(言い換えると、ある時点から他の時点に移動させること)とするとよい。撮影対象物が撮影されるタイミングを前記点灯のタイミングとする制御として、例えば、所定の間隔で撮影される場合に、その間隔を拡大し、または縮小により変更することとしてもよく、撮影対象物の点灯及び消灯と同期しないようにする制御を採用しうる。
【0009】
(2)前記撮影部は、所定の露光時間で撮影し、前記制御部は、前記撮影対象物が消灯している時間よりも長い露光時間を保つように、前記所定の露光時間を設定するとよい。
【0010】
このようにすると、撮影部の撮影における露光時間が、撮影対象物が消灯している時間よりも長い露光時間に設定されるので、撮影対象物が消灯している期間にのみ撮影されるないようにし、ユーザは、撮影対象物の点灯の状態を把握可能な画像を得ることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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