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公開番号2024027240
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-01
出願番号2022129871
出願日2022-08-17
発明の名称レーザプローブ
出願人株式会社フジクラ
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G02B 6/00 20060101AFI20240222BHJP(光学)
要約【課題】側方照射に用いることができるとともに、反射ロッドの調心を容易に行うことができるレーザプローブを提供する。
【解決手段】レーザプローブは、第1端および前記第1端とは反対側に位置する第2端を有する筒状部材と、前記第1端から前記筒状部材に挿入された光ファイバと、前記第2端から前記筒状部材に挿入された反射ロッドと、を備え、前記光ファイバの先端面は、前記光ファイバの光軸に垂直な横断面に対して傾いており、前記反射ロッドの先端面は、前記横断面に対して傾いているとともに前記光ファイバの長手方向から見て前記光軸と重なる反射面と、前記反射面の先端に設けられた位置決め面と、を含み、前記光ファイバの先端面と前記横断面とがなす角をθ1とし、前記反射面と前記横断面とがなす角をθ2とし、前記位置決め面と前記横断面とがなす角をθ3とするとき、θ3≦θ1かつθ3<θ2である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
側方照射に用いられるレーザプローブであって、
第1端および前記第1端とは反対側に位置する第2端を有する筒状部材と、
前記第1端から前記筒状部材に挿入された光ファイバと、
前記第2端から前記筒状部材に挿入された反射ロッドと、を備え、
前記光ファイバの先端面は、前記光ファイバの光軸に垂直な横断面に対して傾いており、
前記反射ロッドの先端面は、前記横断面に対して傾いているとともに前記光ファイバの長手方向から見て前記光軸と重なる反射面と、前記反射面の先端に設けられた位置決め面と、を含み、
前記光ファイバの先端面と前記横断面とがなす角をθ1とし、前記反射面と前記横断面とがなす角をθ2とし、前記位置決め面と前記横断面とがなす角をθ3とするとき、θ3≦θ1かつθ3<θ2である、レーザプローブ。
続きを表示(約 130 文字)【請求項2】
θ3≒θ1である、請求項1に記載のレーザプローブ。
【請求項3】
θ3≒0°である、請求項1に記載のレーザプローブ。
【請求項4】
5°≦θ1≦10°である、請求項1から3のいずれか一項に記載のレーザプローブ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、レーザプローブに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、チューブと、光ファイバと、反射面を有する反射ロッドと、を備えるレーザプローブが開示されている。光ファイバおよび反射ロッドの各々は、光ファイバの先端面と反射ロッドの反射面とが対向するように、チューブに挿入されている。ここで、反射面は、光ファイバの光軸に対して傾いている。これにより、光ファイバから出射された光は、反射面によって反射され、レーザプローブの側方に照射される。すなわち、レーザプローブを側方照射に用いることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-67884号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、例えば特許文献1に開示されたレーザプローブにおいては、チューブ内で光ファイバと反射ロッドとを突き合わせる際に、反射ロッドが光ファイバの光軸回りに回転し得る。このため、反射面を所望の方向に向けるために、光ファイバから実際に光を出射させながら反射光を観測することで反射ロッドの回転角をアクティブに調整する、いわゆるアクティブ調心が行われていた。
【0005】
本発明は、このような事情を考慮してなされ、側方照射に用いることができるとともに、反射ロッドの調心を容易に行うことができるレーザプローブを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の態様1は、側方照射に用いられるレーザプローブであって、第1端および前記第1端とは反対側に位置する第2端を有する筒状部材と、前記第1端から前記筒状部材に挿入された光ファイバと、前記第2端から前記筒状部材に挿入された反射ロッドと、を備え、前記光ファイバの先端面は、前記光ファイバの光軸に垂直な横断面に対して傾いており、前記反射ロッドの先端面は、前記横断面に対して傾いているとともに前記光ファイバの長手方向から見て前記光軸と重なる反射面と、前記反射面の先端に設けられた位置決め面と、を含み、前記光ファイバの先端面と前記横断面とがなす角をθ1とし、前記反射面と前記横断面とがなす角をθ2とし、前記位置決め面と前記横断面とがなす角をθ3とするとき、θ3≦θ1かつθ3<θ2である、レーザプローブである。
【0007】
本発明の態様1によれば、側方照射に用いることが可能であるとともに、反射ロッドの調心を容易に行うことが可能なレーザプローブを提供できる。つまり、長手方向から見て光ファイバの光軸と反射面とが重なっており、反射面が横断面に対して傾いていることにより、光ファイバを伝搬してきた光を反射面で反射させ、レーザプローブの側方に照射させることができる。また、θ3≦θ1であることにより、反射ロッドの調心をパッシブに行うことができる。
【0008】
また、本発明の態様2は、態様1のレーザプローブにおいて、θ3≒θ1である、レーザプローブである。
【0009】
また、本発明の態様3は、態様1のレーザプローブにおいて、θ3≒0°である、レーザプローブである。
【0010】
また、本発明の態様4は、態様1から態様3のいずれか一つのレーザプローブにおいて、5°≦θ1≦10°である、レーザプローブである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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