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公開番号2024032059
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-12
出願番号2022135494
出願日2022-08-29
発明の名称電話システム
出願人フリーデータジャパン株式会社
代理人個人
主分類H04M 3/42 20060101AFI20240305BHJP(電気通信技術)
要約【課題】着呼先が限定・課金されることがなく、ゲートウェイの様なプロトコル変換手段もフ要な簡易な仕組みを提供する。
【解決手段】携帯データ通信網を介して接続される電話装置とユーザー端末を含む電話システムにおいて、電話装置は、携帯データ通信網を介して、ユーザー端末から通知される第1電話番号によって識別される第1電話装置への発呼指示に応じ、第1電話装置に対する発呼を行う発呼手段と、電話装置と第1電話装置との間における電話による通話が可能な通信回線を確立させる電話確立手段と、通信回線を介して第1電話装置から取得する相手方通話情報を、携帯データ通信網を介して、ユーザー端末に対して通知する相手方情報通知手段と、携帯データ通信網を介してユーザー端末から通知される、ユーザー端末のマイク装置から入力されるユーザー音声情報を、通信回線を介して第1電話装置に対して通知する第2ユーザー情報通知手段と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
電話装置と、携帯データ通信網のみ使用可能なSIM(Subscriber Identity Module)を具備するユーザー端末と、を含み、前記電話装置と前記ユーザー端末とが、前記携帯データ通信網を介して接続される電話システムであって、
前記ユーザー端末が、
第1電話番号によって識別される第1電話装置への発呼指示を、前記携帯データ通信網を介して、前記電話装置に対して通知する発呼指示通知手段を有し、
前記電話装置が、
前記発呼指示に応じ、前記第1電話装置に対する発呼を行う発呼手段と、
前記電話装置と前記第1電話装置との間において、電話による通話が可能な通信回線を確立させる電話確立手段と、
前記通信回線を介して前記第1電話装置から取得する相手方通話情報を、前記携帯データ通信網を介して、前記ユーザー端末に対して通知する相手方情報通知手段と、を有し、
前記ユーザー端末が、
前記相手方通話情報を、前記ユーザー端末が備えるスピーカー装置から出力する相手方情報出力手段と、
前記ユーザー端末が備えるマイク装置から入力されるユーザー音声情報を、前記携帯データ通信網を介して前記電話装置に対して通知する第1ユーザー情報通知手段と、を有し、
前記電話装置が、
前記ユーザー音声情報を、前記通信回線を介して前記第1電話装置に対して通知する第2ユーザー情報通知手段を有することを特徴とする電話システム。
続きを表示(約 3,500 文字)【請求項2】
前記発呼指示通知手段が、発呼側を識別する情報として第2電話番号を指定する前記発呼指示を通知し、
前記発呼手段が、発呼側を識別する情報として複数の電話番号の中から前記第2電話番号を指定して前記第1電話装置に対する発呼を行うことを特徴とする請求項1に記載の電話システム。
【請求項3】
電話装置と、携帯データ通信網のみ使用可能なSIM(Subscriber Identity Module)を具備するユーザー端末と、を含み、前記電話装置と前記ユーザー端末とが、前記携帯データ通信網を介して接続される電話システムであって、
前記電話装置が、
第1電話番号によって識別される第1電話装置から、前記電話装置に対する第1通話要求を検知する第1通話要求検知手段と、
前記携帯データ通信網を介して前記ユーザー端末に対し、前記第1通話要求を検知した旨を通知する第1通話要求通知手段と、
前記電話装置と前記第1電話装置との間において、電話による通話が可能な通信回線を確立させる電話確立手段と、
前記通信回線を介して前記第1電話装置から取得する相手方通話情報を、前記携帯データ通信網を介して、前記ユーザー端末に対して通知する相手方情報通知手段と、を有し、
前記ユーザー端末が、
前記相手方通話情報を、前記ユーザー端末が備えるスピーカー装置から出力する相手方情報出力手段と、
前記ユーザー端末が備えるマイク装置から入力されるユーザー音声情報を、前記携帯データ通信網を介して前記電話装置に対して通知する第1ユーザー情報通知手段と、を有し、
前記電話装置が、
前記ユーザー音声情報を、前記通信回線を介して前記第1電話装置に対して通知する第2ユーザー情報通知手段を有することを特徴とする電話システム。
【請求項4】
前記第1通話要求検知手段が、着呼側を識別する情報として第2電話番号を含む前記第1通話要求を検知し、
前記第1通話要求通知手段が、前記第2電話番号によって識別される前記ユーザー端末を特定し、特定した前記ユーザー端末に対し、前記携帯データ通信網を介して前記第1通話要求を検知した旨を通知することを特徴とする請求項3に記載の電話システム。
