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公開番号
2024033438
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-03-13
出願番号
2022137010
出願日
2022-08-30
発明の名称
端子
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01R
13/11 20060101AFI20240306BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】角筒状の筒部を備えた端子において、側壁の強度を向上させて外力が加わることによる端子の変形を抑制する。
【解決手段】端子2は、相手端子が挿入される角筒状の筒部23と、筒部23内に配置されて相手端子と弾性接触するバネ片24と、相手端子ガイド部26と、を備えている。相手端子ガイド部26は、底壁33の前端から延長された延長部分の両側に、底壁33の前端を切り欠いた切欠き部27が形成され、当該切欠き部27間の部分が天壁31側に曲げ起こされて形成されている。天壁31と側壁32とが交差した第1角部41の前端41a、側壁32と底壁33とが交差した第2角部42の前端42a、底壁33と側壁34とが交差した第3角部43の前端43a、側壁34と天壁31とが交差した第4角部44の前端44a、及び、相手端子ガイド部26の前端26aが、同一平面上に位置している。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
一枚の金属板から構成された端子であって、
相手端子が挿入される筒部と、前記筒部内に配置されて前記相手端子と弾性接触するバネ片と、を備え、
前記筒部は、天壁、底壁、一方の側壁、及び、他方の側壁を備えた角筒状であり、前記天壁の前端と前記底壁の前端と前記一方の側壁の前端と前記他方の側壁の前端とで囲まれた開口部から前記相手端子が挿入され、
前記底壁の前端から延長された延長部分の両側に、前記底壁の前端を切り欠いた切欠き部が形成され、当該切欠き部間の部分が前記天壁側に曲げ起こされて成る相手端子ガイド部を備え、
前記天壁と前記一方の側壁とが交差した第1角部の前端、前記一方の側壁と前記底壁とが交差した第2角部の前端、前記底壁と前記他方の側壁とが交差した第3角部の前端、前記他方の側壁と前記天壁とが交差した第4角部の前端、及び、前記相手端子ガイド部の前端が、同一平面上に位置している
ことを特徴とする端子。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
前記バネ片の後端部と前記他方の側壁の後端部とを繋いだ連結部を備え、
前記連結部は、前記他方の側壁から前記一方の側壁に向かって延び、前記天壁の内面に接触した第1連結部と、該第1連結部から前記底壁に向かって延びた第2連結部と、を備え、
前記バネ片の後端部は前記底壁の内面に接触しており、前記バネ片の前端部は自由端とされて前記開口部近傍に位置付けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の端子。
【請求項3】
前記バネ片の後端部に、前記他方の側壁に向かって突出した突出部が設けられ、
前記他方の側壁に、前記突出部が嵌まった孔が設けられている
ことを特徴とする請求項2に記載の端子。
【請求項4】
前記バネ片の前端部に、前記一方の側壁に向かって突出した一方の突出部と、前記他方の側壁に向かって突出した他方の突出部と、が設けられ、
前記一方の側壁に、前記一方の突出部が通された孔が設けられ、
前記他方の側壁に、前記他方の突出部が通された孔が設けられ、
前記一方の突出部及び前記他方の突出部が前記各孔に通されていることで、前記バネ片の可動範囲が制限されている
ことを特徴とする請求項2に記載の端子。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、相手端子が挿入される筒部と、筒部内に配置されたバネ片と、を備えた端子に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、相手端子が挿入される筒部と、筒部内に配置されたバネ片と、を備えた端子が知られている。このような端子は、一般的に、「雌型端子」と呼ばれている。図11~13は、従来の雌型端子を示す図である(特許文献1を参照)。
【0003】
図11~13に示す雌型端子301は、電線と接続される圧着部322と、角筒状のコネクタ部320と、コネクタ部320内に配置された弾性接触片334と、を備えている。コネクタ部320は、底壁326、側壁328,330及び上壁332で構成されている。
【0004】
底壁326の前端には、上壁332側に曲げ起こされた起立部329が設けられている。起立部329の両側には、切欠き部327が形成されている。一方の切欠き部327は、底壁326と一方の側壁328とが交差した角部の前端を切り欠いている。他方の切欠き部327は、底壁326と他方の側壁330とが交差した角部の前端を切り欠いている。
【0005】
このような雌型端子301に対し、相手端子である雄型端子は、コネクタ部320の前端の挿入口340からコネクタ部320内に挿入され、弾性接触片334と接触することで雌型端子301と電気接続される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2016-46175号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記雌型端子301は、切欠き部327が形成されているので、外力が加わった際に側壁328,330が変形し易く、端子圧着時など、コネクタハウジングに雌型端子301を組み付けるまでの取扱いにより側壁328,330が変形する恐れがあった。なお、側壁328,330が変形した場合、コネクタハウジングの端子収容部へ端子301を挿入する際に端子301が干渉し挿入不可となる懸念があった。また、変形した端子301を無理に挿入した場合、コネクタハウジングの削り屑が端子接点部へ付着して電気接触不良となる懸念があった。
【0008】
そこで、本発明は、角筒状の筒部を備えた端子において、側壁の強度を向上させて外力が加わることによる端子の変形を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、一枚の金属板から構成された端子であって、相手端子が挿入される筒部と、前記筒部内に配置されて前記相手端子と弾性接触するバネ片と、を備え、前記筒部は、天壁、底壁、一方の側壁、及び、他方の側壁を備えた角筒状であり、前記天壁の前端と前記底壁の前端と前記一方の側壁の前端と前記他方の側壁の前端とで囲まれた開口部から前記相手端子が挿入され、前記底壁の前端から延長された延長部分の両側に、前記底壁の前端を切り欠いた切欠き部が形成され、当該切欠き部間の部分が前記天壁側に曲げ起こされて成る相手端子ガイド部を備え、前記天壁と前記一方の側壁とが交差した第1角部の前端、前記一方の側壁と前記底壁とが交差した第2角部の前端、前記底壁と前記他方の側壁とが交差した第3角部の前端、前記他方の側壁と前記天壁とが交差した第4角部の前端、及び、前記相手端子ガイド部の前端が、同一平面上に位置していることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、側壁の強度が向上するため、外力が加わることによる端子の変形を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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