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公開番号2024027600
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-01
出願番号2022130514
出願日2022-08-18
発明の名称裾上げ機能付きパンツ
出願人株式会社オンライン
代理人弁理士法人中川国際特許事務所
主分類A41D 1/06 20060101AFI20240222BHJP(衣類)
要約【課題】
帯状フラップに面ファスナーを固定することで、パンツの脚筒部表面に縫合跡などが現れることを無くし、美感に優れた裾上げ機能付きパンツを提供することを可能にする。。
【解決手段】
本発明の裾上げ機能付きパンツは、左右の脚筒部を有するパンツであって、前記脚筒部の裏面において、前身頃と後身頃の縫合線に沿って帯状フラップを形成し、前記帯状フラップの表面に長尺の雄または雌の第1面ファスナーを固定するとともに、前記脚筒部の裏面において前記第1面ファスナーの下方に雌または雄の第2面ファスナーを固定し、前記パンツの脚筒部の裾口を裏面側に折り返すことにより、前記第2面ファスナーが前記第1面ファスナーの一部に系合可能としたことを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
左右の脚筒部を有するパンツであって、前記脚筒部の裏面において、前身頃と後身頃の縫合線に沿って帯状フラップを形成し、
前記帯状フラップの表面に長尺の雄または雌の第1面ファスナーを固定するとともに、前記脚筒部の裏面において前記第1面ファスナーの下方に雌または雄の第2面ファスナーを固定し、前記パンツの脚筒部の裾口を裏面側に折り返すことにより、前記第2面ファスナーが前記第1面ファスナーの一部に系合可能としたことを特徴とする裾上げ機能付きパンツ。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
請求項1記載の裾上げ機能付きパンツであって、
前記帯状フラップは、前記縫合線における前身頃または前記後身頃の縁部を幅広に形成してなることを特徴とする裾上げを可能とするパンツ。
【請求項3】
請求項1記載の裾上げを可能とするパンツであって、
前記帯状フラップは、前記前身頃または前記後身頃の縁部に別部材を固定して形成されていることを特徴とする裾上げを可能とするパンツ。
【請求項4】
請求項1または2記載の裾上げを可能とするパンツであって、
前記帯状フラップは前記縫合線を支点に移動可能であり、前記第1面ファスナーを固定した面を前記脚筒部の裏面側に倒すことで、前記第1面ファスナーを前記帯状フラップと前記脚筒部の裏面との間に隠すことが可能なことを特徴とする裾上げを可能とするパンツ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、裾上げ機能を有するパンツに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
製造業やサービス業において各企業は制服を制定して従業者が共通の制服を着用することが多いが、上衣だけではなくパンツについても制服を制定することが多くなっている。近年、アルバイトなど短期や臨時の雇用形態が多くなり、同じ制服を多様な体形の人員が着用するために、制服のサイズが合わない場合が発生する。
【0003】
特に、作業パンツに関しては、裾が装着者の体系に合っていないと、裾がかかと下まで下がってしまい姿勢を崩してしまうなど安全性の問題があったり、また、食品を扱う現場の作業ズボンであれば、床の汚れが制服の一部に付着することとなって衛生的にも望ましいことではなかった。
【0004】
一方、裾上げ機能付きのパンツとして、以下に示すように、多様なものが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実用新案登録第3233079号公報 https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/PU/JP-3233079/9C6EEADC30677A3DE389E12D8EF6AC999940203D7BE4209408B5624825A172F7/25/ja
特許公開公報2017-53062号公報 https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/PU/JP-2017-053062/3D48EC1683414CAD46DD148F109F32293BA7E97CF1D79922F0079AF428C0CFD9/11/ja
【0006】
特許文献1には、スリット状の複数のボタン穴10を開口した裏地布9をズボン(パンツ)1の 筒状部(脚筒部)2の内側側面に縫い付け、折り返した裾口2aにおいて、やはり筒状部2の内側にボタン8を取り付けている。
【0007】
そして、袖口2aを筒状部2の内側に折り返し、このボタン8を嵌めるボタン穴10を複数の中から選択することにより、所定の位置に折り返してズボン1の筒状部(脚筒部)2の裾上げ距離を調整することができる構造が開示されている。
【0008】
また、特許文献2には、複数の面ファスナー1aを間欠状に配置した、長尺の基布10を、面ファスナー1aがズボン(パンツ)2の裏面に向くように、前身頃と後身頃の縫合線の間に固定している。
【0009】
ここで、面ファスナー1aは、フック状素子(雄)とループ状素子(雌)を混在させた面ファスナーで形成し、どの面ファスナー1a,1a同士でも係合することができる構造となっている。そのため、基布10をズボン2の内側に段階的に織り込み、位置で互いに係合する面ファスナー1a,1aを選択することで、裾上げ距離を調整する構造が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかしながら、特許文献1においては、筒状部2内で見えない状態で、ボタン8を裏地布9のボタン穴10に嵌めることは難しく、また、裏地布9は筒状部2の裏面において、前身頃と後身頃を跨ぐように直接縫い付けているので、裏地布9の縫合跡はズボンの表面に現れてしまい美感を損ねることになる。
(【0011】以降は省略されています)

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