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公開番号2024032741
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-12
出願番号2024001016,2022123150
出願日2024-01-09,2017-05-19
発明の名称ドライブレコーダー、ドライブレコーダー用表示装置及びプログラム
出願人株式会社ユピテル
代理人
主分類H04N 7/18 20060101AFI20240305BHJP(電気通信技術)
要約【課題】撮影できる範囲が広く、死角が少ないドライブレコーダー、ドライブレコーダー用表示装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】ドライブレコーダ10は、制御部と録音手段を実装する本体ケース13を備え、半天球以上の範囲を撮影する第一カメラ26と第二カメラ27を備える。2つのカメラは、それぞれ反対方向を撮影するように筐体25内に実装する。制御部等を実装する本体ケース13をフロントガラスに貼付けて固定した状態では、2つのカメラがそれぞれ撮影する映像の周縁に、車両のダッシュボードとピラーが映るようにする。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
水平360度方位の映像を撮影可能なドライブレコーダーで記録された映像を再生するシステムであって、
地図を表示する機能を備え、
ノースヘッドで前記地図を表示中に、前記地図の上の対応位置のドライブレコーダーで撮影した映像を表示する機能を備え、北を所定の位置にくるように再生する機能を備えたこと
を特徴とするシステム。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
ノースヘッドで前記地図を表示中に、前記映像をパノラマ写真のように帯状に展開した場合に、北が前記所定の位置にくるように再生する機能を備えたこと
を特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
ノースヘッドで前記地図を表示中に、円の中央が地面で、円の外周が空になるように表示する機能を備え、北が前記所定の位置にくるように再生する機能を備えたこと
を特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項4】
請求項1から3のシステムの機能をコンピュータに実現させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えばドライブレコーダー、ドライブレコーダー用表示装置及びプログラム等に関するものである。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には、自動車等の車両の車室のフロントガラスの上部に固定されたルームミラーに隣接するように取り付けられるドライブレコーダーが開示されている。このドライブレコーダーは、第3ケース体に車内監視カメラが設けられ、第1ケース体に前方監視カメラが設けられている。
【0003】
特許文献1には、ドライブレコーダーの説明として、例えば段落[0002]に、「ドライバーの視野から自車両と周辺状況を撮像し、撮像された画像データは、一時記憶メモリに記憶される。」ことが記載され、例えば、段落[0006]に、「車両の事故発生時前後の所定時間だけを記録するのではなく、例えば、常時、周辺状況を撮像し、撮像された画像データを記録するものもある」ことが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-225179
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示されたドライブレコーダーは、前方監視カメラが撮影した映像の一例として、特許文献1の図8に前方車両が表示された状態が描画されているように、画角は比較的狭く、車両前方の一定の範囲が撮影される。特許文献1の段落[0077]には、車内監視カメラは前方監視カメラより画角の狭いレンズで構成されることが示されている。このように従来のドライブレコーダーは、撮影される範囲が狭く、記録する映像の範囲が十分でなかった。
【0006】
また、本発明の目的はこれに限定されず、本明細書及び図面等に開示される構成の部分から奏する効果を得ることを目的とする。例えば本明細書において「~できる」と記載した箇所を「~課題である」と読み替えた課題が本明細書には開示されている。そしてこの課題を解決することも本発明の目的である。本願出願人は本明細書に記載の構成の一部を補正または分割出願にて特許請求の範囲とする意思を有する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)半天球の領域よりも広い範囲を撮影する撮影手段と、前記撮影手段が撮影する範囲の一部が車両の前方範囲になるように前記車両に取り付ける取付手段を備えるようにした。半天球の領域よりも広い範囲を撮影できるので、従来よりも撮影できる範囲が広がるので良い。取付手段は、ドライブレコーダーを車両に取り付け、撮影手段の撮影方向を固定する機能を備える。車両の前方範囲を含む半天球の領域よりも広い範囲が撮影されるため、例えば、事故発生時において撮影する範囲が広くなり、車両の前方側での衝突に加え、別方向に対する衝突も撮影でき、死角が少なくなるのでよい。半天球の領域よりも広い範囲は、連続した空間とするとよい。このドライブレコーダーは、前方範囲を含む半天球の領域よりも広い範囲が撮影されるため、例えば、取付手段で車両の車室内の所定位置に取り付けた場合、車室内から車外と車内を撮影した映像を出力または記録する装置となる。
【0008】
(2)前記撮影手段は複数のカメラを備え、その複数のカメラの一つは半天球或いはそ
れ以上の範囲を撮影するカメラであり、別のカメラは半天球よりも狭い範囲を撮影するカメラであり、両者の撮影領域は異なる領域を有するように構成すると良い。撮影領域は、一部重複しても良いが、異なる部分も撮れるようにすることで、半天球或いはそれ以上の範囲を撮影するカメラの撮影範囲でカバーできない範囲を別のカメラで撮影できる。異なる領域を有すれば、撮影領域が重複する部分を含んでいても良いし、撮影領域が重複しなくても良いが、重複する部分を含む方がより好ましい。半天球或いはそれ以上の範囲を撮影するカメラは、周縁に行くほど解像度が低くなるので、例えば、当該解像度が低くなる周縁の撮影領域の一部と、半天球よりも狭い範囲を撮影するカメラの撮影領域を重複させると、半天球よりも狭い範囲を撮影するカメラに基づきはっきり撮影できるので良い。このドライブレコーダーは、実施形態では、第三カメラと第四カメラを備えたドライブレコーダーに対応する。半天球或いはそれ以上の範囲を撮影するカメラは第三カメラに対応し、半天球よりも狭い範囲を撮影するカメラは第四カメラに対応する。
【0009】
また、例えば、取付手段により車両の所定位置に取り付けた状態で、半天球或いはそれ以上の範囲を撮影する一方のカメラが下方を撮影し、別のカメラが車両の前方を撮影するように構成した場合、当該一方のカメラを用いて車両の水平面の360度の全周囲を監視等し、別のカメラで通常のドライブレコーダーとして機能させると良い。例えば、一方のカメラが、全周180度の画角で半天球の範囲を撮影するものとした場合、周囲を効率よく綺麗に撮影することができる。180度以上にすると、車両の天井が撮影されるなど無駄な景色が写り込み、その分撮影された映像が小さくなって解像度が落ちるが、180度とすると係る問題は無くなる。一方、180度にすると、前方の信号機など、斜め上方にある物体が撮影できないが、前方を撮影する別のカメラで対応できるので良い。
【0010】
(3)前記撮影手段は、前記取付手段で前記車両に取り付けた状態で、下側の半天球を含む当該半天球よりも広い範囲を撮影する一つのカメラを備えるとよい。このようにすると、車両の前後左右の全方向を撮影することができるので、例えば車両の周囲の各方向から車両に接近してくる物体を撮影できるので良い。半天球よりも広い範囲を撮影するため例えば斜め上方の撮影手段の空間も撮影領域となる。よって、例えば、車両の前方を撮影する場合に、前方車両や信号機もしっかりと撮影できるので良い。
(【0011】以降は省略されています)

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