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公開番号2024030710
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-07
出願番号2022133774
出願日2022-08-25
発明の名称化合物、有機薄膜太陽電池材料及び有機薄膜太陽電池
出願人国立大学法人広島大学
代理人個人,個人
主分類C07D 495/22 20060101AFI20240229BHJP(有機化学)
要約【課題】有機薄膜太陽電池材料として利用可能な新たな化合物、有機薄膜太陽電池材料及び有機薄膜太陽電池を提供する。
【解決手段】化合物は、式1で表される。式1中、R1及びR2は水素、アルキル基、アリール基、又は、ヘテロアリール基であり、R1及びR2は互いに結合して環を形成していてもよく、R3、R4、R5及びR6はアルキル基を表し、R7及びR8は特定の環構造を有する基である。
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【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
式1で表される、
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2024030710000018.jpg
92
170
(式1中、R

及びR

は水素、アルキル基、アリール基、又は、ヘテロアリール基であり、R

及びR

は互いに結合して環を形成していてもよく、R

、R

、R

及びR

はアルキル基を表し、R

及びR

は式2乃至式5のいずれかを表す。式2及び式3中、Xはハロゲン又は水素を表す。式4中、R

はアルキル基を表し、Yは酸素又は硫黄を表す。式5中、R
10
はアルキル基を表す。)
ことを特徴とする化合物。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
前記式1中、R

及びR

の炭化水素基のBuried volumeが30%V以上である、
ことを特徴とする請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
前記式1中、R

及びR

が式11乃至式18のいずれかで表される、
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2024030710000019.jpg
55
170
ことを特徴とする請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれか一項に記載の化合物を含む、
ことを特徴とする有機薄膜太陽電池材料。
【請求項5】
請求項4に記載の有機薄膜太陽電池材料を含む活性層を有する、
ことを特徴とする有機薄膜太陽電池。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、化合物、有機薄膜太陽電池材料及び有機薄膜太陽電池に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、有機半導体材料を利用した有機薄膜太陽電池が注目されている。有機薄膜太陽電池は、無機半導体材料等で作製された太陽電池に比べ、薄く柔軟性に優れるといった利点がある。このため、種々の有機薄膜太陽電池の研究開発が行われている。
【0003】
有機薄膜太陽電池に用いられ得るn型低分子材料として、非フラーレンアクセプターの開発により、有機薄膜太陽電池のエネルギー変換効率の向上が図られている。例えば、非特許文献1、2では、ベンゾチアジアゾール部位を有する化合物を用いることによって、良好なエネルギー変換効率の向上が報じられている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
Liu Q et al., 18% Efficiency organic solar cells, Science Bulletin, 2020, vol. 65, issue 4, pp. 272-275.
Chao Li et al., Non-fullerene acceptors with branched side chains and improved molecular packing to exceed 18% efficiency in organic solar cells, Nat. Energy 2021, 6, 605-613.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
種々の有機半導体材料が開示されているものの、材料開発は未だ発展途上にあり、更なる有機半導体材料が求められている。
【0006】
本発明は、上記事項に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、有機薄膜太陽電池材料として利用可能な新たな化合物、有機薄膜太陽電池材料及び有機薄膜太陽電池を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の観点に係る化合物は、
式1で表される、
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2024030710000001.jpg
92
170
(式1中、R

及びR

は水素、アルキル基、アリール基、又は、ヘテロアリール基であり、R

及びR

は互いに結合して環を形成していてもよく、R

、R

、R

及びR

はアルキル基を表し、R

及びR

は式2乃至式5のいずれかを表す。式2及び式3中、Xはハロゲン又は水素を表す。式4中、R

はアルキル基を表し、Yは酸素又は硫黄を表す。式5中、R
10
はアルキル基を表す。)
ことを特徴とする。
【0008】
前記式1中、R

及びR

の炭化水素基のBuried volumeが30%V以上であってもよい。
【0009】
また、前記式1中、R

及びR

が式11乃至式18のいずれかで表されてもよい。
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2024030710000002.jpg
55
170
【0010】
本発明の第2の観点に係る有機薄膜太陽電池材料は、
本発明の第1の観点に係る化合物を含む、
ことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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