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公開番号2024026341
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-28
出願番号2023208965,2022129500
出願日2023-12-12,2018-01-18
発明の名称装置及びプログラム等
出願人株式会社ユピテル,株式会社ユピテル鹿児島
代理人
主分類G06F 3/01 20060101AFI20240220BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザー又は他の機器において装置とのコミュニケーションを図る際の利便性を高める装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】音声出力をする機能と、ユーザーとのコミュニケーションを行う機能とを備えるロボット1であって、ロボット1は対話エンジンを用いてユーザーと対話し、対話と同時に直前にユーザーが発話した内容を文字列データに変換して表示部となるタッチパネル部7上に表示させる。これによってユーザーは自らが発話した内容の目視での確認ができることとなり、以後のコミュニケーションの修正や方向性に寄与する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
画面にロボットの顔の画像を表示してユーザとの対話を行う対話機能を備えるロボットであって、
対話の待ち受け画面として、時計を表示する画面を備え、
前記対話の待ち受け画面として表示した時計の背景に前記ロボットの顔の画像を薄く表示する機能を備えたロボット。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記ユーザとの対話時の画面には時計を表示せずにロボットの顔の画像を表示する機能を備えることを特徴とする請求項1に記載のロボット。
【請求項3】
前記ユーザとの対話時の画面に時計を表示せずに表示するロボットの顔の画像として開いた目の画像を表示する一方、
前記対話の待ち受け画面として表示した時計の背景に薄く表示するロボットの顔の画像として閉じた目の画像を表示する機能を備えること
を特徴とする請求項2に記載のロボット。
【請求項4】
前記ユーザとの対話時の画面として、ロボットの顔の画像を表示せずに、対話の内容を文字列でチャット画面として表示する画面に切り替える機能を備えること
を特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のロボット。
【請求項5】
前記ユーザとの対話時の画面として、ロボットの顔の画像を表示せずに、対話の内容を文字列でチャット画面として表示する画面の待ち受け画面として、ロボットの顔の画像を表示せずに時計を表示する画面へ移行する機能を備えること
を特徴とする請求項4に記載のロボット。
【請求項6】
請求項1から5のいずれかに記載のロボットの機能をコンピュータに実現させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えばコミュニケーション等を行う機能を備えた装置及びプログラム等に関するものである。
続きを表示(約 4,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、対話式のコミュニケーションロボットに関する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-000681号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来のコミュニケーションロボットは十分な能力を備えていないという課題があった。そこで従来よりも優れた能力を有する装置及びプログラム等を提供することを目的とする。
本願の発明の目的はこれに限定されず、本明細書および図面等に開示される構成の部分から奏する効果を得ることを目的とする構成についても分割出願・補正等により権利取得する意思を有する。例えば本明細書において「~できる」と記載した箇所を「~が課題で
ある」と読み替えた課題が本明細書には開示されている。課題はそれぞれ独立したものとして記載しているものであり、この課題を解決するための構成についても単独で分割出願・補正等により権利取得する意思を有する。課題が明細書の記載から黙字的に把握されるものであっても、本出願人は本明細書に記載の構成の一部を補正または分割出願にて特許請求の範囲とする意思を有する。またこれら独立の課題を組み合わせた課題も開示されている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(1)ユーザー又は他の機器の少なくともいずれか一方への出力情報の出力をすることでコミュニケーションを行う機能とを備える装置であって、前記コミュニケーションのための前記出力情報の生成を制御する機能又は前記コミュニケーションのための前記出力情報の出力を行うタイミングを制御する機能を備えるとよい。
このようにすれば、ユーザーまたは他の機器の少なくともいずれか一方は、生成が制御された出力情報又はタイミングが制御された出力情報の少なくともいずれか一方を得ることができる。従来よりも優れた装置を提供できる。
装置はコミュニケーションのための前記出力情報の生成を制御として例えばコミュニケーションに応じた出力情報を生成するとよい。このようにすれば特にユーザー又は他の機器において装置とのコミュニケーションを図る際の利便性が高まる。コミュニケーションはどのような出力情報を出力して行うようにしてもよいが、特に過去のコミュニケーションの履歴情報を記憶しておき当該履歴情報にも基いて行うとよい。また異なる複数のユーザーまたは他の機器とのコミュニケーションの履歴情報に基いて行うとよい。特に出力情報の出力は1の出力手段から行うようにしてもよいが、異なる複数の出力手段から可能な構成とし、これらのうちいずれかの出力手段を選択して出力を行うようにするとよい。出力手段としては例えば音声出力手段、表示手段、通信手段等とするとよい。コミュニケーションは、音声や目視あるいはそれら以外の五感、例えば触感にうったえコミュニケーションを図る構成としてもよい。
【0006】
「装置」は特に出力情報を音声出力をする機能を備えるとよい。このようにすれば、例えば音声を入力して動作するデバイスを制御できる。装置は、特にコミュニケーションするためのインターフェースを備え、コミュニケーションを実行するための判断手段を備えるとよい。
