TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024025823
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-26
出願番号2023211944,2022514737
出願日2023-12-15,2020-11-06
発明の名称圧縮機駆動装置用電気連結部を連結するためのアレンジメント、圧縮機駆動装置、及びアレンジメントの装着方法
出願人ハンオン システムズ
代理人弁理士法人共生国際特許事務所
主分類H01R 13/17 20060101AFI20240216BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】容易で時間を節約する方式で製造できる蒸気流体の電動圧縮機、特に電気モーターを駆動するための装置のための連結部を信頼でき、安全に電気的に連結するためのアレンジメントを提供する。
【解決手段】1つ以上の電気伝導性連結要素(13)及び軸方向に前連結要素(13)を装着するための、回路基板(12)内に固定された1つ以上の接触装置(15-1、15-2)を有する連結アレンジメント(9)を備える、特にハウジング(2)を通じて圧縮機駆動装置用電気連結部を連結するためのアレンジメントに関する。接触装置(15-1、15-2)は弾性的に変形可能なラメラ接触スプリングを有する1つ以上のスプリング接触要素を備えて、ラメラ接触スプリングは電気伝導性で前記連結要素(13)に接触する。
【選択図】図3a
特許請求の範囲【請求項1】
1つ以上の電気伝導性の連結要素(13)及び軸方向に前記連結要素(13)を装着するための、回路基板(12)内に固定された1つ以上の接触装置(15-1)を有する連結アレンジメント(9)を備えるアレンジメントとして、
前記接触装置(15-1)は弾性的に変形可能なラメラ接触スプリングを有する1つ以上のスプリング接触要素を備えて、前記ラメラ接触スプリングは前記連結要素(13)に電気伝導性を有して接触し、
前記接触装置(15-1)は第1接触要素(15-1a)及び前記第1接触要素(15-1a)と別途に形成される第2接触要素(15-1b)を有し、
中空シリンダー型接触スリーブとして形成される前記第1接触要素(15-1a)は半径方向に前記第2接触要素(15-1b)の外部表面に、前記第2接触要素(15-1b)が完全に囲まれる方式で配置され、
前記第2接触要素(15-1b)は弾性的に変形可能なラメラ接触スプリングを有するスプリング接触要素で形成されて、前記連結要素(13)を囲んで電気的接触を設定するように配置され、
前記第2接触要素(15-1b)は、軸方向に外側を向く端部面で半径方向内側に向かうロック装置(19)を備えて形成されることを特徴とするアレンジメント。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記第1接触要素(15-1a)は、それぞれ軸方向に延びてカラー(15a)で互いに連結される第1セクション及び第2セクションを有することを特徴とする請求項1に記載のアレンジメント。
【請求項3】
前記第1セクションは第1端部面から前記カラー(15a)まで延びて、前記第2セクションは第2端部面から前記カラー(15a)まで延びることを特徴とする請求項2に記載のアレンジメント。
【請求項4】
前記カラー(15a)は各セクションの外部表面越しに半径方向に突出するようにそして前記第1接触要素(15-1a)を完全に囲むように形成されることを特徴とする請求項2又は3に記載のアレンジメント。
【請求項5】
前記カラー(15a)は軸方向に配置された前記第1接触要素(15-1a)の縦軸に対して垂直に延びる平面に整列されることを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか一項に記載のアレンジメント。
【請求項6】
前記スプリング接触要素の前記ラメラ接触スプリングは前記接触装置(15-1)の軸方向にストリップ形状に形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のアレンジメント。
【請求項7】
前記ラメラ接触スプリングは互いに向き合って配置された端部で互いに連結されて、連結部はそれぞれ円形リングの形態に形成されることを特徴とする請求項6に記載のアレンジメント。
【請求項8】
構成要素の初期状態で、前記ラメラ接触スプリングは前記端部間の領域から半径方向に内側に、または外側に膨らんで形成されることを特徴とする請求項7に記載のアレンジメント。
【請求項9】
前記連結要素(13)はシリンダー形状のピン型プラグインコネクターに形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載のアレンジメント。
【請求項10】
前記連結要素(13)は円形シリンダー形状に形成されたことを特徴とする請求項9に記載のアレンジメント。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、圧縮機駆動装置用電気連結部を連結するためのアレンジメントに関する。本発明はまた、前記アレンジメントの装着方法及び蒸気流体、特に冷媒を圧縮するための圧縮機、特に電気モーターの駆動装置に関する。前記圧縮機は自動車空気調和システムの冷媒回路に用いることができる。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
冷媒圧縮機とも称される、冷媒回路を通じて冷媒を移送させるための従来技術で公知となった移動性アプリケーション、特に自動車空気調和システム用圧縮機は可変行程体積を有するピストン圧縮機またはスクロール圧縮機として形成される場合が多い。前記圧縮機はプーリ(pulley)を通じて駆動されるか電気的に駆動される。
