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公開番号2024027643
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-01
出願番号2022130597
出願日2022-08-18
発明の名称生体試料処理装置及び生体試料処理方法
出願人キヤノンメディカルシステムズ株式会社,キヤノン株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類C12M 1/00 20060101AFI20240222BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約【課題】生体試料から培養の目的となる目的細胞と、当該細胞の培養に用いる成分とを効率的に回収すること。
【解決手段】実施形態に係る生体試料処理装置は、試料供給部と、第1回収部と、分離部と、第2回収部と、を備える。試料供給部は、管状の流路の一端に接続され、被検体から採取された成分を含む第1試料を流路に供給する。第1回収部は、流路上に設けられ、流路に供給された第1試料から培養の対象となる目的細胞を回収する。分離部は、流路上の第1回収部の後段に設けられ、第1回収部で目的細胞が回収された第1試料から、血漿成分又は血清成分を第2試料として分離する。第2回収部は、流路の他端に接続され、分離部で分離された第2試料を回収する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
管状の流路の一端に接続され、被検体から採取された成分を含む第1試料を前記流路に供給する試料供給部と、
前記流路上に設けられ、前記流路に供給された前記第1試料から培養の対象となる目的細胞を回収する第1回収部と、
前記流路上の前記第1回収部の後段に設けられ、前記第1回収部で前記目的細胞が回収された前記第1試料から、血漿成分又は血清成分を第2試料として分離する分離部と、
前記流路の他端に接続され、前記分離部で分離された前記第2試料を回収する第2回収部と、
を備える生体試料処理装置。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
前記試料供給部と前記第1回収部との間に接続されるとともに、前記分離部と前記第2回収部との間に接続される培養部と、
前記分離部と前記第2回収部との間の前記培養部の接続部位に設けられ、前記分離部から前記第2回収部に流れる方向と、前記第2回収部から前記培養部に流れる方向とを選択的に切り替える第1切替部と、
を備える、
請求項1に記載の生体試料処理装置。
【請求項3】
前記流路の他端に接続され、前記分離部で前記第2試料が分離された後の第1試料を排出する管状の排出路と、
前記流路と前記排出路との間の前記分離部の接続部位に設けられ、前記分離部から前記第2回収部に流れる方向と、前記分離部から前記排出路に流れる方向とを選択的に切り替える第2切替部と、
を備える、
請求項1に記載の生体試料処理装置。
【請求項4】
前記第1切替部に接続され、前記第2試料の一部を検査用サンプルとして回収する第3回収部を更に備え、
前記第1切替部は、前記分離部から前記第2回収部に流れる方向と、前記第2回収部から前記培養部に流れる方向と、前記分離部から前記第3回収部に流れる方向とを選択的に切り替える、
請求項2に記載の生体試料処理装置。
【請求項5】
前記検査用サンプルの成分の分析結果を取得する取得部と、
前記分析結果に基づいて、前記第2試料の前記培養部への供給量を決定する決定部と、
を更に備える、
請求項4に記載の生体試料処理装置。
【請求項6】
管状の流路の一端に接続される試料供給部と、前記流路上に設けられる第1回収部と、前記流路上の前記第1回収部の後段に設けられる分離部と、前記流路の他端に接続される第2回収部と、を備える生体試料処理装置による生体試料処理方法であって、
被検体から採取された成分を含む第1試料を前記試料供給部から前記流路に供給する試料供給ステップと、
前記流路に供給された前記第1試料から培養の対象となる目的細胞を、前記第1回収部に回収する第1回収ステップと、
前記第1回収部で前記目的細胞が回収された前記第1試料から、血漿成分又は血清成分を、前記分離部により第2試料として分離する分離ステップと、
前記分離ステップで分離された前記第2試料を、前記第2回収部に回収する第2回収ステップと、
を含む生体試料処理方法。
【請求項7】
前記生体試料処理装置は、前記試料供給部と前記第1回収部との間に接続されるとともに、前記分離部と前記第2回収部との間に接続される培養部と、前記分離部と前記第2回収部との間の前記培養部の接続部位に設けられ、前記流路の方向を切替える第1切替部と、を更に備え、
前記第1切替部を、前記分離部から前記第2回収部に流れる方向、又は、前記第2回収部から前記培養部に流れる方向に、選択的に切り替える第1切替ステップと、
を更に含む、
請求項6に記載の生体試料処理方法。
【請求項8】
前記生体試料処理装置は、前記流路の他端に接続される管状の排出路と、前記流路と前記排出路との間の前記分離部の接続部位に設けられる第2切替部と、を更に備え、
前記第2切替部を、前記分離部から前記第2回収部に流れる方向、又は、前記分離部から前記排出路に流れる方向に、選択的に切り替える第2切替ステップと、
前記第2切替部が、前記分離部から前記排出路に流れる方向に切り替わった場合、前記排出路から前記第2試料を分離後の第1試料を排出する排出ステップと、
を更に含む、
請求項6に記載の生体試料処理方法。