なお「装置」の構成の含まれる部分は複数の筺体で構成してもよいが、特に1つの筺体で構成するとよい。
また装置は、例えば、有線や無線を通じてネットワークにアクセスする機能を備えるシステムとするとよい。特に、例えば、スマートフォン、タブレット端末、スマートスピーカ、スマートカメラ等とするとよい。また、外観も限定されるものではないが、特に、いかにも他者とコミュニケーションをとるような装置とするとよい。特にロボットとするとよい。例えば人や動物を模したような、あるいは例えばそれら以外の擬人化した形態のロボットとすると特によい。
【0007】
装置は、コミュニケーションするための入力側のインターフェースを備えるとよく、例えばキーボードのような入力装置、例えば文字を読み込んでデータ化する光学文字認識(OCR:Optical character recognition)とのインターフェースでもよいが、入力側のインターフェースとして音声によるものを備えるとよい。音声によるものとしては、例えばマイクロフォンで電気信号に変換した音声信号に基づく音声データの取得する機能を備えるとよい。
出力側のインターフェースとして音声によるものを備えるとよく、例えばスピーカ装置、イヤフォン等がよい。出力側のインターフェースとして目視によるものを備えるとよく、例えば表示内容を変更可能なディスプレイを備えるとよく、例えば液晶ディスプレイ(LCD)、プラズマディスプレイ(PDP)、有機ELディスプレイ、ブラウン管等の表示
装置を備えるとよい。また、例えば印刷物による出力を備えるとよい。また特に出力側のインターフェースとして実際に動きを発生するものを備えるとよい。実際に動きを発生するものとしてアクチュエータを備えるとよい。例えばモータ等を備えるとよい。特に装置は実際に動きを発生する部材を備えるロボットとするとよい。装置は特に出力情報の出力を、実際に動きを発生する部材の動きとして行なうとよい。特に、出力側のインターフェースとしては音声によるものと目視によるものと実際に動きを発生するものをいずれも備えるとよい。
「ユーザー」は例えば装置を扱える人であって、一人でもよいが、複数人とするとよい。
「他の装置」は上記の装置の具体的な1つと例えば外観、機能等が同じであっても異なるものであってもよい。他の装置は音声出力をする機能を備えてなくともよい。音声出力機能を備えるとよい。また他の装置は音声入力をする機能を備えてなくともよいが音声入力機能を備えるとよい。
他の機器は、ネットワークにアクセスできない機器としてもよいが、ネットワークにアクセスできる機器とするとよい。特にインターネットにアクセスできる機器とするとよい。
出力情報は出力手段からある出力をさせる構成とするとよい。「ある出力」は、例えば外部に対する報知である。明らかな「報知」という形態でなくともそれによって結果的に何かの変化があったことだけでも「報知」と解釈できる。「ある出力」は必ずしも報知することを目的としたものでなくともよい。例えばなんらかの情報を有する、あるいはなんらの情報も有さない音や光の出力がよく、例えば何か物理的な量の変化、物の移動等がよい。
【0008】
(2)前記装置は、音声による前記コミュニケーションによって表示部での表示態様を変化させるように表示させる表示機能を備えているとよい。
【0009】
音声によってコミュニケーションを取る際に表示部に音声によるコミュニケーションとの関係で表示態様が変化させられるため、音声を目で見る表示に変更してコミュニケーションできることとなり、コミュニケーションを図る際の利便性が高まる。
「表示部」は、音声による前記コミュニケーションによって前記表示部での表示態様を変化させるように表示させるデバイスとするとよく、例えば液晶ディスプレイ(LCD)、プラズマディスプレイ(PDP)、有機ELディスプレイ、ブラウン管等のような表示装置がよい。特に表示部は装置に備えるとよい。
「音声による前記コミュニケーションによって表示部での表示態様を変化させるように表示させる」は、ユーザー又は他の機器の音声を表示部に表示させてその態様を変化させる場合と、装置自身の音声も表示部に表示させてその態様を変化させる場合のいずれか一方のみとしてもよいが、特に両方を備えるとよく、このときどちらか片方だけ表示させても両方とも表示させてもよいが、片方だけ表示させる状態と両方を表示させる状態との双方を備え、切り替え可能な構成とするとよい。例えば、片方だけ表示させる例としては下記実施の形態1のロボット1で顔画面S1が表示されている場合の態様であり、両方とも表示させる例としては下記実施の形態1のロボット1でチャット画面S2が表示されている場合の態様である。
表示態様としては、例えば音声との関係で画面を様々に変化させることとするとよく、例えば、音声によって表示画面に表示されたオブジェクトが動くようなアニメーションを実行させるとよい。例えば、音声の出力に伴って画像を変動させたり、音声の変化によって画像に他の画像を重ねたりするとよい。また、例えば、音声データを文字データに変換して表示させたりするとよい。その文字データの表示は音声の変化に応じて刻々と変化させるとよい。
音声による前記コミュニケーションは、前記出力情報の生成を制御する機能又は前記コミュニケーションのための前記出力情報の出力を行うタイミングを制御する機能によって
制御するとよく、特に前記コミュニケーションは前記出力情報の生成を制御する機能及び前記コミュニケーションのための前記出力情報の出力を行うタイミングを制御する機能によって制御するとよい。
また、表示部での表示態様を変化させる機能は、前記出力情報の生成を制御する機能又は前記コミュニケーションのための前記出力情報の出力を行うタイミングを制御する機能によって制御するとよく、特に前記コミュニケーションは前記出力情報の生成を制御する機能及び前記コミュニケーションのための前記出力情報の出力を行うタイミングを制御する機能によって制御するとよい。
以下(3)以降も同様に、装置からの出力を行なう構成については、前記出力情報の生成を制御する機能又は前記コミュニケーションのための前記出力情報の出力を行うタイミングを制御する機能によって制御するとよく、特に前記コミュニケーションは前記出力情報の生成を制御する機能及び前記コミュニケーションのための前記出力情報の出力を行うタイミングを制御する機能によって制御するとよい。
【0010】
(3)前記表示部での前記表示態様の変化は、前記ユーザー又は前記他の機器の少なくともいずれか一方の発話のみに基づく構成とするとことがよい。
(【0011】以降は省略されています)

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