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公開番号2024027062
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-29
出願番号2022139551
出願日2022-08-16
発明の名称あおり運転撃退用具、あおり運転撲滅方法
出願人個人
代理人
主分類B60R 21/12 20060101AFI20240221BHJP(車両一般)
要約【課題】あおり運転被害に遭った際、乗車したままで加害者に対して確実に警告する用具や方法等が提案されていないため、あおり運転の被害に突如として遭遇した際に適切な対応を行うための「あおり運転撃退用具」と同用具の活用による「あおり運転撲滅方法」を提供する。
【解決手段】あおり運転撃退用具1が運転席まわりに車載してあることで、安心感を持って運転することができる。万が一、あおり運転の被害に遭遇した際は、加害者への提示面2を車内から閉めきったガラス越しに提示して警告することができ、降車による身体被害を防止できる。110番通報時の注意事項等の表示面3により、適切な110番通報と続報を行うことができる。この撃退用具1は安価で量産できるため広範な普及が期待でき、普及による波及効果、あおり運転抑止効果によって、あおり運転そのものの撲滅につながることが期待できる、あおり運転撃退用具、あおり運転撲滅方法。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
あおり運転の被害に遭った際に、あおり運転の加害者に提示して使用する用具であって、
警察への被害通報の状況を表示した加害者への提示面と、
運転席まわりでの車載装備が可能な形状、大きさと、
を備えたあおり運転撃退用具。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
あおり運転の被害状況を警察へ通報する際の注意事項、通報要領を表示した表示面を備えた、請求項1に記載のあおり運転撃退用具。
【請求項3】
現状の録画状況を示す内容を表示した、請求項1または2の何れか1項に記載のあおり運転撃退用具。
【請求項4】
自動車ガラスの内側に固定するための固定部材、及び/又は、サンバイザーへ固定するための固定部材を備えた、請求項1ないし3の何れか1項に記載のあおり運転撃退用具。
【請求項5】
あおり運転被害を予防するためのステッカーであって、
請求項1ないし4の何れか1項に記載のあおり運転撃退用具を車載装備していることを表示し、自動車外部に貼付する機能を備えたあおり運転撃退用具。
【請求項6】
請求項1ないし5の何れか1項以上に記載のあおり運転撃退用具を使用したあおり運転撲滅方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、あおり運転に伴う身体への被害を予防するためのあおり運転撃退用具、あおり運転撲滅方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
あおり運転の被害に遭い、降車した直後に交通事故によって死亡するという取り返しのつかない事件が発生し、あおり運転は重大な社会問題となった。
そこで、「あおり運転は犯罪」との改正道路交通法による厳罰化が令和2年にスタートした。
また、あおり運転撲滅に関する広報が、警察庁ホームページ(非特許文献1参照)、リーフレット(非特許文献2参照)で行われているなど、様々な対策が講じられている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
警察庁ホームページ:「危険!あおり運転はやめましょう」
警察庁リーフレット:「あおり運転は犯罪!!」
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のとおり、様々な対策が講じられているものの、あおり運転は跡を絶たない状況にあり、重大事故の発生が懸念される。
あおり運転は、突如として襲ってくるため、大抵は冷静に対応することができないものと思料する。
突然の被害に遭っても、「あおり運転は犯罪」、「110番通報しよう」と冷静に判断して適切に対応することが極めて困難である。
したがって、冷静に適切に対応するための用具、及び降車せず、確実にあおり運転の加害者(以下、「加害者」という。)に警告するための用具を運転席まわりに常時車載しておく必要がある。
【0005】
そもそも、あおり運転そのものがなくならないのは、「110番通報は加害者が暴言を発してから」などや、「加害者を刺激せず、謝って立ち去って貰うのが最善策」などの加害行為を助長させるようなネット情報があげられていることが原因の一つでもあると考えられる。
さらなる原因として、「あおり運転に遭った際は、『躊躇せず110番通報する』という意識が全ドライバーに浸透していないこと」、及び「加害者に対して『警察へ通報したことを確実に伝える』用具等が提案されていないこと」などがあると考えられる。
【0006】
したがって、あおり運転の被害に突如遭遇した際、その被害に適切に対応し、さらに、降車せずに身体への重大な被害を防止するための用具の開発、その広範な普及等によるあおり運転そのものの撲滅方法が期待されるところである。
【0007】
本発明は、あおり運転の被害に遭った際、加害者や加害車両の同乗者に対して、「被害状況を警察へ通報した」との内容を車内から閉めきったガラス越しに確実に伝えることができる「あおり運転撃退用具(以下、「撃退用具」という。)」である。
本撃退用具は、安価で量産ができ、その形状、大きさから、常時、ドアポケット等の運転席まわりへ車載しておくことができ、万が一の際はすぐに使用でき、かつ、有効性が高いことを目標としたものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決して上記目標を達成するため、本発明に係る撃退用具は、常時運転席まわりに車載しておき、あおり運転に遭遇した際は、直ちに車内から加害者に提示して「警察へ通報したこと」などを伝え、降車することによる交通事故等での身体への重大な被害の予防を図ることが期待できることを特徴とする。
【0009】
本発明の概要を説明する。
本撃退用具は、文字・記号等を印刷等で表示できる平面を有する用具であり、加害者へ「警察へ通報したこと」を伝える内容を表示する面を1面以上備えている。
この加害者へ提示する面以外の他の面には、110番通報時の注意事項、通報要領等を表示することができる。
また、加害者へ提示する面には、「録画中」等の文字・絵柄等を表示して、現状を録画していることを伝えることで、加害者へのさらなる警告効果が期待できる。
【0010】
上記の加害者に提示する面を有していれば、その形状は、長方形、正方形、丸形等の何れでもよく、全体的な形状はシート状、プレート状でよい。
また、シート状、プレート状以外に、使用時において、三角柱、四角柱、円筒型等の立体型のものでもよく、その形状に制限はない。
(【0011】以降は省略されています)

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