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公開番号2024027518
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-01
出願番号2022130392
出願日2022-08-18
発明の名称コイル部品
出願人TDK株式会社
代理人個人,個人
主分類H01F 27/00 20060101AFI20240222BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】高いインダクタンスを得ることが可能であり、且つ、結合係数の調整が容易なコイル部品を提供する。
【解決手段】コイル部品100は、磁性素体11,12にそれぞれ埋め込まれたコイル導体31,32と、磁性素体11から露出し、コイル導体31の一端及び他端にそれぞれ接続された端子電極21,22と、磁性素体12から露出し、コイル導体32の一端及び他端にそれぞれ接続された端子電極23,24と、磁性素体11,12間に設けられ、磁性素体11,12よりも透磁率の低い低透磁率層15とを備える。これにより、低透磁率層15に用いる磁性材料や低透磁率層の厚みによって、結合係数を調整することが可能となる。しかも、コイル導体31,32を磁性素体11,12に埋め込んでいることから、高いインダクタンスを得ることも可能となる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1及び第2の磁性素体と、
前記第1及び第2の磁性素体にそれぞれ埋め込まれた第1及び第2のコイル導体と、
前記第1の磁性素体から露出し、前記第1のコイル導体の一端及び他端にそれぞれ接続された第1及び第2の端子電極と、
前記第2の磁性素体から露出し、前記第2のコイル導体の一端及び他端にそれぞれ接続された第3及び第4の端子電極と、
前記第1の磁性素体と前記第2の磁性素体の間に設けられ、前記第1及び第2の磁性素体よりも透磁率の低い低透磁率層と、を備えるコイル部品。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
前記第1及び第2のコイル導体は、いずれも層間絶縁膜を介して積層された複数のコイルパターンを含み、
前記第1及び第2の端子電極と前記第1の磁性素体、並びに、前記第3及び第4の端子電極と前記第2の磁性素体は、前記層間絶縁膜を介して分離されている、請求項1に記載のコイル部品。
【請求項3】
前記複数のコイルパターンは、前記第1及び第2の磁性素体の配列方向に積層されている、請求項2に記載のコイル部品。
【請求項4】
前記第1の端子電極と前記第3の端子電極の積層方向における距離は、前記第1のコイル導体と前記第2のコイル導体の積層方向における距離よりも大きい、請求項3に記載のコイル部品。
【請求項5】
前記第1乃至第4の端子電極と前記低透磁率層の間に位置する層間絶縁膜は、前記複数のコイルパターン間に位置する層間絶縁膜よりも膜厚が大きい、請求項3に記載のコイル部品。
【請求項6】
第3及び第4の磁性素体と、
前記第3及び第4の磁性素体にそれぞれ埋め込まれた第3及び第4のコイル導体と、
前記第3の磁性素体から露出し、前記第3のコイル導体の一端及び他端にそれぞれ接続された第5及び第6の端子電極と、
前記第4の磁性素体から露出し、前記第4のコイル導体の一端及び他端にそれぞれ接続された第7及び第8の端子電極と、
前記第3の磁性素体と前記第4の磁性素体の間に設けられ、前記第3及び第4の磁性素体よりも透磁率の低い別の低透磁率層と、をさらに備え、
前記第1、第2、第3及び第4の磁性素体がこの順に配列されている、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のコイル部品。
【請求項7】
前記第1、第3、第5及び第7の端子電極がこの順に配列されており、
前記第3の端子電極と前記第5の端子電極の距離は、前記第1の端子電極と前記第3の端子電極の距離よりも大きく、且つ、前記第5の端子電極と前記第7の端子電極の距離よりも大きい、請求項6に記載のコイル部品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はコイル部品に関し、特に、カップルドインダクタとして用いることが可能なコイル部品に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
DC/DCコンバータなどのスイッチング電源の平滑用コイルとして、カップルドインダクタと呼ばれるコイル部品が用いられることがある。カップルドインダクタは、互いに磁気結合する一対の電流経路を有しており、一方の電流経路に電流を流すと、起電力によって他方の電流経路にも電流が流れる。このため、スイッチング電源の平滑用コイルとして用いれば、突入電流のピークを低減することが可能となる。カップルドインダクタとしては、特許文献1に記載されたものが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-117676号公報
特開2016-131208号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載されたカップルドインダクタはコイル導体が棒状であることから、高いインダクタンスを得ることが困難である。より高いインダクタンスを得るためには、特許文献2に記載されているように、スパイラル状のコイルパターンを用いる方法が考えられるが、特許文献2に記載されたコイル部品は、コイル導体が埋め込まれた2つの素体が単に接着されているだけであることから、結合係数の調整が困難であった。しかも、特許文献2に記載されたコイル部品は、素体に非磁性材料を用いていることから、十分なインダクタンスを得ることが困難であった。
【0005】
したがって、本発明は、高いインダクタンスを得ることが可能であり、且つ、結合係数の調整が容易なコイル部品を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によるコイル部品は、第1及び第2の磁性素体と、第1及び第2の磁性素体にそれぞれ埋め込まれた第1及び第2のコイル導体と、第1の磁性素体から露出し、第1のコイル導体の一端及び他端にそれぞれ接続された第1及び第2の端子電極と、第2の磁性素体から露出し、第2のコイル導体の一端及び他端にそれぞれ接続された第3及び第4の端子電極と、第1の磁性素体と第2の磁性素体の間に設けられ、第1及び第2の磁性素体よりも透磁率の低い低透磁率層とを備える。
【0007】
本発明によれば、コイル導体が埋め込まれた2つの磁性素体の間に低透磁率層が設けられていることから、低透磁率層に用いる磁性材料や低透磁率層の厚みによって、結合係数を調整することが可能となる。しかも、コイル導体を磁性素体に埋め込んでいることから、高いインダクタンスを得ることも可能となる。
【0008】
本発明において、第1及び第2のコイル導体は、いずれも層間絶縁膜を介して積層された複数のコイルパターンを含み、第1及び第2の端子電極と第1の磁性素体、並びに、第3及び第4の端子電極と第2の磁性素体は、層間絶縁膜を介して分離されていても構わない。これによれば、端子電極間における絶縁耐圧が高められる。
【0009】
本発明において、複数のコイルパターンは、第1及び第2の磁性素体の配列方向に積層されていても構わない。これによれば、コイルパターンの積層数が多い場合であっても、磁性素体の高さ方向におけるサイズを抑えることが可能となる。
【0010】
本発明において、第1の端子電極と第3の端子電極の積層方向における距離は、第1のコイル導体と第2のコイル導体の積層方向における距離よりも大きくても構わない。これによれば、端子電極間における絶縁耐圧をより高めることが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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