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公開番号2024027719
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-01
出願番号2022130765
出願日2022-08-18
発明の名称情報処理装置
出願人ユビ電株式会社
代理人個人,個人
主分類G06Q 50/06 20240101AFI20240222BHJP(計算;計数)
要約【課題】エネルギー供給に関わる利用料金の妥当性を利用者に伝わりやすくする。
【解決手段】利用者のエネルギー供給対象30へエネルギーを供給する際のエネルギーの利用料金を管理する情報処理装置100は、エネルギー供給量を含む複数の課金条件に基づいて、前記利用者に課金する利用料金を算出する利用料金算出部105と、前記利用料金算出部が算出する利用料金の経時変化を示す利用料金変化情報を利用者へ提供する処理を実行する提供処理部101とを有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
利用者のエネルギー供給対象へエネルギーを供給する際のエネルギーの利用料金を管理する情報処理装置であって、
エネルギー供給量を含む複数の課金条件に基づいて、前記利用者に課金する利用料金を算出する利用料金算出部と、
前記利用料金算出部が算出する利用料金の経時変化を示す利用料金変化情報を利用者へ提供する処理を実行する提供処理部とを有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
請求項1に記載の情報処理装置において、
前記提供処理部は、前記エネルギー供給対象へエネルギーの供給を開始する前に前記利用料金変化情報が該エネルギー供給対象に対応する利用者へ提供されるように、前記処理を実行することを特徴とする情報処理装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の情報処理装置において、
前記複数の課金条件は、時間経過に応じて利用料金が変動する課金条件を含むことを特徴とする情報処理装置。
【請求項4】
請求項1又は2に記載の情報処理装置において、
前記提供処理部が実行する処理は、前記利用者の通信端末の表示部に対して前記利用料金変化情報を表示させる処理であることを特徴とする情報処理装置。
【請求項5】
請求項1又は2に記載の情報処理装置において、
前記利用料金変化情報は、前記利用料金算出部が算出する利用料金の経時変化をグラフ化したものであることを特徴とする情報処理装置。
【請求項6】
請求項4に記載の情報処理装置において、
前記利用料金変化情報は、横軸に時間をとり、縦軸に利用料金をとったグラフであることを特徴とする情報処理装置。
【請求項7】
請求項1又は2に記載の情報処理装置において、
前記利用料金は、前記複数の課金条件ごとの個別料金を合算した料金であり、
前記提供処理部は、前記個別料金の経時変化を示す個別料金変化情報を利用者へ提供する処理も実行することを特徴とする情報処理装置。
【請求項8】
請求項1又は2に記載の情報処理装置において、
前記提供処理部は、前記エネルギー供給対象へのエネルギー供給中に前記利用料金の経時変化の内容が変更されたとき、変化後の利用料金の経時変化を示す利用料金変化情報を利用者へ提供する処理を実行することを特徴とする情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電力などのエネルギーの利用料金を管理する情報処理装置に関するものである。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、コンセントを介した電力の利用料金を管理するシステムが知られている。例えば、特許文献1には、電力供給を制御する電力供給ゲート装置と、電力供給ゲート装置から供給される電力の供給量に応じた利用料金を管理するサーバ装置(情報処理装置)と、電力供給ゲート装置と電気自動車(エネルギー供給対象)との間を接続するモバイルコンセント(エネルギー出力部)とを備えたシステムが開示されている。電力供給ゲート装置からの電力をモバイルコンセントから出力して電気自動車へ供給した後、モバイルコンセントの電力使用量積算計で検出された今回の電力供給量(エネルギー供給量)がモバイルコンセントからサーバ装置へ送信され、サーバ装置は受信した電力供給量から電力の利用料金を算出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-325357号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
