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公開番号2024027466
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-01
出願番号2022130270
出願日2022-08-17
発明の名称細径同軸ケーブル
出願人伸光精線工業株式会社
代理人個人
主分類H01B 11/18 20060101AFI20240222BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】誘電体の外形を変えずに内部構造を変更しただけの簡単な構成で、細径同軸ケーブルの長手方向に沿った特性インピーダンスを安定させる細径同軸ケーブルを提供する。
【解決手段】、打数2nで編組シールド線が周囲に巻き付けられた誘電体に中心軸C周りに等角度間隔で形成する管状空隙の個数mを、打数2nのnの約数と異なる個数とし、中心軸C周りに360/n度毎に同一の分布荷重のパターンが繰り返される領域と、中心軸C周りに360/m毎に分割される環状空隙を覆う誘電体の外環状部の部分の配置ピッチを異ならせて、各管状空隙の収縮量を分散させることにより、管状空隙全体の空間量を安定化して細径同軸ケーブルの特性インピーダンスZ0を長手方向で一定とする。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
中心軸に沿って配線される中心導体と、
前記中心導体の外周を被覆し、m個の管状空隙が前記中心軸の軸周りに等角度間隔で前記中心軸に沿って形成された誘電体と、
それぞれ同一断面形状のn組の内側編組シールド線とn組の外側編組シールド線とを、交差させながら編み合わせて、前記誘電体の周囲に打数2nの編組シールド線をスパイラル状に巻き付けてなる編組シールド層とを備えた細径同軸ケーブルであって、
前記誘電体に形成された管状空隙の個数mは、nの約数の個数を除く、4個から12個までのいずれかの個数であることを特徴とする細径同軸ケーブル。
続きを表示(約 190 文字)【請求項2】
打数2nが16の編組シールド線が巻き付けられる誘電体の外径が3mm以下であり、
前記管状空隙の個数mは、nの約数の個数を除く、6個から10個までのいずれかの個数であることを特徴とする細径同軸ケーブル。
【請求項3】
m個の管状空隙の中心軸に直交する断面形状は、全て同一であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の細径同軸ケーブル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、中心導体を囲う誘電体内にケーブルの長手方向に沿って複数の管状空隙が形成された細径同軸ケーブルに関し、特に、誘電体の周囲に複数の編組シールド線をスパイラル状に巻き付けた編組シールド層が形成された細径同軸ケーブルに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年、図18に示す構造の細径同軸ケーブル100には、高速伝送化とともにケーブル径を1mm程度するダウンサイズ化が求められ、特性インピーダンスを50Ωとしながら、編組シールド層101の外径を小径化するために、中心導体102とその周囲の編組シールド層101とを絶縁するフッ素樹脂等からなる誘電体103に複数の管状空隙104を形成して、誘電体103全体のみかけの比誘電率ε’を低下させた細径同軸ケーブル100が知られている(特許文献1、特許文献2)。
【0003】
すなわち、同軸ケーブルの誘電体103の比誘電率をε、編組シールド層101の内径をD、中心導体102の外径をdとすると、同軸ケーブルの特性インピーダンスZ

は、
【0004】
TIFF
2024027466000002.tif
16
163
【0005】
で表され、誘電体を構成するフッ素樹脂の比誘電率が2.1であるのに対し、空気の比誘電率はほぼ1であるので、図19に示すように、誘電体103内に多数の管状空隙104を中心導体102と平行に形成すれば、誘電体103のみかけの比誘電率ε’が低下し、細径同軸ケーブル100の特性インピーダンスZ

を50Ωに維持しつつ、編組シールド層101の内径Dを小径化できる。
【0006】
中心導体102の中心軸C周りに円筒状に形成された誘電体103内に効率的に多数の管状空隙104を形成するため、各管状空隙104は、外環状部103Bと内環状部103Aの間に放射状に中心軸C周りに等角度間隔で形成されるリブ部103Cで遮られた同一の断面形状となっている。放射状形成されるリブ部103Cの枚数が13を超えると、リブ部103Cの存在によって誘電体103の空隙率が低下し、編組シールド層101の内径Dを小径化できない。また、リブ部103Cの枚数が3以下となると、管状空隙104の外側を覆う外環状部103Bは、中心軸C周りの角度が120度以上離れたリブ部103Cの間に支持されることになるので、十分な強度が得られず、わずかな外力を受けても変形したり、破損する。そこで、リブ部103Cで遮られる管状空隙104の個数mは、通常4乃至12個となっている。
【0007】
一方、このような構造の細長同軸ケーブル100の編組シールド層101は、高周波信号の漏れがないように、数本の素線105を帯状に一体とした編組シールド線106を一組とし、複数組の内側編組シールド線106Aと外側編組シールド線106Bとを交互に交差させながら編み合わせて、誘電体103の周囲に形成している(特許文献3、特許文献4)。内側編組シールド線106Aと外側編組シールド線106Bとは、中心軸Cに沿って互いに逆方向にスパイラル状に巻き付けて、円筒状の誘電体103の表面に取り付けるので、内側編組シールド線106Aと外側編組シールド線106Bとは、同一組数n(nは、整数)となっていて、2n組の編組シールド線106で、中心軸C周りの誘電体103の表面の全周を可能な限り密に覆うようになっている。
【0008】
この編組シールド層101を編み合わせる編組シールド線106の総組数2nを打数といい、例えば、図3に示す細長同軸ケーブル100の編組シールド層101は、打数が16であり、8組の内側編組シールド線106Aと8組の外側編組シールド線106Bとを順次交差させながら編み合わせて形成されている。これにより、誘電体103の表面のほぼ全面が、内側編組シールド線106Aと外側編組シールド線106Bとが重ねられた部分で覆われ、高周波信号の漏れを防止できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2008-293862号公報
特開2009-37911号公報
特開2014-235923号公報
特許第5186604号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
編組シールド層101を形成する工程では、誘電体103の表面で編み合わされた編組シールド線106が緩まず、密に誘電体103の表面に密着するように、内側編組シールド線106Aと外側編組シールド線106Bに所定の張力をかけながら、誘電体103にスパイラル状に巻き付ける。その結果、図19、図20に示すように、内側編組シールド線106Aと外側編組シールド線106Bとが重なる部分で、誘電体103の外環状部103Bに中心軸Cに向かう比較的大きな圧縮荷重が作用する。
(【0011】以降は省略されています)

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