【請求項5】
携帯データ通信網のみ使用可能なSIM(Subscriber Identity Module)を具備するユーザー端末と、前記携帯データ通信網を介して接続される電話装置であって、
前記携帯データ通信網を介して前記ユーザー端末から通知される、第1電話番号によって識別される第1電話装置への発呼指示に応じ、前記第1電話装置に対する発呼を行う発呼手段と、
前記電話装置と前記第1電話装置との間において、電話による通話が可能な通信回線を確立させる電話確立手段と、
前記通信回線を介して前記第1電話装置から取得する相手方通話情報を、前記携帯データ通信網を介して、前記ユーザー端末に対して通知する相手方情報通知手段と、
前記携帯データ通信網を介して前記ユーザー端末から通知される、前記ユーザー端末が備えるマイク装置から入力されるユーザー音声情報を、前記通信回線を介して前記第1電話装置に対して通知するユーザー情報通知手段と、を有することを特徴とする電話装置。
【請求項6】
前記発呼指示が、発呼側を識別する情報として第2電話番号を指定するものである場合、
前記発呼手段が、発呼側を識別する情報として複数の電話番号の中から前記第2電話番号を指定して前記第1電話装置に対する発呼を行うことを特徴とする請求項5に記載の電話装置。
【請求項7】
携帯データ通信網のみ使用可能なSIM(Subscriber Identity Module)を具備するユーザー端末と、前記携帯データ通信網を介して接続される電話装置であって、
第1電話番号によって識別される第1電話装置から、前記電話装置に対する第1通話要求を検知する第1通話要求検知手段と、
前記携帯データ通信網を介して前記ユーザー端末に対し、前記第1通話要求を検知した旨を通知する第1通話要求通知手段と、
前記電話装置と前記第1電話装置との間において、電話による通話が可能な通信回線を確立させる電話確立手段と、
前記通信回線を介して前記第1電話装置から取得する相手方通話情報を、前記携帯データ通信網を介して、前記ユーザー端末に対して通知する相手方情報通知手段と、
前記通信回線を介して前記第1電話装置から取得する相手方通話情報を、前記携帯データ通信網を介して、前記ユーザー端末に対して通知する相手方情報通知手段と、
前記携帯データ通信網を介して前記ユーザー端末から通知される、前記ユーザー端末が備えるマイク装置から入力されるユーザー音声情報を、前記通信回線を介して前記第1電話装置に対して通知するユーザー情報通知手段と、を有することを特徴とする電話装置。
【請求項8】
前記第1通話要求検知手段が、着呼側を識別する情報として第2電話番号を含む前記第1通話要求を検知し、
前記第1通話要求通知手段が、前記第2電話番号によって識別される前記ユーザー端末を特定し、特定した前記ユーザー端末に対し、前記携帯データ通信網を介して前記第1通話要求を検知した旨を通知することを特徴とする請求項7に記載の電話装置。
【請求項9】
携帯データ通信網のみ使用可能なSIM(Subscriber Identity Module)を具備し、前記携帯データ通信網を介して電話装置と接続されるユーザー端末であって、
第1電話番号によって識別される第1電話装置への発呼指示を、前記携帯データ通信網を介して、前記電話装置に対して通知する発呼指示通知手段と、
前記電話装置と前記第1電話装置との間において、電話による通話が可能な通信回線が確立した場合、
前記電話装置の相手方情報通知手段が前記通信回線を介して前記第1電話装置から取得する相手方通話情報であって、前記携帯データ通信網を介して前記第1電話装置から通知される前記相手方通話情報を、スピーカー装置から出力する相手方情報出力手段と、
マイク装置から入力されるユーザー音声情報を、前記電話装置の第2ユーザー情報通知手段に前記通信回線を介して前記第1電話装置に対して通知させるために、前記ユーザー音声情報を、前記携帯データ通信網を介して前記電話装置に対して通知する第1ユーザー情報通知手段と、を有することを特徴とするユーザー端末。
【請求項10】
電話装置と、携帯データ通信網のみ使用可能なSIM(Subscriber Identity Module)を具備するユーザー端末と、を含み、前記電話装置と前記ユーザー端末とが、前記携帯データ通信網を介して接続される電話システムにおける電話方法であって、
前記ユーザー端末において、
発呼指示通知手段が、第1電話番号によって識別される第1電話装置への発呼指示を、前記携帯データ通信網を介して、前記電話装置に対して通知するステップを含み、
前記電話装置において、
発呼手段が、前記発呼指示に応じ、前記第1電話装置に対する発呼を行うステップと、
電話確立手段が、前記電話装置と前記第1電話装置との間において、電話による通話が可能な通信回線を確立させるステップと、
相手方情報通知手段が、前記通信回線を介して前記第1電話装置から取得する相手方通話情報を、前記携帯データ通信網を介して、前記ユーザー端末に対して通知するステップと、を含み、
前記ユーザー端末において、
