TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024027391
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-01
出願番号2022130156
出願日2022-08-17
発明の名称電気接続箱
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H02G 3/16 20060101AFI20240222BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】本発明は、メンテナンス時の作業性の向上を図った電気接続箱を提供することを目的とする。
【解決手段】
電気接続箱1は、電気部品11と、該電気部品に搭載されて該負荷に電力を分配するヒューズ部品2と、電気部品11およびヒューズ部品2を収容するケース10と、を備え、ヒューズ部品2は、導電性のバスバ3と、該バスバ3を被覆する絶縁性のハウジング4と、を備え、バスバ3は、板状のバスバ本体30と、過電流が流れた際に溶断する可溶体32を介してバスバ本体30に連続する負荷接続部33と、を有し、可溶体32よりも負荷接続部33がバスバ本体30から離れた上方Z1に位置し、ヒューズ部品2は、電気部品11から上方Z1に引き出し可能に構成されているとともに、電気部品11から上方Z1に引き出された際に、負荷接続部33がケース10から上方Z1に露出するように構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
負荷に電力を分配するための電気接続箱であって、
電気部品と、該電気部品に搭載されて該負荷に電力を分配するヒューズ部品と、前記電気部品および前記ヒューズ部品を収容するケースと、を備え、
前記ヒューズ部品は、導電性のバスバと、該バスバを被覆する絶縁性のハウジングと、を備え、
前記バスバは、板状のバスバ本体と、過電流が流れた際に溶断する可溶体と、該可溶体を介して前記バスバ本体に連続する負荷接続部と、を有し、
前記可溶体よりも前記負荷接続部が前記バスバ本体から離れた上方に位置し、
前記ヒューズ部品は、前記電気部品から上方に引き出し可能に構成されているとともに、前記電気部品から上方に引き出された際に、前記負荷接続部が前記ケースから上方に露出するように構成されていることを特徴とする電気接続箱。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記ヒューズ部品と前記負荷との間に接続される電線を備え、
前記電線は、前記負荷接続部に接続されて、前記ケースの内部において、下方に延在して設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電気接続箱。
【請求項3】
前記電気部品は、電気部品本体と、該電気部品本体の端部に設けられた方体状の設置台と、を備え、前記設置台は上下方向に延在するスリットを有し、
前記バスバは、前記バスバ本体から延出して設けられて前記スリットに挿入される挿入部と、該挿入部の上方側が折れ曲がって前記設置台の上面に重なる重なり部と、を有し、
前記設置台の上面よりも前記負荷接続部が上方に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の電気接続箱。
【請求項4】
前記電気部品は、前記設置台から上方に向かって板状に突出する第1板部と、該第1板部の前記スリット側の面に設けられた第1係合部と、を備え、
前記ハウジングは、前記バスバ本体を保持するハウジング本体と、該ハウジング本体から延出して設けられて前記第1板部に対向する第2板部と、該第2板部に設けられて前記第1係合部に係合する第2係合部と、を備え、
前記重なり部が前記設置台の上面に重なった際に、前記第1係合部および前記第2係合部は互いに係合するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の電気接続箱。
【請求項5】
前記ハウジングは、前記電気部品本体に向かって突出して設けられて該電気部品本体に当接可能な当接部を有し、
前記当接部が前記電気部品本体に当接した状態で、前記第2板部が前記第1板部に押し付けられていることを特徴とする請求項4に記載の電気接続箱。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電気接続箱に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、移動体としての車両には、車両に搭載された様々な電子機器等に電力を供給する電源供給源としてのバッテリが搭載されている。バッテリと、電子機器等に接続された電線とは、例えばヒューズユニットを介して電気的に接続されて、バッテリからの電力が電子機器等に供給される。ヒューズユニットは、それぞれの電子機器等にバッテリからの電力を分配するとともに該電子機器等に過度な電力が供給されることを防止する(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に開示されたヒューズユニットは、ヒューズバスバと、このヒューズバスバが埋設されるハウジングと、を備える。
