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公開番号2024027821
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-01
出願番号2022130952
出願日2022-08-19
発明の名称燃料電池装置
出願人ダイニチ工業株式会社
代理人
主分類H01M 8/04 20160101AFI20240222BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】パネルを外した際に内部の機器に容易にアクセスするのできる、メンテナンス性に優れた燃料電池装置を提供すること。
【解決手段】燃料電池装置100は、上面パネル52と、複数の側面パネル53~56と、底板51と、を有する直方体状の筐体50を有しており、複数の側面パネル53~56は一組の短側面パネル53、54と一組の長側面パネル55、56とを備え、短側面パネル53、54は底板51に係止して自立し、長側面パネル55、56は底板51および短側面パネル53、54に係止して仮固定される。これにより、パネルを固定するためのフレームを用いることなく、底板51に側面パネル53~56を取り付けることができる。これにより、フレームが邪魔をして修理対象の機器に手が届き難いという問題が発生しないので、メンテナンス性に優れることとなる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
上面パネルと、複数の側面パネルと、底板と、を有する直方体状の筐体内に、
燃料ガスと酸素含有ガスを用いて発電を行う燃料電池モジュールが配設された燃料電池装置であって、
前記複数の側面パネルは、一組の短側面パネルと、一組の長側面パネルとを備え、
前記短側面パネルは、前記底板に係止して自立し、
前記長側面パネルは、前記底板および前記短側面パネルに係止して仮固定される燃料電池装置。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記底板と前記短側面パネルとを係止させる第1係止部を有し、
前記第1係止部は、前記短側面パネルまたは前記底板のいずれか一方に設けられた第1係止片と、前記短側面パネルまたは前記底板のいずれか他方に設けられた第1係止孔を備える請求項1記載の燃料電池装置。
【請求項3】
前記底板と前記長側面パネルとを係止させる第2係止部と、
前記短側面パネルの一つと前記長側面パネルとを係止させる第3係止部と、を有し
前記第2係止部は、前記底板に設けられた第2係止片と、前記長側面パネルに設けられた第2係止孔であり、
前記第3係止部は、前記短側面パネルに設けられた第3係止片と、前記長側面パネルに設けられた第3係止孔であり、
前記第2係止片と前記第3係止片は上方向に突出している請求項2記載の燃料電池装置。
【請求項4】
前記第2係止孔は台形状であり、
前記第2係止片は先端の幅が短い台形状である請求項3記載の燃料電池装置。
【請求項5】
一組の前記長側面パネルと、前記短側面パネルの一つを上端で結合する結合部材を備える請求項1から4のいずれかに記載の燃料電池装置。
【請求項6】
前記短側面パネルの端部には凹部が設けられ、
前記長側面パネルの端部には前記筐体の内側に折り曲げられた折曲部が設けられ、
前記凹部に前記折曲部が嵌合している請求項1記載の燃料電池装置。
【請求項7】
前記短側面パネルの一方は、メンテナンス時に取り外すメンテナンスパネルであって、分割可能な複数のパネルからなり、
前記複数のパネルのうち一つが前記底板に係止して自立する請求項1記載の燃料電池装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、燃料電池装置に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
水素を含有する燃料ガスと酸素含有ガス(空気)とを用いて発電を行ない、電気を外部に供給する燃料電池装置が知られている。このような燃料電池装置の構造は、例えば特許文献1に示すように、筐体内にシステムを構成する複数の機器を備えており、その筐体は複数のパネルとフレームから構成される。具体的には、筐体の底壁を構成するベースパネルを設置し、このベースパネルの中央部にセンターフレームが組み付けられる。さらに、センターフレームとは別に複数のサイドフレームも設けられている。これらフレームは、システムの強度を保つための骨組みであるとともに、側面を構成するパネルを取り付けるための支持部材でもある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-152150号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の構成では、フレームを設けることで筐体の強度を向上させ、その後に取り付けられるパネルの位置決めができるという利点がある。しかしながら、パネルを取り外してもフレームが残ってしまうため、メンテナンス等でパネルを取り外した際に、フレームが邪魔をして内部の機器類に容易に手が届かなくなる恐れがある。
【0005】
特に一般住宅では、燃料電池装置は狭小地に設置されメンテナンスを行う場所を十分に確保できないことが予想される。よって、メンテナンスを行いやすい構造であることは重要な課題である。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するためのもので、メンテナンス性に優れた燃料電池装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上面パネルと、複数の側面パネルと、底板と、を有する直方体状の筐体内に、
燃料ガスと酸素含有ガスを用いて発電を行う燃料電池モジュールが配設された燃料電池装置であって、
前記複数の側面パネルは、一組の短側面パネルと、一組の長側面パネルとを備え、
前記短側面パネルは、前記底板に係止して自立し、
前記長側面パネルは、前記底板および前記短側面パネルに係止して仮固定される燃料電池装置である。
【発明の効果】
【0008】
上述のように構成することにより、フレームを用いずに筐体を組み立てることができるため、パネルを外した際に内部の機器に容易にアクセスすることができ、これによりメンテナンス性に優れた燃料電池装置となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態の燃料電池装置のシステム構成図である。
本実施形態の燃料電池装置の筐体の分解図である。
本実施形態の第1係止部の構造を示す図である。
本実施形態の第2係止部の構造を示す図である。
本実施形態の第2係止孔の上面図である。
本実施形態の第3係止部の構造を示す図である。
本実施形態の右側面パネルの構造を示す図である。
本実施形態の結合部材を示す筐体の上面図である。
本実施形態の短側面パネルと長側面パネルの嵌合状態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
好適と考える本発明の実施形態を、本発明の作用を示して簡単に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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