利用者に課金される利用料金は、利用者のエネルギー供給対象へ供給されるエネルギー供給量(課金条件)に基づいて算出されるのが一般的であるが、この利用料金に、エネルギー供給量以外の他の課金条件に基づいて計算される料金を含めることが考えられる。例えば、エネルギー供給量に基づいて算出される料金のほか、エネルギー供給中にエネルギー供給対象が占有するスペースの使用料金、エネルギー供給速度の違いなどのサービス内容の違いに応じたサービス料金、エネルギー供給対象へエネルギーを出力するエネルギー出力部などの設備の違いに応じた設備料金などの他の料金を、利用料金に含めることが考えられる。このような複数の課金条件に従ってそれぞれ計算される料金を含む利用料金を利用者に課金する場合、利用者に利用料金の妥当性が伝わりにくい。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様に係る情報処理装置は、利用者のエネルギー供給対象へエネルギーを供給する際のエネルギーの利用料金を管理する情報処理装置であって、エネルギー供給量を含む複数の課金条件に基づいて、前記利用者に課金する利用料金を算出する利用料金算出部と、前記利用料金算出部が算出する利用料金の経時変化を示す利用料金変化情報を利用者へ提供する処理を実行する提供処理部とを有する。
前記情報処理装置において、前記提供処理部は、前記エネルギー供給対象へエネルギーの供給を開始する前に前記利用料金変化情報が該エネルギー供給対象に対応する利用者へ提供されるように、前記処理を実行してもよい。
また、前記情報処理装置において、前記複数の課金条件は、時間経過に応じて利用料金が変動する課金条件を含んでもよい。
また、前記情報処理装置において、前記提供処理部が実行する処理は、前記利用者の通信端末の表示部に対して前記利用料金変化情報を表示させる処理であってもよい。
また、前記情報処理装置において、前記利用料金変化情報は、前記利用料金算出部が算出する利用料金の経時変化をグラフ化したものであってもよい。
また、前記情報処理装置において、前記利用料金変化情報は、横軸に時間をとり、縦軸に利用料金をとったグラフであってもよい。
また、前記情報処理装置において、前記利用料金は、前記複数の課金条件ごとの個別料金を合算した料金であってもよく、前記提供処理部は、前記個別料金の経時変化を示す個別料金変化情報を利用者へ提供する処理も実行してもよい。
また、前記情報処理装置において、前記提供処理部は、前記エネルギー供給対象へのエネルギー供給中に前記利用料金の経時変化の内容が変更されたとき、変化後の利用料金の経時変化を示す利用料金変化情報を利用者へ提供する処理を実行してもよい。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、エネルギー供給量の課金条件のほかに別の課金条件も含む場合において、これらの課金条件に基づいて算出される利用料金の経時変化を利用者に把握させることができ、利用料金の妥当性が利用者に伝わりやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係るサービス管理システムの全体を説明するための説明図。
同サービス管理システムの主要構成の一例を示す説明図。
(a)~(c)は、それぞれ、実施形態のコンセントに付される画像の一例を示す説明図。
同サービス管理システムにおけるサービス管理サーバの主要な機能の構成の一例を示すブロック図。
同サービス管理サーバにおけるサービス管理処理の一例を示すフローチャート。
(a)~(c)は、利用者の端末装置の表示部に表示される利用料金変化情報の例を示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
本実施形態に係るシステムは、エネルギー出力部からエネルギー供給対象へのエネルギー供給サービスを管理するシステムである。エネルギー出力部は、例えば、エネルギー供給サービスにおいてエネルギー提供を行う提供者によって所有又は管理されるものである。供給されるエネルギーは、例えば、石油、天然ガス、石炭などの形態の一次エネルギーでもよいし、電気、水素、ガソリン、軽油、重油、都市ガス、アルコールなどの形態の二次エネルギーであってもよい。
【0009】
エネルギーが供給されるエネルギー供給対象は、例えば、バッテリー搭載のモータで駆動される電動の移動体である。移動体は、電動車両や燃料電池車両等の地上を移動する移動体でもよいし、ドローンなどの空中を移動する移動体でもよいし、海などの水上を移動する船舶等の移動体であってもよい。移動体は、四輪以上の車両、三輪車(トライスクル)、二輪車(バイク、自転車)、トラック、バス、自家用車、事業用車両などの車両であってもよい。エネルギー供給対象は、例えば、エネルギー供給サービスにおける利用者によって使用、所有又は管理されるものである。エネルギー供給対象は、リース会社からリースされるものであってもよいし、利用者とは異なる事業者が所有するものであってもよい。また、エネルギー供給対象は、携帯型又は設置型の家電機器、オフィス機器、通信端末装置等の電気機器や電子機器であってもよい。
【0010】
以下の実施形態では、一例として、供給されるエネルギーが電気エネルギーであり、そのエネルギーが出力されるエネルギー出力部が電気エネルギーを出力するコンセントであり、エネルギーが供給されるエネルギー供給対象が車両又は当該車両に組み込まれたバッテリーであり、コンセントから出力される電力で車両のバッテリーを充電する充電サービス(エネルギー供給サービス)を管理するサービス管理システムの場合について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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