【0004】
ヒューズバスバは、所定の通電電流で溶断可能な可溶体を介して接続された第1のバスバおよび第2のバスバを備える。第1のバスバはバッテリ側からの電流を通電する。第2のバスバはオルタネータ側からの電流を通電する。第1のバスバおよび第2のバスバは、それぞれ、入力接続部と、該入力接続部に連続する導通部と、該導通部に所定の通電電流で溶断可能な可溶体を介して連続する出力接続部と、を備える。出力接続部は、可溶体の下方に配置されている。
【0005】
ハウジングは、ヒューズバスバを埋設した埋設状態で、第1のバスバおよび第2のバスバの各入力接続部が、ハウジングの外方へ突出するように構成されている。また、ハウジングの背面にはハウジング側係止部が設けられ、ハウジング側係止部が、リレーボックスの内壁に設けられたリレーボックス側係止部に係止されることによりヒュージブルリンクユニットがリレーボックスの内壁に組み付けられるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2011-9159号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら従来のヒュージブルリンクユニットは、メンテナンス等でリレーボックスから引き出す際、可溶体の下側に配置されている出力接続部(負荷接続部)をリレーボックスの上方まで引き上げる必要があり、作業性が悪かった。
【0008】
本発明は、メンテナンス時の作業性の向上を図った電気接続箱を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、負荷に電力を分配するための電気接続箱であって、電気部品と、該電気部品に搭載されて該負荷に電力を分配するヒューズ部品と、前記電気部品および前記ヒューズ部品を収容するケースと、を備え、前記ヒューズ部品は、導電性のバスバと、該バスバを被覆する絶縁性のハウジングと、を備え、前記バスバは、板状のバスバ本体と、過電流が流れた際に溶断する可溶体と、該可溶体を介して前記バスバ本体に連続する負荷接続部と、を有し、前記可溶体よりも前記負荷接続部が前記バスバ本体から離れた上方に位置し、前記ヒューズ部品は、前記電気部品から上方に引き出し可能に構成されているとともに、前記電気部品から上方に引き出された際に、前記負荷接続部が前記ケースから上方に露出するように構成されていることを特徴とする電気接続箱である。
【発明の効果】
【0010】
請求項1に記載の発明によれば、メンテナンス時の作業性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

矢崎総業株式会社
コネクタ
3日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
4日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
4日前
矢崎総業株式会社
扁平電線
3日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
25日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
17日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1日前
矢崎総業株式会社
電気接続箱
24日前
矢崎総業株式会社
電気接続箱
24日前
矢崎総業株式会社
電気接続箱
24日前
矢崎総業株式会社
電気接続箱
1日前
矢崎総業株式会社
電気接続箱
24日前
矢崎総業株式会社
電気接続箱
26日前
矢崎総業株式会社
端子抜き治具
18日前
矢崎総業株式会社
充電インレット
23日前
矢崎総業株式会社
車両用表示装置
18日前
矢崎総業株式会社
充電インレット
23日前
矢崎総業株式会社
端子固定用治具
23日前
矢崎総業株式会社
非接触給電装置
17日前
矢崎総業株式会社
車両用表示装置
1か月前
矢崎総業株式会社
電流検出器用コア
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ嵌合構造
1か月前
矢崎総業株式会社
バスバー連結構造
1か月前
矢崎総業株式会社
シールドコネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
シールドコネクタ
23日前
矢崎総業株式会社
車両電源システム
1か月前
矢崎総業株式会社
シールドコネクタ
19日前
矢崎総業株式会社
車両用冷却システム
1日前
矢崎総業株式会社
コネクタの製造方法
1か月前
矢崎総業株式会社
コルゲートチューブ
23日前
矢崎総業株式会社
運転者監視システム
17日前
矢崎総業株式会社
キャップ付きコネクタ
23日前
矢崎総業株式会社
端子接触荷重の測定装置
23日前
矢崎総業株式会社
無線通信装置及び移動体
24日前
矢崎総業株式会社
プロテクタ、及び、回路体
3日前
続きを見る