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公開番号2024033665
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-13
出願番号2022137384
出願日2022-08-31
発明の名称出力装置及び出力方法
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類H04Q 9/00 20060101AFI20240306BHJP(電気通信技術)
要約【課題】装置の起動理由を、ユーザが把握できていない可能性がある場合でも、ユーザに起動理由を認識させやすくなる、出力装置及び出力方法を提供する。
【解決手段】出力装置は、情報を出力する、出力部と、出力装置を起動させるための起動入力に基づいて、前記出力装置を起動する、電源制御部と、前記起動入力の内容を示す起動情報を、前記電源制御部から取得する、取得部と、前記起動入力が、ユーザ操作に基づく所定の第1入力と、前記第1入力以外の第2入力とのうち、前記第2入力に属する場合、前記起動情報を含む出力データを生成する、生成部と、前記出力データを前記出力部から出力させる、出力制御部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
情報を出力する、出力部と、
出力装置を起動させるための起動入力に基づいて、前記出力装置を起動する、電源制御部と、
前記起動入力の内容を示す起動情報を、前記電源制御部から取得する、取得部と、
前記起動入力が、ユーザ操作に基づく所定の第1入力と、前記第1入力以外の第2入力とのうち、前記第2入力に属する場合、前記起動情報を含む出力データを生成する、生成部と、
前記出力データを前記出力部から出力させる、出力制御部と、
を備える、出力装置。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
複数種類の起動入力を、前記第1入力及び前記第2入力のいずれかと対応付けて記憶する、記憶部をさらに備え、
前記生成部は、前記記憶部を参照することにより、前記起動入力が前記第2入力に属するか否かを判定する、
請求項1に記載の出力装置。
【請求項3】
前記記憶部は、前記出力装置が備える電源キーに対する操作入力、及び、前記出力装置を遠隔操作するためのリモートコントローラに対する操作入力の少なくともいずれかを、前記第1入力と対応付けて記憶する、請求項2に記載の出力装置。
【請求項4】
前記出力データは、前記出力データを出力してから所定時間経過後に前記出力装置を停止することを示す情報、前記出力データの出力を終了させるための操作ボタン、及び、前記起動入力に基づいて前記出力装置を起動させるか否かを設定するための設定画面に移行させるための移行ボタン、の少なくともいずれかを含む、請求項1に記載の出力装置。
【請求項5】
前記出力装置の使用履歴に基づいて、前記起動入力がユーザ意図である可能性が高いか否かを判定する判定部をさらに備え、
前記生成部は、前記判定部による判定結果に応じて、それぞれ異なる前記出力データを生成する、請求項1に記載の出力装置。
【請求項6】
前記判定部は、
前記使用履歴に基づき、前記出力装置が起動されている頻度が所定頻度以上の時間帯に前記起動入力が入力された場合、前記起動入力がユーザ意図である可能性が高いと判定し、
前記使用履歴に基づき、前記出力装置が起動されている頻度が前記所定頻度未満の時間帯に前記起動入力が入力された場合、前記起動入力がユーザ意図である可能性が低いと判定する、
請求項5に記載の出力装置。
【請求項7】
照度を測定する照度センサをさらに備え、
前記判定部は、
前記使用履歴に基づき、前記出力装置が起動されている頻度が所定頻度未満の時間帯に前記起動入力が入力され、且つ、前記照度センサにより測定された照度が所定照度以上である場合、前記起動入力がユーザ意図である可能性が高いと判定し、
前記使用履歴に基づき、前記出力装置が起動されている頻度が前記所定頻度未満の時間帯に前記起動入力が入力され、且つ、前記照度センサにより測定された照度が前記所定照度未満である場合、前記起動入力がユーザ意図である可能性が低いと判定する、
請求項5に記載の出力装置。
【請求項8】
ユーザの存在の有無を検出する検出部をさらに備え、
前記判定部は、
前記使用履歴に基づき、前記出力装置が起動されている頻度が所定頻度以上の時間帯に前記起動入力が入力され、且つ、前記検出部によりユーザの存在が検出されている場合、前記起動入力がユーザの意図によるものであると判定し、
前記使用履歴に基づき、前記出力装置が起動されている頻度が前記所定頻度以上の時間帯に前記起動入力が入力され、且つ、前記検出部によりユーザの存在が検出されていない場合、前記起動入力がユーザの意図によるものでないと判定する、
請求項5に記載の出力装置。
【請求項9】
前記記憶部は、ユーザ意図によらない起動又は停止を実行したことを示す起動又は停止の履歴を記憶し、
前記起動又は停止の履歴は、前記ユーザ意図によらない起動又は停止を実行した時刻と、起動入力又は停止入力の種類とを含み、
前記出力制御部は、前記起動入力が前記第1入力に属し、前記起動入力に基づいて前記出力装置が起動される前の起動又は停止の履歴が存在する場合、前記起動又は停止の履歴の情報を出力する、
請求項2に記載の出力装置。
【請求項10】
出力装置が実行する出力方法であって、