【0003】
電動圧縮機は適切な圧縮機構を駆動するための電気モーターの他に前記電気モーターを駆動するためのインバータを備える。前記インバータは車両バッテリーの直流を交流に変換するために用いられ、前記交流は電気連結部により電気モーターに供給される。
【0004】
インバータは、電気モーターの連結部に電気的に連結するために、そしてそれによりインバータから電気モーターに電力を伝達するために、ピン(pin)で形成されたプラグインコネクター用プラグ連結部を有する。インバータの連結部は回路基板(PCB)に配置されることができる。
【0005】
通常的に、ガラス-金属グランド(gland)がハウジングを通じてプラグインコネクターを連結するのに用いられる。前記ガラス-金属グランドを製造する時、連結される全ての構成要素の公差が合算される。電気モーター及びインバータの連結部との電気的連結のためのプラグインコネクターの整列における大きい偏差が高い柔軟性と高い正確度を通じて補償されなければならない。
【0006】
現在使用可能な連結構成要素は公差発生を十分に補償せず、回路基板組立中に、特にプラグインコネクターを回路基板に連結する時発生する致命的な機械的張力により、プラグインコネクターはインバータの回路基板に直接連結されることができない。結果的に、プラグインコネクターは間接的に、例えばバスバー、ハンダ付けされた(soldered)、穿孔されて折り曲げられた部品、堅固なまたは柔軟な圧入要素またはクランプ、ねじ型円形アイレット(eyelet)、プラグフィット(plug-fit)システムまたは沿線を通じて回路基板に連結されなければならない。
【0007】
プラグインコネクターを回路基板に直接連結するために用いられ、従来技術で公知となった接触要素は圧入のために非常に精密な貫通開口の形成を必要とするか、追加工程段階として選択的にハンダ付けされる必要があるが、何れの場合でも費用が非常に高く、時間がかかる。
【0008】
WO 2015 146677 A1号には、圧縮アレンジメントを備える電気駆動式圧縮機、このような圧縮アレンジメントを駆動するための電気モーター及び電気モーターに電流を供給するためのインバータが開示される。前記電気モーターは回転子、固定子コアの端部に配置された電気絶縁性ボビンと前記ボビンに配置されたコイルを有する固定子、そしてプラグインコネクターとして形成されたピンを通じて前記コイルをインバータに電気的に連結するための連結部を有するコネクターハウジングを備える。インバータ側に整列されたプラグインコネクターの端部はジャッキ連結を通じてインバータに連結されている。
【0009】
結果的に、従来技術では多数の構成要素及び電気的転換点(transitionpoint)を有する非常に複雑なシステムが公知となっている。また、ねじまたはボルトのような要素がシステムから分離される危険がある。公知となったプレッシング技術である選択的ハンダ付け及びねじ連結は組立及び製造時追加的な時間を多く必要とする工程段階が必要である。また、組立中に、または作動中に、たびたび公差の構造的または熱的補償が保障されない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明の課題は、容易で時間を節約する方式で製造できる蒸気流体の電動圧縮機、特に電気モーターを駆動するための装置のための連結部を信頼でき、安全に電気的に連結するためのアレンジメントを提供することである。前記アレンジメントは製造費用を最小化するために、できるだけ少ない数の個別構成要素を備えて、また構造的に簡単に具現できなければならない。特に、前記アレンジメント及びそれによる前記装置の設計複雑性が最小化し、不正確性が除去されなければならない。また、前記アレンジメントはシステムの安全で最適の電気的連結が保障されるように形成されなければならない。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
テーブルタップ
8日前
個人
真空管回路
1日前
アルモテック株式会社
反射鏡
17日前
日星電気株式会社
電線被覆材
17日前
HOYA株式会社
光源装置
17日前
サンケン電気株式会社
半導体装置
2日前
株式会社GSユアサ
蓄電素子
1日前
株式会社GSユアサ
蓄電素子
1日前
沖電気工業株式会社
発光装置
19日前
株式会社大橋製作所
実装装置
1日前
株式会社GSユアサ
蓄電素子
1日前
オムロン株式会社
電源切替装置
17日前
オムロン株式会社
電源切替装置
17日前
京セラ株式会社
積層型電子部品
23日前
株式会社東京精密
ワーク加工方法
18日前
東レエンジニアリング株式会社
転写装置
23日前
日本無線株式会社
導波管接続構造
4日前
株式会社東京精密
ワーク加工方法
18日前
東レエンジニアリング株式会社
転写方法
2日前
矢崎総業株式会社
扁平電線
3日前
トヨタ自動車株式会社
積層型電池
18日前
三菱電機株式会社
半導体装置
1日前
富士電機株式会社
半導体装置
3日前
三菱電機株式会社
半導体装置
1日前
富士電機株式会社
半導体装置
3日前
富士電機株式会社
半導体装置
18日前
LWJ株式会社
可変ハンドスイッチ
19日前
三菱電機株式会社
半導体装置
9日前
株式会社東芝
高周波回路
10日前
上野精機株式会社
部品処理装置
19日前
富士電機株式会社
発電システム
10日前
マクセル株式会社
電気化学素子
1日前
トヨタ紡織株式会社
気液分離器
19日前
日亜化学工業株式会社
発光装置
19日前
帝国通信工業株式会社
固定抵抗器
18日前
ローム株式会社
面発光レーザ装置
3日前
続きを見る