【請求項9】
前記生体試料処理装置は、前記第1切替部に接続される第3回収部を更に備え、
前記第1切替部を、前記第2回収部から前記培養部に流れる方向、又は、前記分離部から前記第3回収部に流れる方向に、選択的に切り替える第3切替ステップと、
前記第1切替部が、前記分離部から前記第3回収部に流れる方向に切り替わった場合、前記第2試料の一部を、検査用サンプルとして前記第3回収部に回収する第3回収ステップと、
を更に含む、
請求項7に記載の生体試料処理方法。
【請求項10】
前記検査用サンプルの成分の分析結果を取得する取得ステップと、
前記分析結果に基づいて、前記第2試料の前記培養部への供給量を決定する決定ステップと、
を更に含む、
請求項9に記載の生体試料処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書及び図面に開示の実施形態は、生体試料処理装置及び生体試料処理方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
iPS細胞(induced Pluripotent Stem cell)や、ES細胞(Embryonic Stem cell)等の幹細胞は、様々な機能を有する細胞への分化能を有するため、再生医療分野や、創薬分野等への応用が期待されている。このため、種々の細胞の培養を行うための細胞培養技術に注目が集まっている。
【0003】
従来、一般的な細胞培養においては、細胞培養に必須となる成分を、培養の対象となる細胞に与えるため、他の動物種由来の物質を培地等に添加することが行われている。しかしながら、治療に用いられる医療用の細胞培養を行う場合、法律や倫理といった問題からヒト以外の動物由来の成分を用いることが困難であるという課題がある。
【0004】
これに対し、ヒト由来の血漿や血清を細胞培養に用いる技術が提案されているが、ドナー以外のヒト由来の成分を細胞培養に用いる場合、不規則抗体等による拒絶反応のリスクが上昇したり、成分のばらつきにより、細胞が上手く培養できなかったりする可能性があった。また、拒絶反応のリスクを回避するためにドナー由来の成分を用いる場合は、培養の目的の細胞の採取と、血漿等の採取を別々に行わなければならず、ドナーや採取を行う医療従事者の負担が大きい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2013-081428号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本明細書及び図面に開示の実施形態が解決しようとする課題の一つは、生体試料から培養の目的となる目的細胞と、当該細胞の培養に用いる成分とを効率的に回収することである。ただし、本明細書及び図面に開示の実施形態により解決しようとする課題は上記課題に限られない。後述する実施形態に示す各構成による各効果に対応する課題を他の課題として位置づけることもできる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態に係る生体試料処理装置は、試料供給部と、第1回収部と、分離部と、第2回収部と、を備える。試料供給部は、管状の流路の一端に接続され、被検体から採取された成分を含む第1試料を流路に供給する。第1回収部は、流路上に設けられ、流路に供給された第1試料から培養の対象となる目的細胞を回収する。分離部は、流路上の第1回収部の後段に設けられ、第1回収部で目的細胞が回収された第1試料から、血漿成分又は血清成分を第2試料として分離する。第2回収部は、流路の他端に接続され、分離部で分離された第2試料を回収する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る生体試料処理装置の構成の一例を示す模式図である。
図2は、実施形態に係る生体試料処理装置の処理の一例を示すフローチャートである。
図3は、実施形態に係る生体試料処理装置の動作の一例を説明する図である。
図4は、実施形態に係る生体試料処理装置の動作の一例を説明する図である。
図5は、実施形態に係る生体試料処理装置の動作の一例を説明する図である。
図6は、実施形態に係る生体試料処理装置の動作の一例を説明する図である。
図7は、実施形態に係る生体試料処理装置の動作の一例を説明する図である。
図8は、実施形態に係る生体試料処理装置の動作の一例を説明する図である。
図9は、変形例1に係る生体試料処理装置の構成の一例を示す模式図である。
図10は、変形例1に係る生体試料処理装置の構成の一例を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら、生体試料処理装置及び生体試料処理方法の実施形態について詳細に説明する。また、本願に係る細胞培養容装置及び細胞培養方法は、以下に示す実施形態によって限定されるものではない。また、実施形態は、内容に矛盾が生じない範囲で他の実施形態や従来技術との組み合わせが可能である。また、以下の説明において、同様の構成要素には共通の符号を付与するとともに、重複する説明を省略する。
【0010】
まず、本実施形態に係る生体試料処理装置1の構成について説明する。生体試料処理装置1は、内部を無菌状態に維持しながら、自動で生体試料から培養の対象となる対象成分を分離する装置である。図1は、本実施形態に係る生体試料処理装置1の構成の一例を示す模式図である。
(【0011】以降は省略されています)

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