出力装置を起動させるための起動入力に基づいて、前記出力装置を起動するステップと、
前記起動入力の内容を示す起動情報を取得するステップと、
前記起動入力が、ユーザ操作に基づく所定の第1入力と、前記第1入力以外の第2入力とのうち、前記第2入力に属する場合、前記起動情報を含む出力データを生成するステップと、
前記出力データを出力部に出力するステップと、
を含む、出力方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、出力装置及び出力方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、複数の手段により電源のオンオフ状態を遷移させることができる機器が知られている。このような機器において、機器の使用者が混乱しないように、機器のオンオフ状態と電源のオンオフ状態の遷移手段とを表示させる手段が知られている。例えば、特許文献1には、発光色の異なる複数の発光源を有し、発光色の組合せの相違によって、機器のオンオフ状態と電源のオンオフ状態の遷移手段とを表示させる機器が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-353095号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された機器では、電源のオンオフ状態の遷移手段が、発光色により示される。しかしながら、電源のオンオフ状態の遷移手段が増加すると、電源のオンオフ状態の遷移手段を示す発光色も増加する。これにより発光色の色数が増加すると、異なる発光色同士の色の見え方の差が小さくなり、発光色の区別が難しくなる。また、発光色が示す内容をユーザが把握できていない発光色で、発光源が発光した場合、ユーザは、機器の故障が発生したと誤認する可能性がある。
【0005】
本開示は、上述の問題に鑑みてなされたものである。本開示の目的は、装置の起動理由を、ユーザが把握できていない可能性がある場合でも、ユーザに起動理由を認識させやすくなる、出力装置及び出力方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一形態の出力装置は、情報を出力する、出力部と、出力装置を起動させるための起動入力に基づいて、前記出力装置を起動する、電源制御部と、前記起動入力の内容を示す起動情報を、前記電源制御部から取得する、取得部と、前記起動入力が、ユーザ操作に基づく所定の第1入力と、前記第1入力以外の第2入力とのうち、前記第2入力に属する場合、前記起動情報を含む出力データを生成する、生成部と、前記出力データを前記出力部から出力させる、出力制御部と、を備える。
【0007】
本開示の一形態の出力方法は、出力装置が実行する出力方法であって、出力装置を起動させるための起動入力に基づいて、前記出力装置を起動するステップと、前記起動入力の内容を示す起動情報を取得するステップと、前記起動入力が、ユーザ操作に基づく所定の第1入力と、前記第1入力以外の第2入力とのうち、前記第2入力に属する場合、前記起動情報を含む出力データを生成するステップと、前記出力データを出力部に出力するステップと、を含む。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る出力装置の概略構成を示す機能ブロック図である。
図1の制御部が実行する第1処理の一例を示すフローチャートである。
出力データの表示例を示す図である。
設定画面の一例を示す図である。
起動又は停止の履歴の情報の表示画面の一例を示す図である。
起動又は停止の履歴の情報の詳細の表示画面の一例を示す図である。
設定画面の他の一例を示す図である。
図1の制御部が実行する第2処理の一例を示すフローチャートである。
第1態様の出力データの表示例を示す図である。
第2実施形態に係る出力装置の概略構成を示す機能ブロック図である。
図10の制御部が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
図10の判定部が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
第3実施形態に係る出力装置の概略構成を示す機能ブロック図である。
図13の制御部が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
図13の判定部が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図面において、同一又は同等の構成要素には同一の符号を付し、同一又は同等の構成要素に関する説明が重複する場合は適宜省略する。
【0010】
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る出力装置10の概略構成を示す機能ブロック図である。出力装置10は、例えば画像又は音などにより情報を出力可能な装置である。本実施形態では、出力装置10が、テレビジョン受像機(以下、単に「テレビ」ともいう)であるとして説明する。ただし、出力装置10は、必ずしもテレビでなくてもよく、情報を出力可能な他の装置であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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