相手方情報出力手段が、前記相手方通話情報を、前記ユーザー端末が備えるスピーカー装置から出力するステップと、
第1ユーザー情報通知手段が、前記ユーザー端末が備えるマイク装置から入力されるユーザー音声情報を、前記携帯データ通信網を介して前記電話装置に対して通知するステップと、を含み、
前記電話装置において、
第2ユーザー情報通知手段が、前記ユーザー音声情報を、前記通信回線を介して前記第1電話装置に対して通知するステップを含む電話方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
携帯データ通信網を介して接続されるユーザー端末及び電話装置による電話システムの技術に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年、インターネットを利用する電話サービスが普及し、電話料金の低減に一役買っている。
【0003】
例えば、スマートフォン等の携帯情報端末に、インターネット電話用のアプリケーションをインストールすることによって、ユーザー間の音声通話が可能になる仕組みが普及している。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記従来のアプリケーションを利用するインターネット電話サービスにおいては、通話する者同士で同じアプリケーションをインストールしている必要があり、通話先が限定されるという問題点があった。
【0005】
また、上記従来のアプリケーション間で実現される電話サービスの場合、発呼側のみならず、着呼側においても通話によるデータ通信が発生するため、データ通信料が課金される場合が生じるという問題点もあった。
【0006】
さらに、上記従来のアプリケーションを利用するインターネット電話サービスにおいて、発呼側とはプロトコルが異なる通信ネットワークに属する相手に電話をする場合、ゲートウェイを用意する必要があり、環境構築に手間が掛かるという問題点があった。
【0007】
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、着呼先が限定・課金されることがなく、ゲートウェイの様なプロトコル変換手段も必要のない簡易な仕組みによって実現される電話システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
開示する電話システムの一形態は、電話装置と、携帯データ通信網のみ使用可能なSIM(Subscriber Identity Module)を具備するユーザー端末と、を含み、前記電話装置と前記ユーザー端末とが、前記携帯データ通信網を介して接続されるであって、前記ユーザー端末が、第1電話番号によって識別される第1電話装置への発呼指示を、前記携帯データ通信網を介して、前記電話装置に対して通知する発呼指示通知手段を有し、前記電話装置が、前記発呼指示に応じ、前記第1電話装置に対する発呼を行う発呼手段と、前記電話装置と前記第1電話装置との間において、電話による通話が可能な通信回線を確立させる電話確立手段と、前記通信回線を介して前記第1電話装置から取得する相手方通話情報を、前記携帯データ通信網を介して、前記ユーザー端末に対して通知する相手方情報通知手段と、を有し、前記ユーザー端末が、前記相手方通話情報を、前記ユーザー端末が備えるスピーカー装置から出力する相手方情報出力手段と、前記ユーザー端末が備えるマイク装置から入力されるユーザー音声情報を、前記携帯データ通信網を介して前記電話装置に対して通知する第1ユーザー情報通知手段と、を有し、前記電話装置が、前記ユーザー音声情報を、前記通信回線を介して前記第1電話装置に対して通知する第2ユーザー情報通知手段を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
開示する電話システムは、着呼先が限定・課金されることがなく、ゲートウェイの様なプロトコル変換手段も必要のない簡易な仕組みによって実現される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施の形態に係る電話システムの概要を説明する図である。
本実施の形態に係る電話システムの機能ブロック図である。
本実施の形態に係る発呼指示通知手段の処理を説明する図である。
本実施の形態に係る発呼手段の処理を説明する図である。
本実施の形態に係る第1通話要求通知手段の処理を説明する図である。
本実施の形態に係る電話装置のハードウエア構成例を示す図である。
本実施の形態に係るユーザー端末のハードウエア構成例を示す図である。
本実施の形態に係る電話システムによる発呼時処理の一例の流れを示すフローチャートである。
本実施の形態に係る電話システムによる着呼時処理の一例の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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